声優・KENNさんが『トロールズ: シング・ダンス・ハグ!』を語る! まだまだ可能性のある作品で、毎週ワクワクできる作品に!
劇場版アニメ『シュレック』などのドリームワークス・アニメーションのテレビアニメシリーズ『トロールズ: シング・ダンス・ハグ!』(以下、本作)が、毎週水曜夕方5時55分からテレビ東京系6局ネットで好評放送中!
歌と踊りが大好きなヒロイン・ポピーが、まじめでちょっとシャイなブランチ、そしてトロール村の愉快な仲間たちと、日々巻き起こるさまざまなできごとを歌って、踊って、ハグして、前向きに乗り越えていく、子供から大人まで楽しめるストーリーで人気を集めています。
この度そんな劇場版の日本語吹替え版から、メインキャラクター・ブランチ役を引き続き務めているKENNさんのオフィシャルインタビューが到着しましたので、本稿にてご紹介します。
――映画版『トロールズ』から引き続き、ブランチ役を演じてみていかがでしたか。また、収録現場の雰囲気はいかがでしょうか?
ブランチ役・KENNさん(以下、KENN):今回もブランチを演じさせていただける事は本当に嬉しいです。劇場版とショートムービーではフルCGのアニメーション作品でしたが、今回のTVアニメーションでは2Dアニメーションとなりました。3Dと2Dでは表現方法が良い意味で違うと思いますので、2Dアニメーションならではの表現をどう演じさせて頂こうかとワクワクしながら収録に臨んでいます。
――“3D”と“2D”アニメーションの、具体的な違いを感じた部分はありましたか?
KENN:3Dアニメーションはリアリスティックな方向に寄っていると感じましたが、2Dアニメーションは可愛らしい雰囲気に仕上がっている事に気づきました。ブランチも映画版の時と比べて少し性格に変化があり、より表現が豊かになったように感じます。
――映画版から通して「みんなハッピーになる」ことがテーマとなっていますが、KENNさんは普段どんな時に"幸せ・ハッピー"を感じますか?
KENN:えー! ありすぎてわからないですね(笑)。美味しいご飯を食べたときですかね。あとは自分で料理をする事ですかね(笑)。お片付けをしながら料理をして、最後にお皿に盛りつけて自分の好みの味が100%再現できた時はすごくハッピーな気持ちになります。
――演じているブランチの魅力を是非教えてください。またご自身との共通点はありますか?
KENN:愉快なクラウド・ガイか、神経質で心配性なブランチかで言えば、ブランチに近いですかね。最近のエピソードだと、スマホのバッテリーが50%を切ると不安になってしまい、ブランチの様な心境になってしまいました。私はガジェットが好きなので、モバイルバッテリーやケーブルを持ち歩いているのですが、たまたまバックを変えてしまいバッテリーが入っていなかったりすると、かなり不安になりそわそわしてしまいます。(笑)
――ブランチがポピーに八つ当たりしてしまう様に、KENNさんは誰かに八つ当たりする事はありますか?
KENN:私が誰かに当たるってことですか(笑)!? 大人なのでなるべくそうしてないつもりですけどね(笑)。でも食べるのが大好きなので、お腹がすくとそわそわしてしまいますね(笑)
――『トロールズ』の中で、お気に入りキャラクターは何でしょうか?
KENN:以前はクーパーでしたが、今はスミッジがイチオシです。先日収録した回で、かなりスミッジの事が大好きになりました。スミッジは女の子なんですけど、声がすごく“グェ~~!”と低い音で男性に近い声が特徴なんです。劇場版では多く喋らないキャラクターでしたが、TVアニメ版では自己主張の強い、かなりクセのあるキャラクターだったことが判明するんですよ。
――KENNさんご自身が元気をもらえる、劇中のお気に入りの曲を教えて下さい。
KENN:名曲が沢山ある作品なので選ぶのが難しいですね…。一つ上げるとすれば、アニメ版のオープニングソング「Hair up 空へ!」ですね。すごく元気付けられる楽曲です。私達はいつもリハーサルビデオをチェックして、色々注意点等を台本に書き込んだりしてから本番に臨みます。リハーサルビデオを見る時に、いつも歌が原音で収録されているんです。この「Hair up 空へ!」を聞くと、“さあ、『トロールズ』の始まりだ!”という感じがして元気が湧いてきます。
アニメ版は収録が進んでいますが、かなり名曲揃いの作品なんです。私がお話の中で歌わせていただいた楽曲が、リミックスされて流れる事があるのですが、それも凄い楽しかったですね。全話に歌が登場するわけじゃないですが、かなりの楽曲が歌われます。
――歌のシーンはどのように収録されていますか? キャストの皆さんと合わせて歌っているのですか?
KENN:セリフを収録する時に一緒に歌う場合もありますし、後日スタジオでレコーディングする場合もあります。この作品に関してはいろんなやり方で、その都度工夫しながら録っています。
――ポピー役の清水さんといったキャスト達と共に歌う事が多いと思いますが、共演する上で工夫した点や、協力した事はございますか?
KENN:レコーディングは別々に収録する事が多いのですが、アフレコ現場では“この曲はこういうアプローチで行きましょう”とか、“感情も大事にして、表情だったり画の雰囲気だったり、シーンに合わせて歌い方のアプローチも変えていこう”とスタッフの方々のオーダーをお聞きしながらディスカッションさせていただいています。清水さんや、共に歌うキャストの方々とも、この様な形でコミュニケーションをとらせていただいています。
――この先のトロールズ達の冒険はどうなっていくのでしょうか? 作品を楽しみにしている皆さんに、見どころをお教えください。
KENN:私自身も観れば観るほど、『トロールズ』の世界観に引き込まれてしまうような魅力的な作品です。色々なジャンルのお話があり“次どんなのが来るんだろう? あ、こんなのが来た! 裏切られた! でも嬉しい!”という連続ばかりです。まだまだ可能性がたくさんある『トロールズ』なので、是非楽しんでワクワクしながら毎週待っていただければと思います!
テレビアニメ『トロールズ: シング・ダンス・ハグ!』作品情報
毎週水曜夕方5時55分からテレビ東京系6局ネットで好評放送中
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