『トリカゴ スクラップマーチ』声優インタビュー第3回:タマキ役・末柄里恵さん│“残念美人のヤベー奴”は生足が魅力の脱ぎたがり!?
「ケモミミ娘x廃墟探索xおねだりバトル」の新基軸スマホRPG『トリカゴ スクラップマーチ』。プレイヤーは作中唯一の人間である少年として、様々な動物がモチーフの獣人(ケモミックス)と絆を深めながら、廃墟と化した東京の街を冒険します。
この度、アプリの配信に先駆けて2019年1月30日(水)にリリースされる主題歌CD『スクラップ・マーチング!』の発売を記念して、出演声優陣に連続インタビューを実施!
第3回はタマキ役の末柄里恵さん。作品やキャラクターの魅力をはじめ、“残念美人のヤベー奴”と称するタマキとしてレコーディングした主題歌『スクラップ・マーチング!』についてお伺いしました!
<インタビューバックナンバー>
□第1回:少年役・高橋李依さん
□第2回:エーコ役・富田美憂さん
タマキは残念美人で脱ぎたがりのヤベー奴!?
――最初に『トリカゴ』についてお話を聞いたときはどんな印象を受けましたか?
タマキ役・末柄里恵さん(以下、末柄):女の子たちがいっぱい出てきて面白そうだなと思いきや、なんとみんなケモミミが生えているじゃないかと! 可愛いじゃないかと!(笑) そんな第一印象だったんですけど、その見た目に加えて各キャラクターがこんなにも個性的だと思わなかったので、どんなアプリになるんだろうとワクワクしていました。
私がオーディションを受けたときから荒廃した街の設定もあったので、そこからどうやって物語が進んでいくのか。また、主人公が人間の男の子ということで、どうしてひとりだけ人間なのか、どうやって獣人と関わり合って進んでいくのかが気になりました。なぜ東京がこんな街並みになってしまったのか、今後描かれていていくのかが気になるポイントだと思います。あとこれはいい意味でですが、変態的なキャラクターもいるのでその点もかなり面白そうだと思いました(笑)。
――今回、末柄さんはうさぎの家兎がモチーフのタマキを演じられますが、キャラクターのイラストを見たときにどんな印象を受けましたか?
末柄:最初に見たときは美人さんだというイメージでした。個人的に女の子の足を見ることが好きなんですけど、タマキさんは生足が出てるじゃないか、と(笑)。そこは個人的なポイントに繋がっています。
ただ、設定資料をパッと見たら「お腹にお肉がついてきたマダオな残念美人」という文字が飛び込んできて「残念美人!? どんなところが!?」とビックリして(笑)。資料を読み込んでいったら、お酒が大好きな設定があって面白いなと思いました。そこからセリフを読んでいくと、次第にヤベー奴だなと(笑)。
▲タマキ(CV:末柄里恵)
――ヤベー奴ですか(笑)。
末柄:オーディションのときに、みんなが掛け合っているようなセリフがあったんです。みんなでワイワイしていたら、話の流れから誰かに「黙れ!」みたいなことを言われながらタマキさんが首を締められていたシーンがあったんです(笑)。タマキさんはこの後どうなってしまうんだろうと思いながら、この役が私に務まるのか心配になりました(笑)。
でもいざアフレコしてみると、楽しく演じさせていただくことができました。こういういい意味で突き抜けたキャラクターはなかなか演じる機会がなかったんですよね。これまでお姉さんキャラクターを演じさせていただく機会が多かったので、私の中の新たな扉を開けられるチャンスなのかなと思いましたし、あまり深く考え過ぎずにとりあえず楽しく演じさせていただくことをモットーに収録させていただきました。
台本の中のタマキさんは何事も始終楽しんでいる様子で、きっとポジティブという言葉が似合う子なんだろうなと。何を言われても「どうなってもいいんじゃない? 楽しく行こうよ!」という考え方のキャラクターだったので、その部分を大事にして演じるように心がけました。
――なるほど。ただ、ビジュアルと照らし合わせて残念美人というのは意外でした。
末柄:そうなんですよ! どちらかと言えば、メガネを掛けた知的なお姉さんのビジュアルなので、みんなを叱るタイプなのかなと思っていたら、むしろこの人が率先して場をかき乱すタイプのキャラクターで(笑)。
――タマキをはじめ、かなり個性的なキャラクターが多いですよね(笑)。富田美憂さんが演じられるエーコもテンション高めなキャラクターですし。
末柄:たしかにエーコちゃんもそうですね! みんな色々な方向で飛び抜けているんです。タマキさんはすぐに脱ごうとするし(笑)。「あ、いいの~?」「見ちゃう~?」みたいな感じで、みなさんに楽しんで頂けるようなウザ面白いお姉さんになるといいなと思いつつ演じさせていただきました。そして、生足もポイントです! これだけ生足を出してくれていますから……もうありがたいです(笑)。
――タマキの他に気になるキャラクターはいますか?
