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『遊佐浩二50thアニバーサリーCD「io」スペシャルイベント』昼の部レポート

鳥海浩輔さん、吉野裕行さん、安元洋貴さんと遊佐浩二さんの50周年をお祝い!『遊佐浩二50thアニバーサリーCD「io」スペシャルイベント』昼の部レポート

2018年12月2日(日)に、『遊佐浩二 50th Anniversary CD「io」スペシャルイベント』が一ツ橋ホールにて開催されました。

声優・遊佐浩二さんが生誕50周年を記念したドラマCD「io」。昼と夜の2回に分けて行われたイベントでは、ドラマCDに友情出演している鳥海浩輔さん、吉野裕行さん、安元洋貴さんも登壇。

CD制作時の思い出話から、ラジコンや紙飛行機を使ったバトル、朗読劇など豪華なメンバーによるコーナーが盛りだくさんでお届けされました。本稿では、【昼の部】の模様をお届けします!

いきなり始まったのは遊佐浩二、緊急記者会見!?

ブザーが会場に響きわたると幕が上がり、“遊佐浩二 緊急記者会見”がいきなりスタート! 中央に遊佐さんが会見に構え、鳥海さん、吉野さん、安元さんが記者役(!?)として真面目な顔でイスに座っている姿に、早速会場は爆笑の渦に包まれます。

「好きなお水は?」(鳥海さん)、「最近、髪の毛切ったんですけど、どうでしょう?」(吉野さん)、「メンチカツとコロッケの明確な違いは?」(安元さん)など、ドラマCDとは関係ない質問が次々と続き、戸惑いつつもきちんと答えようとする遊佐さん。

しかし、我慢の限界が来たのか、「うるさい!誰もCDのことを聞かない!」と一喝。すると、鳥海さんが「このイベントのタイトルを教えてください」と質問し、遊佐さんによるタイトルコールでスペシャルイベントがスタートしました!

MCを務める鷲崎健さんの進行で、再びキャスト陣がステージに登場。最初の挨拶では、遊佐さんの生誕50周年を祝うゲスト陣に、どこか遊佐さんも嬉しそうな表情を見せます。

最初の挨拶を終えると、ドラマCD「io」の制作について軽くトークすることに。「io」は遊佐さんの半生をラジオドラマ風でお届けしたもの。遊佐さん自身が、企画の話をもらったときに半生を振り返る内容にしたらいいのでは、と提案したそうです。

「io」は鷲崎さんも“コントCD”と呼ぶほど、遊佐さんの半生だけでなく、鳥海さん・吉野さん・安元さんも出演したブリッジコントなどバラエティー豊かな内容となっています。

「僕のことをよく知ってくれていて、むちゃぶりにも耐えてくれる人たちを厳選しました」と遊佐さんからの“ご指名”で選ばれたというゲスト3名。吉野さん曰く、“遊佐さんが1番パワーを発揮できる3人”だそうで、仲睦まじい雰囲気に客席もニヤニヤが止まりません。


▲吉野裕行さん
 
安元さんは遊佐さんから直々に指名されて嬉しかったと話し、鳥海さんはマネージャーから「(出演)いいですよね」と、すでに返事が決まっているかのように話されたと打ち明け、客席からも笑いが起こります。


▲安元洋貴さん
 
また、制作で「1番難しかったことは?」と聞かれた遊佐さんは、“少年時代”と回答。すでに、CDを聴かれている方はご存知の通り、キャスト陣の自由奔放ぶりが出ている内容になっています。

それぞれの出方を伺いながら収録を進めていったそうで、年齢を下げて演じると一緒に知能も下がってしまうことに苦戦したのだとか。

特に安元さんは低音ボイスの持ち主なので、本作の出演者で1番若手なのに(少年役としては)戦力にならなかったと、収録の思い出を楽しそうに振り返っていました。(ドラマCDで安元さんは先生役を務めています)

仲の良さが伺えるトーク内容に、笑顔に包まれる会場内。そんな裏話を披露しつつ、さまざまな企画が用意されているコーナーへと進みます!

1970年代〜1990年代の振り返りで少年のように目を輝かせるキャスト陣

最初にお届けするコーナーは「遊佐浩二ヒストリア」。ここでは、出演キャスト全員が40代ということで、昔に流行ったものを振り返りつつ、思い出を語っていきます。

まずは、<1970年代>。遊佐少年はラジコンにはまっていたそうです。お小遣いの話で軽いボケと軽いツッコミを繰り広げるキャストたち。そんな様子を見ていた鷲崎さんは、長年の付き合いだからこそできるやり取りだと笑い、客席も楽しそうにしてる4人の姿にニコニコ顔です。

ステージ上には、実際に1970年代に流行ったものが登場します。それぞれ気になるアイテムを手にしては、思い出を語り始めるキャスト陣。少年時代に戻ったように目を輝かせていたのが印象的でした。

