『アイドルマスター SideM 理由あってMini!』熊谷健太郎、 狩野 翔、 矢野奨吾が語る『ワケミニ』の魅力とは?『AGF2018』トークショーレポ&インタビュー
TVアニメ『アイドルマスター SideM 理由あってMini!(以下、ワケミニ)』のトークステージが、11月10日(土)、池袋サンシャインシティ・噴水広場広場ステージにて開催。熊谷健太郎さん(握野英雄役)、 狩野 翔さん(神谷幸広役)、 矢野奨吾さん(岡村直央役)らキャスト陣に加え、まんきゅう監督らが登壇しました。
本稿では、イベントレポートと合わせて、イベント終了後に実施したアフターインタビューもお届けします!
大喜利で大盛り上がり!
11月10日(土)、11日(日)の期間、東京・池袋で開催された『アニメイトガールズフェスティバル(以下、AGF2018)』。
『ワケミニ』ステージは、AGF2018噴水広場ステージのトップバッター。ステージ前の観覧席はもちろんのこと、2階、3階の自由観覧スペースまで超満員で埋め尽くされるなか、熊谷さん、狩野さん、矢野さんらキャスト陣が登壇。
会場が大歓声に包まれると、「お前たちは誰だって一人じゃないんだ(熊谷さん)」、「最高のおもてなしを披露しよう!(狩野さん)」、「うう……怖いけど、がんばります!(矢野さん)」とそれぞれが演じるキャラクターのセリフを交えつつ自己紹介。
これまで放送された回を振り返る“『ワケミニ』メモリー”のコーナーからは、まんきゅう監督を交えてトークを進行。
第1話目『ようこそ、315プロダクションへ!』を“Legenders”の歓迎会の回にしたことについて、「315プロダクションのアイドル全員を1話で見せるのにぴったりだった」と語ったまんきゅう監督。「全力で1話を使い切りました!」と満足いく1話になったことを伝えると、観客からも拍手が送られました。
また、第1話の歓迎会で披露された『DRIVE A LIVE』は、“Legenders”以外の43名が歌っているVer.の音源を使用しているとのこと。気付かなかった方は改めて聴いてみてほしいと“新たな見どころ”も明かしてくれました。
さらに、第4話『ようこそ、Café Paradeへ!』、第5話『ド・キ・ド・キ・輪んだーらんど』の視聴会も実施。
“Café Parade”の日常が描かれた第4話の収録では、「ようこそ、Café Paradeへ!」というお馴染みのセリフが揃わず苦労したという狩野さん。誰がズレているのかを探ってみたところ、「僕でしたね!」とまさかの狩野さん本人だったことが明らかになり会場は笑いに包まれました。
また、“もふもふえん”と“Beit”の合同ステージが描かれた第5話では、「“もふもふえん”の歌を歌えるのはすごい……」と両ユニットの可愛さを絶賛した熊谷さん。矢野さんは等身が小さいことで「いつもよりさらに可愛い“もふもふえん”になったと思います」と魅力をアピール。
まんきゅう監督は、“もふもふえん”だけでなく全体的に“可愛い演技になりがち問題”があると明かしつつも、「最終的には可愛ければいいかという結論になった」とコメント。これにはキャスト陣だけでなく、会場にいる観客も同意と言わんばかりにうなづく姿がありました。
続く“理由あって大喜利”コーナーでは、第2話『大喜利大会でにゃんす♪』にて“彩”と“DRAMATIC STARS”も挑戦していた大喜利にチャレンジ。
まんきゅう監督司会の下、「こんな〇〇はいやだ」というお題で大喜利を披露したキャスト陣。狩野さんは「(Café Paradeの経営において)人員削減」、熊谷さんは「英雄が通うお店でパンケーキのバターやメープルが有料オプションになる」、矢野さんは「直央がFacebookの創始者」と渾身の大喜利を披露すると、会場からは「いやだな~」と言わんばかりのリアクションが飛び交います。
そして、この日一番のリアクションを得た狩野さんが優勝の座に輝き、『電撃マオウ』にて「ワケミニ」原案コミックを連載しているスメラギ先生の直筆色紙が贈呈。狩野さんは「本当に嬉しい!」と大切そうに抱えて喜びをアピールしていました。
楽しい時間もあっという間。最後はキャスト陣から『ワケミニ』への思いが語られると、和やかに締めくくられました。
熊谷さん、狩野さん、矢野さんが語る『ワケミニ』の魅力とは?
――イベントお疲れ様でした! あっという間の40分でしたが終えてみていかがでしたか?
岡村直央役・矢野奨吾さん(以下、矢野):今回、僕自身としては初めてのAGF出演だったのですが楽しかったです。あっという間でした!
握野英雄役・熊谷健太郎さん(以下、熊谷):あっという間すぎて足りないくらいでしたね。もっと喋りたいことがあったし、ステージに居たかったです。そして、ステージに上がった時にたくさんのプロデューサーが居てくれて嬉しかったです。同時に最上階までびっしりだったのでちょっと緊張しました(笑)。
神谷幸広役・狩野 翔さん(以下、狩野):「えっ!もう終わり?」と思うくらいあっという間でした。40分という限られた時間でしたけれど、皆さんに楽しんで頂けたなら光栄です。360度プロデューサーに囲まれている状況もなかなかないので新鮮でした。
――大喜利も盛り上がっていましたね。
狩野:だってよ熊ちゃん!
熊谷:そうですね! いや……多くは言うまい……次回はもっと多くの拍手をいただけるように頑張ります!(補足:大喜利の面白さを観客の拍手で決めたところ、3人のなかで一番控えめな拍手がかえってきたのが熊谷さんでした)。
矢野:2人とも大喜利を書くスピードが速くて焦りました。狩野さんなんて時間ギリギリまで書いていたんですけど、最後に書いていたのが“八重歯”で。「えっ何を言おうとしてるんだろうこの人」ってすごく気になりました(笑)。
狩野:あれはね、“握野英雄の八重歯が実は差し歯”って書こうとしてた! もっと時間があれば披露したかったネタあったんだけどね。それこそ直央くんで考えてたやつ何だっけ?
矢野:“直央が仮想通貨で大儲け”です(笑)。直央くんは“インテリ属性”だからIT系をイメージしてみたんですけど、普段内気な男の子だからこのイメージがつくのはやっぱりちょっといやですよね(笑)。
――イベントではプロデューサーの皆さんと第4話、5話の振り返り上映も行われました。
狩野:(イベントの限られたステージ時間では)30分アニメだと1話全部を見ることはできないけれど、ショートアニメだからこそ一緒に見ることができたし、その上で感想を言い合うこともできた。なかなかないことだと思うので、贅沢なひと時だったなと思います。
矢野:5分で見れるアニメだからこその試みでしたよね。ひょっとするとまだプロデューサーでない方も見てくださったのかなって思うと嬉しいですし、これを機会に『ワケミニ』に興味を持ってくれたら嬉しいです。
熊谷:ステージの音響が自宅で見るものよい良質なので「あ、こんな音が入っていたんだ!」という発見もありました。できれば第6話の“FRAME”の登場回(イベント当時は未放送)もステージで見たいくらいです(笑)。
――TVアニメ『アイドルマスター SideM』の放送から約1年。『ワケミニ』の放送は多くのプロデューサーが心待ちにしていたことだと思います。放送されることを知った時はどのような思いでしたか?
矢野:純粋に嬉しかったです。『ワケミニ』は315プロダクションのメンバーの違った一面や思わぬペアでのやり取りが見ることができますし、2等身で描かれているというのが可愛い! 最初は「5分のなかでどれだけ表現しきれるんだろう?」と思う部分も正直あったのですが、いざ完成したものを見るとガッツリ彼らの魅力が詰まっていて。自分にとっても新たな発見があるアニメですし、5分なので何度でも見返しやすいアニメでもあるなと。1回目は見たいように見て、2回目、3回目で細かい部分を見ていくと「こんな部分があったのか!」とまた違った楽しみ方ができる作品になっていると思います。
狩野:昨年放送されたTVアニメ『アイドルマスター SideM』で、各ユニット・アイドルの魅力が色濃く描かれていたので、「5分アニメで何やるの?」というのが最初の印象でした。いざオンエアが始まると「5分でここまで描けるんだ!」って驚いたと同時にアニメの可能性に感動しましたね。
熊谷:(握野)英雄もそうだし、“FRAME”もそうだし、315プロダクションのメンバーもそうだけれど「誰のどんな部分が描かれるんだろう」とワクワクしていました。スメラギ先生の漫画の魅力、そしてアイドルたちの魅力が1話5分、全12話のなかでどれだけ描かれるのが楽しみですし、きっと皆さんの期待に答えられるような作品になっていることはこれまでのオンエアでもお伝えできているんじゃないかなと思います!
――『ワケミニ』における “もふもふえん” 、“Café Parade”、“FRAME”の見どころは?
矢野:“もふもふえん”は通常で「可愛い」のに、2等身になることで「また可愛い」。もう「どれだけ可愛いんだ!」って言いたくなるくらい可愛いんです(笑)。
第5話ではハチの衣装を披露しましたけれど、これは以前のゲーム内イベントでもふもふえんが着用した特別な衣装なので、その可愛さを存分に楽しんでいただければと思います。そして、第5話は“Beit”と一緒に“もふもふえん”の『もっふ・いんざぼっくす♪』をコラボしているのが見どころです!
狩野:各ユニットのどの部分を5分アニメのなかに落とし込むのかなと思っていたんですけど、“Café Parade”回は「まさにここがやりたかった!」という部分をやらせていただけたので、“Café Parade”がどんなユニットなのかを伝えることができる自己紹介のような回になっていると思います。
どうぞ“Café Parade”のおもてなしを受けているかのような思いで見ていただければ幸いです。
熊谷:まだ登場していないんですが(インタビューを実施したのは11月10日)、“FRAME”はこれからの季節に真っ向から対抗していきます! とにかく熱いです!
僕自身も「ここを描いてくれるんだ」と思うくらい楽しい回になっていましたし、“FRAME”と“あのユニット”が……ここから先はぜひともオンエアを楽しみにしていてください(笑)。
――最後に読者へのメッセージをお願いします。
矢野:毎回どのユニットが登場するんだろうというワクワクがありますし、自分がプロデュースしているユニットじゃない回であっても、「この子こんなキャラクターだったんだ!」という新たな一面もあると思います。『ワケミニ』を見て315プロダクションのメンバーをもっと好きになってくれたら嬉しいです。
狩野:5分で見ることができるので気軽に見やすいアニメだと思います。イベントでも「実はこんなシーンがあったんだよ」という話をさせていただいたのですが、何度も見ることで違った表情を楽しめると思います。
ぜひこれから見るプロデューサーの皆さんは、何度も、何度も、何度も見ていただいて! 可愛さに包まれて! 咀嚼するように楽しんでいただければと思います(笑)。
熊谷:英雄を演じさせていただいている身としては、12月のオンエアから登場するであろうインテリチームの楽曲も楽しみにしてほしいです。そして、まだまだ登場していないユニットも多いのですが、きっと各キャラクターの意外な一面や改めて実感する魅力を見ることができると思います。
5分のなかでキャラクターたちの可愛さをカジュアルに楽しんでいただくこともできるし、深いところをじっくり見ていただくこともできると思うので、余すところなく楽しんでいただければと思います!
――ありがとうございました!
[取材・文/河内香奈子]
商品情報
アニメイト特典はアニメ描き下ろしイラスト使用缶バッジ3個セット!
≪収録内容≫
◆本編
・全12話+特別版全3話
◆映像特典
・2018年11月10日(土)開催「AGF2018」内「アイドルマスター SideM 理由ワケあってMini!」トークステージダイジェスト(予定)
◆特典CD
・キャストトークを予定