末柄:一緒に収録できていないキャラクターは気になりますね。こういったゲームやアプリは個々で収録していくケースが多いと思うので。その中で気になるキャラクターですが……ジェリコさんヤバいですよね(笑)。加隈亜衣さんとは別作品でご一緒させていただいた機会があったんですけど「まさかこういう役を演じられるとは!」という衝撃もありました。でも声を聴くとどうしてもくまちゃんだし、CVの欄を見てもやっぱり加隈って書いているし……衝撃的でした! きっとみんな驚くキャラクターかなと思います。
また、タマキさんのセリフを収録するときに主人公のセリフも書いてあったんですけど、実はまだちゃんと声を聴けていなくて。やっぱり少年も物語のキーになっていくと思いますし……もう気になるキャラクターだらけですね!
タマキのキャラクター性が詰まったワンフレーズとは?
――今回、本作の主題歌『スクラップ・マーチング!』もレコーディングされましたが、収録を終えた感想をお聞かせください。
末柄:もう……ハチャメチャ!(笑) この4人、少年とエーコ・タマキ・チクワで歌わせていただくことで、作品のカラー的にも明るい曲になるんだろうと思いましたし、きっとハチャメチャになるんだろうなと感じていたら想像以上でした!(笑) 主線のメロディの他にもガヤやセリフをたくさん収録していただいたので、そういった部分でもたくさん遊ばせていただきました。
きっと聴いてくださるお世話係(ユーザー)のみなさんにも一緒にノッていただいたり、歌っていただいたりして楽しんでいただけるのかなと思います。ちょっと大変だとは思いますが、どこかライブなどができれば盛り上がって楽しいんだろうなと思いました。
――合いの手やセリフも多くて、かなりライブ映えしそうな楽曲ですよね。
末柄:そうなんです! ただ、細かく歌詞が割り振られているのでその点は大変だぞと思いつつ、絶対に楽しいステージになると思います(笑)。また、タマキさんとして歌う上でどこまではっちゃけられるのか、タマキさんと私の戦いだと感じることもありました。
――歌の冒頭は「カン・コン・ガチャン・ドンガラガッシャン エンジョイ・収集デイズ!」というオノマトペから始まりますからね(笑)。
末柄:そこも突き抜けていますよね!(笑) 歌詞にもスキンシップやお世話係に対するみんなの切実な願いが込められていて、元気が出るような楽曲だと思いました。色々な要素が詰まっている気がしていて『トリカゴ』ってこういう愉快な世界なんだろうなと、想像をかきたてられるような一曲だと思います。
――主題歌でもありますし『トリカゴ』の自己紹介のような楽曲かもしれませんね。また、他のキャラソンと比べてキャラクターごとに細かく歌詞が割り振られている印象があります。
末柄:そうですよね。他の曲だと1番と2番、AメロとBメロなどで分かれているパターンが多いと思いますが、この曲は本当にバラバラなので、作品らしいゴチャゴチャ感がまた面白いと思いました。
――お気に入りのフレーズはありますか?
末柄:先ほども少しお話ししましたが、主人公の「ドッチにいったらイイの?」という問いかけに、タマキさんが「そんなのど~でもいいんじゃない?テキト~でオッケ~」と答えるフレーズのテキトー感が好きなんです(笑)。
――しかも、その部分はAメロの入りの歌詞ですからね(笑)。
末柄:そうなんです! 頭からこの歌詞なので、タマキさんというキャラクターがそのフレーズに詰まっているようで、本当に素敵な歌詞だなと思いました(笑)。さらにサビは明るい雰囲気かつ未来を見据えたような内容なので前向きになれますし、作中のスキンシップ要素も盛り込まれています。
サビの「新しい キセキに なっちゃうのかも? C’mon Nest!」というフレーズには言葉遊びも含まれていて、獣人たちが「私達の住処においでよ!」と言っている部分も面白いなと感じました。
――収録を通してどういったポイントが楽曲の聴きどころになると感じましたか?
末柄:本線のメロディとは別で収録したガヤをタマキさんとしてはっちゃけさせていただいたので、そこはぜひ聴いていただきたいポイントです! みんながどんなアプローチをしてくるのかも楽しみですし、きっと本当にマーチングのような賑やか過ぎるガヤになっているはずです。
もし、そこを聴き取れるようであれば、キャラクターごとに聴き分けていただければ嬉しいなと思います。本当に思い残すことがないように突き抜けたタマキさんで歌わせていただいたので、ぜひ注目していただきたいです!
