『シュガー・ラッシュ:オンライン』小さくて四角い頭のキャラクターは何者?『アナ雪』エルサにダース・モールなどがカメオ出演!
人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、アーケード・ゲームのキャラクター ラルフとヴァネロペの冒険と友情を描いた大ヒット作『シュガー・ラッシュ』の最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12/21 公開)。
本作は作品の垣根を超えたディズニーキャラクターたちが豪華共演を果たし、様々なキャラクターたちの“カメオ出演”が大きな話題を呼んでいますが、よく見るとキャラクターの描かれ方が2種類あります。
ベイマックスや『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーはいつもの見慣れた姿だが、『アナと雪の女王』のエルサや『スター・ウォーズ』シリーズのダース・モールは二頭身ほどの小さくて四角い頭にデフォルメされた形で登場。
この違いは一体どういう意味があるのか……? 実は四角い頭のキャラクターたちは、インターネット上のアバターという設定とのこと!
また、本作はプリンセスでありレーサーのヴァネロペと、大親友の心優しいゲームの悪役キャラクターラルフが、ハンドルが壊れてしまったレースゲーム“シュガー・ラッシュ”の危機を救うために、インターネットの世界に飛び出すという物語。
ヴァネロペはインターネットの世界でディズニーキャラクターたちが集まるサイト「OH MY DISNEY!」に迷い込み、そこでディズニープリンセスたちをはじめさまざまなキャラクターたちと出会います。
実はインターネットの世界には、“ネットユーザー”(インターネット上の私たち)と“ネチズン”(ネット住人)という2種類の住人が存在します。ネットユーザーは私たちが現実世界でインターネットを使う時のアバターであり、ネチズンはインターネット上で暮らし、ウェブサイトに雇われているという設定です。
そのため、カメオ出演している四角い頭のエルサやダース・モールは“ネットユーザー”であり、二人もインターネットで「OH MY DISNEY!」を検索して見ているのかもしれない…?
そうした推測もディズニーファンにはたまらない裏設定ですが、ネットユーザーの中にはまだまだ知られざるカメオ出演しているキャラクターや人物が多数登場しているとのこと。一瞬でも見逃せない見どころ満載のシーンで、あなたはいくつカメオ出演を見つけられるでしょうか?
▼エルサとダース・モールが写っているかも……!?
そんなワクワクが詰まっているインターネットの世界ですが、フィル・ジョンストン監督は、ネチズンとネットユーザーという設定に2年以上の時間をかけたことを明かしています。
フィル監督は「ネチズンとネットユーザーを描く今の形になるまでは、とても難しく約2年かかったよ。今となっては単純な発想のようだけれど、すべてが意味をなすように作り上げるために、とても時間がかかったんだ」と、制作の裏側を披露。
アイデアだけでなく実は本作のキャラクター数は、前作に比べてネットユーザーはインターネット上に無数に存在するため、本作のキャラクターの数は前作に比べて約672倍の“15万以上”にも上ったとのこと。
キャラクター制作に携わったデイヴ・コモロフスキ氏は「相当な作業量になると確信したよ。前作『シュガー・ラッシュ』では223のキャラクターが出てきて、421のバリエーション数だった。『ズートピア』のキャラクター数は182だったので、15万という数字がいかに多いか分かるだろう。でもネットユーザーは実際にインターネットを使う私たちだから、同じキャラクターを二度見ることがないように描いたんだ。それが僕たちの狙いだったよ」と語っています。
製作陣たちのこだわりが詰まったキャラクターたち、そしてどんなキャラクターがカメオ出演しているのでしょうか? 見どころ満載の作品になっていることは間違いありません!
『ズートピア』に続きリッチ・ムーア監督は、インターネットを舞台にどんな感動を世界中にもたらすのか……。驚くべき運命が待ち受ける『シュガー・ラッシュ:オンライン』は12月21日(金)より全国公開です!
作品情報
■作品名:『シュガー・ラッシュ:オンライン』
■公開日:12月21日(金)全国公開
■全米公開日:11月21日(水)
■原題:Ralph Breaks the Internet: Wreck-It Ralph 2
■監督:リッチ・ムーア&フィル・ジョンストン
■製作:クラーク・スペンサー
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン