映画『あした世界が終わるとしても』舞台挨拶をレポート! 梶裕貴さん&内田真礼さん&千本木彩花さんが高校時代のエピソードを披露!?
2019年1月20日(日)、新宿ピカデリーにて劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の先行上映会が行われました。ステージには主人公・真役の梶裕貴さん、真の幼馴染のヒロイン琴莉役の内田真礼さん、「もうひとつの日本」で琴莉と相対するコトコ役の千本木彩花さん、櫻木優平監督が登壇し、作品への想いや完成の喜びを語りました。
当日がちょうどセンター試験2日目ということで、登壇者がどのような高校生活を送っていたのかという質問も。梶さん、内田さん、千本木さんの高校時代の思い出のエピソードが飛び出すなど、舞台挨拶は大きな盛り上がりを見せていました。
ディスカッションがある現場が作品のリアリティに繋がった
劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の先行上映会は、4人の登壇者によるトークパートからスタート。チケットはなんと発売開始から5分で売り切れになってしまうほどで、作品に対する注目度の高さがうかがえます。
収録時から映像のクオリティが高くてキャラクターの表情・動きが分かりやすく、お芝居がしやすい状態だったと話すのは、主人公・真役を演じる梶さん。セリフのタイミングなど細かい表現の提案がその場で取り入れられるなどディスカッションがある現場で、作品のリアリティに繋がったと続けます。
内田さんもキャラクターの表情が細かく表現されており、演じやすかったとコメント。琴莉が真のことが好きという表現が細かく描かれていて嬉しく、観ている人の心にもきっと届くはずだと太鼓判を押します。
千本木さんはとにかく“効果音・音楽”に感動したと言い、ぜひ五感を使って大スクリーンで堪能して欲しい作品だと呼びかけました。
梶さん、内田さん、千本木さんが高校時代のエピソードを披露!
当日がちょうどセンター試験2日目ということで、登壇者がどのような高校生活を送っていたのかという質問も。
高校時代から声優の道を決めていた梶さんは養成所と演劇部に通っていたと話し、「あの頃は声優になることしか考えていなかった」と振り返ります。
内田さんは大好きなゲームで遊びつつ、アルバイトに励んでいたと言います。現在ではゲームショウに出演者側として参加でき、夢が叶って嬉しいと笑顔を見せてくれました。
千本木さんは「村人Aのような人生を送っていました」と冗談を飛ばしつつ、吹奏楽部でクラリネットの練習をしていたというエピソードを披露。梶さんが吹奏楽で嗜んだ教養があったからこそ本作の音楽の良さに気づいたんですね、とまとめると会場からは感心したような声があがりました。
最後に、梶さんが「アニメーションの新たな可能性を感じられるフィルムになっていると思います。本日はありがとうございました!」とコメントし、舞台挨拶は終了の時間を迎えました。
『あした世界が終わるとしても』は2019年1月25日(金)より公開となります。
[取材・写真・文/島中一郎]
作品情報
タイトル:あした世界が終わるとしても
公開日:2019年1月25日(金)
原作:クラフター
監督・脚本:櫻木優平
制作:クラフタースタジオ
製作:『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給:松竹メディア事業部