>>アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
末柄さんがいつか飼いたい猫の条件とは?
――本作は様々な動物がモチーフの獣人たちが活躍しますが、動物は好きですか?
末柄:動物は大好きです! 中でも猫が1番好きで、つれないところが好きなんですよね。
――飼ってはいない?
末柄:飼ってはいないんですよ……! 今ちょうど飼おうか悩んでいるところで、養っていけるのか問題があるんですよね。寂しい思いをさせちゃうかもしれないので、今は友人の家に行った際に可愛がっています(笑)。
――今までも飼ったことはなく?
末柄:ないんですよね~。鳥とハムスターは飼ったことがあるんですけど、猫や犬くらいのサイズの動物を飼ったことがないので、いつか飼うことができたらいいなと思っています。癒やしがほしい!(笑)
――ちなみに富田さんはホワイトタイガーの赤ちゃんを飼いたいとおっしゃっていました。
末柄:すごいな!(笑) ただ、赤ちゃんのホワイトタイガーがめっちゃ可愛いのは分かります……! でもすごい大きくなっちゃうな~(笑)。
――(笑)。飼ってみたい猫の種類とかタイプはあるのでしょうか?
末柄:犬でもそうなんですけど、長毛種が大好きなんです。でも最近は短い子も可愛いなと思っているんです。というのも、知り合いが飼っている猫が毛の短い猫で、触れ合っているうちに可愛いなと思って! だから私に懐いてくれる子なら大好きです(笑)。
――だけども素っ気ない猫らしさが好き?
末柄:そうなんですよ! たまに見せる素っ気ないところがまた惹かれるポイントで、きっと飼っていたらたまらないでしょうね……!
――それでは最後にアプリのリリースやCDの発売を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
末柄:ニコニコ生放送で発表が行われてから、みなさんにはアプリの内容について色々な想像を膨らませていただいているかと思います。その場では続報を楽しみにしてね、という部分が多かったと思うので、そこからみなさんが膨らませていただいているイメージ通りなのか。それとも、もっとハチャメチャしていたり、驚きのシステムがあるのか。ゲームのプレイ動画のようなものは既に公開されているかと思いますが、それをもとに色々な想像を膨らませていただいて!
さらに獣人たちがどんなキャラクターなのかも想像していただきつつ、この『スクラップ・マーチング!』も込みで作品の世界観、そしてリリースを楽しみにしていただければなと思います。ぜひ、みんなを可愛がっていただけたら嬉しいです! タマキさん、お世話してあげてね!(笑)
――ありがとうございました。
[取材・文・撮影/鳥谷部宏平]
『トリカゴ』キャストインタビューバックナンバー
▼第1回:少年役・高橋李依さん│サラサラヘアー感を演技に乗せ、獣人(ケモミックス)たちとの距離を大切に
▼第2回:エーコ役・富田美憂さん│“テンションMAX富田”で収録した主題歌の手応えは?
リリース情報
・商品名:トリカゴ スクラップマーチ UNIT1 「スクラップ・マーチング!」
アーティスト:Bits & Pieces(主人公:CV.高橋李依、エーコ:CV.富田美憂、タマキ:CV.末柄里恵、チクワ:CV.藤田茜)
・発売日:2019年1月30日(水)発売予定
・価格:¥1,200(税抜)/¥1,296(税込)
・収録内容:
1.スクラップ・マーチング!
作詞:松井洋平 作曲:AstroNoteS
2.がらくた・とれじゃあ
作詞:松井洋平 作曲:AstroNoteS
3.スクラップ・マーチング! inst
4.がらくた・とれじゃあ inst
・初回特典:ゲーム内アイテム シリアルコード
※シリアルコード入力は、スマホアプリがPCで遊べるサービス「And App」からの入力に限ります
・発売・販売元:エイベックス・ピクチャーズ株式会社
※内容は変更の可能性がございます。
アプリ情報
タイトル:トリカゴ スクラップマーチ
対応OS:iOS/Android ※一部端末を除く
ジャンル:少年とケモミミ娘の終末探索RPG
価格:基本無料 ※アイテム課金あり
【ストーリー】
あなたが目覚めた場所は文明が崩壊した東京…
廃墟生活に休みなし!変わりきった東京を舞台に獣人たちと朝から晩まで駆け回り、崩れ行く東京に眠る「文明の遺物」を手に入れよう!
コントロール不能!?なおねだりパーティーで、指示を出すキミを振り回す、勝手気ままな仲間たち。十人十色のワガママ娘をキミならどうする?