続いては<1980年代>。遊佐さんは中学祝いでラジカセを買ってもらい、ラジオドラマをきっかけに声優を目指し始めたそうです。アニメから声優業界へ入る人が多い中、ラジオドラマという入り方は珍しいと話します。

また、深夜放送で流れる曲を録音していたのに、許可なしでお兄さんから上書きされていたという少年時代を打ち明けた遊佐さんは「長男キライ!」と一言。すると、その隣で聞いていた長男の鳥海さんと吉野さんが土下座するという展開になり、一気に笑いが沸き起こります。

また、1980年代には『ドラゴンクエスト』や『ビックリマン』『なめ猫』『チョロQ』などが流行しました。ステージ上に実物が登場すると、チョロQで遊び始める4名。「ファミコン」の話になると、それぞれが遊んでいた作品の名前が次々と登場し盛り上がるシーンもありました。

MCである鷲崎さんも夢中になって話に加わると止める人がいなくなり、遊佐さんから「僕らがこうなっちゃうから、君を呼んだんだよ(笑)」とツッコまれてしまいます。

最後は<1990年代>。遊佐さんは勝田声優学院などを経て、1993年に声優デビューを果たします。30歳のときにフリーランスとなった遊佐さん。現在ではフリーになる方が多いですが、当時は珍しかったそうでとにかく大変だったとのこと。フリーの裏話が次々と出てくる中、遊佐さんは“フリーランスの代表”ということでオチがつきます(笑)

1990年代に流行ったものが登場すると、大きな羽根が特徴的なジュリアナの扇子で遊び始める鳥海さん。実物を手にしながらも、バブル期の思い出を語り合い、さらにイベントは盛り上がりを見せていきました!

ラジコンと紙ひこうきでバトルがスタート!

続いての「コーちゃん、あそぼー」コーナーでは、キャスト陣が子供の頃に遊んでいたおもちゃを使ってバトルします! 第1回戦は1970年代に遊佐さん自身がはまっていた“ラジコン”を使って、ステージ上に作られた障害物レースでタイムを競うことに。

肩慣らしに1回練習することになりましたが、最初からつまずいたり、暴走したりとパニック状態。果たして、スムーズにコースを走り抜けることができるのでしょうか……。

1番手は安元さん。練習の段階でも4人の中で1番スムーズに操作をしていた安元さんは、なんと最初から11秒というタイムを叩き出します!

続いて挑戦した吉野さんは、スタートでつまずいてしまい……。コースとはまったく違う場所へと進んでいき、ほかのキャスト陣から「吉野さ〜〜〜んっ!」と叫ばれるシーンに会場は大爆笑。タイムは57秒という結果になってしまいました。

そして次に挑戦した鳥海さんも悪戦苦闘している様子。前輪が上がったり、ステージから落ちそうになったりするなど、ハプニングも起きつつ1分1秒でゴールしました。

最後の遊佐さんは、会場から応援されながら巧みな操作で障害物をクリアしていきます。最初は苦戦しながらも、安元さんのタイムと僅差の12秒でゴール! 惜しくも敗れてしまいましたが、表情は達成感に包まれていました。

そして、ラジコンバトルで見事勝利をおさめた安元さんには、大きなワニのぬいぐるみがプレゼント! 想像以上の大きさに、どんな反応をすればいいのか分からない安元さんの様子に、会場から笑いが沸き起こります。

ワニを横に並べて、自分と大きさを比べる吉野さんと安元さん。身長が1番高い安元さんよりも大きいサイズのワニに、お客さんもびっくりです。

面白い展開が続出の紙ひこうきバトル!

続いてのバトルは「紙ひこうき」! 用意された色々な種類の紙を使ってひこうきを作り、的へ投げて得点を競います。一生懸命に紙ひこうきを折るキャスト陣の姿は、まさにレアなシーン。「頑張れ〜!」と客席からも声援が送られていました。

赤の厚めの紙を使用した鳥海さんは、惜しくも的の前で落ちてしまいます。ダーツをイメージしたという吉野さんの紙ひこうきはミニサイズ。飛びそうな形をしていましたが、鳥海さんのように長くは飛びませんでした。

水色の紙ひこうきを作った遊佐さんは、最も的に近づいた結果に。1番折るのが大変なダンボールを使った安元さんは、助走をつけると的を超えて飛びすぎてしまいました。まさかの段ボールが1番飛んだということで、全員が驚きます。

再び挑戦するも思うようにいかず、何度も紙ひこうきを折り始めるキャスト陣。各々、自分で作った紙ひこうきを使っては的へと飛ばしますが、なかなかうまくいきません。

ステージ袖まで飛ばしてしまう安元さんや、合体型の紙ひこうきを作る鳥海さん、YouTubeで紙ひこうきの折り方を見ながら作る吉野さん、普通の紙が折りやすいと感激する遊佐さんなど、面白い展開にお腹が痛くなるほど笑いの連鎖が起こります。

最終的に、鳥海さんの不正サポート(!?)によって吉野さんが点数を獲得! 優勝賞品として、クリスマスツリーがプレゼントされました。

これからの季節にぴったりなアイテムですが、「ちょっと待って!(笑)」と予想だにしなかったプレゼントに慌てふためく吉野さん(笑)ワニの隣に並べては、紙ひこうきをツリーに飾り始めたりと楽しんでいるキャスト陣でした。

どこか癖になる「スタジオ2118」の朗読劇からエンディングへ

ここからは、朗読劇がスタート! ドラマCDに収録されている「スタジオ2118」(100年後のスタジオを題材にしたお話)のアフターストーリーがお届けされました。

老人になったキャスト陣の見事な演技に、早速笑いが止まりません。何と言っているのか分からなかったり、笑っている最中で咳が出たりと“老人”らしさを醸し出していきます。

しかし、マイクの前に立った瞬間、老人とは思えないイケメンボイスが! 普段の姿である老人と、マイクの前に立ち役に入るイケメンボイスのギャップに大爆笑です!

また、音響監督も兼ねる遊佐さんが「ヴィ」の発音を指摘すると、それぞれ発音を強調しすぎるという面白おかしいシーンもあり、4人の朗読劇に一気に引き込まれていきました。

もっと聞いていたい!と思えるほど面白い内容となっているので、 聴いたことがない方はぜひドラマCD「io」で元ネタの作品をチェックしてください♩

あっという間に「io」スペシャルイベントもエンディングの時間へ。「今回お届けしたすべてが遊佐浩二」と語る安元さんは、ポジティブな空気があふれている遊佐さんの魅力を改めて語ります。

吉野さんは一緒に作品を作れたことに嬉しさを感じ、未だに遊佐さんと初めて会った時のインパクトが忘れられないと話しました。

鳥海さんは、遊佐さんの生誕50周年に皆さんと過ごさせていただいたことにありがたみを感じ、改めて遊佐さんと会場の皆さんへお祝いを述べます。

最後に、いろいろな方に助けられてきたからこそ、この場に立つことができていると感謝を伝える遊佐さん。「これは通過点で、これからも新しい役に挑戦していきたいと思います。どんな役をやっていくのか見守っていただけると幸いです。」と幸せで満ちあふれた想いを届け、大きな拍手に包まれながらスペシャルイベントの幕が降りました。

遊佐さんがおっしゃる通り、これからどんな役を演じられるのか楽しみで胸が高鳴ります。また、現在、アニメイトタイムズでは、遊佐さんのWEBラジオ「新・オフィス遊佐浩二」が配信されていますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね♩

ラジオ配信ページはこちら

CD情報

遊佐浩二50th Anniversary CD「io」
発売日:2018年9月19日

初回限定盤

品番:PCCG-01723
価格:4,000円+税
仕様:特製デジパック、特製ブックレット、オリジナル三方背BOX
特典:特典映像、スペシャルイベントチケット優先販売申込券封入
★購入はコチラ
【アニメイトオンライン】【その他(音楽)】遊佐浩二/50th Anniversary CD「io」初回限定盤

きゃにめ限定盤

品番:SCCG-00027
価格:4,500円+税
仕様:特製デジパック、特製ブックレット、オリジナル三方背BOX
特典:特典映像+スペシャル映像、スペシャルイベントチケット優先販売申込券封入

※各盤ともジャケット絵柄が異なります。
※各盤とも「特典映像」は同一のものです。
※価格・仕様・特典など変更になる場合もございます。

収録内容               

1 プロローグ
2 ハッピーバースデー                  
3 少年時代
4 遊佐ぶらり・第1回
5 スーパーロボット・グレートブレイダー前編
6 学生時代
7 スーパーロボット・グレートブレイダー後編
8 遊佐ぶらり・第2回
9 通販BANBAN 
10 ホラー 遊佐浩二
11 四番ピッチャー・遊佐浩二
12 新人時代
13 遊佐ぶらり・第3回
14 スタジオ2118
15 エピローグ

映像特典

初回限定盤・きゃにめ限定盤共通:「io」Documentary?(出演者によるドキュメンタリー?映像)
きゃにめ限定盤のみ収録:おまけのスペシャル映像(出演者アフタートーク他)

※内容はすべてラジオドラマCDの形式となっております。歌唱はございません。
また予告なしに内容の変更もございます。予めご了承ください。

遊佐浩二50thAnniversaryCD公式サイト
遊佐浩二50thAnniversaryCD公式Twitter(@yusakoji_staff)

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