野島健児さん、佐倉綾音さん、塩谷直義監督登壇!『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』初日舞台挨拶レポート
1月25日(金)より映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』が公開となり、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた初日舞台挨拶にメインキャストである宜野座伸元役・野島健児さん、霜月美佳役・佐倉綾音さん、塩谷直義監督の3名が登壇。こちらではその模様のレポートをお届けしていきます!
主人公が宜野座、霜月となったことについて
塩谷監督:本作は劇場3作目の1作目です。霜月は常守と、宜野座は狡噛と比較される存在であり、過去に潜在犯を憎く思うという共通点がある。
その2人が今それぞれの立ち位置の中で事件と向き合いドラマが進んでいったら面白い作品になるのではと思い、この2人が主人公の作品をつくりました。
宜野座と霜月の成長譚が描かれていて、会話にも変化が見られたりして、そんなところもぜひご注目ください。
Case.1の見どころ
野島さん:TVアニメ一期の頃は霜月以上に、噛みついてないと自分が自分でなくなるようなすごいセンシティブな人格でしたが、時間の経過とともにシビュラシステムの価値観から解放されて、やっと自分自身の価値観で生きられるようになり、そんな一皮剥けたような変化も楽しんでいただければと思います。
佐倉さん:劇場版をご覧になった先輩から「霜月成長したね」と言われましたが、現在の霜月は、昔の宜野座さんのようなキャンキャンと吠える子犬のような存在なので、その子犬を、子犬から成長した宜野座さんが面倒を見てくださるというところが今作の見どころの1つだと思います。
最後のご挨拶
佐倉さん:すべては把握しきれないかもしれないですが、すごい作品に出会ってしまったと思っていただける作品に仕上がっています。監督がおっしゃっていたんですが、オープニング映像にしかけがあるそうなので、お気をつけてご覧ください。
野島さん:先ほども色んなお話をしましたが、本作を観て、自分の中の価値観が変わりました。沢山の情報が一気に押し寄せる作品ですので、全てを瞬きせずにご覧いただければと思います。一瞬たりとも逃さないように。今後公開するCase.2、Case.3も絶対観たくなる作品に仕上がっています。
塩谷監督:私もスタッフも作品に全てを込めました。Case.1、Case.2、Case.3を観たことによって、より広がりがみえる作品であると思いますので、ぜひシリーズ通してご覧いただけますと嬉しいです。
【関連記事】
映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』野島健児×佐倉綾音インタビュー
映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』関智一×塩谷直義監督インタビュー
『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』とは
正義は、歪んだ世界を照らす。
人間の心理状態を数値化し管理する近未来。犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。
2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2014年にTVアニメ第二期を放送、2015年に劇場版アニメを公開し、その世界観を広げてきた。
そして2019年――劇場版アニメ三部作としてその物語が動き始める。
これまでのシリーズと劇場版に参加したスタッフが再結集。塩谷直義が監督を務め、アニメーション制作はProduction I.Gが担当する。
Case.1の脚本は、『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮が担当。Case.2とCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真が担うことになった。
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。
犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。
これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰
2019年1月25日(金)より公開
■ストーリー
「今回は、私の事件ってことでいいですよね、センパイ」2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設 〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。
■キャスト
宜野座伸元:野島健児
霜月美佳:佐倉綾音
夜坂泉:弓場沙織
久々利武弥:平井祥恵
辻飼羌香:岡寛恵
松来ロジオン:小山力也
玄沢愛子:斉藤貴美子
能登耕二:多田野曜平
烏間明:中川慶一
常守朱:花澤香菜
須郷徹平:東地宏樹
雛河翔:櫻井孝宏
六合塚弥生:伊藤静
唐之杜志恩:沢城みゆき
■スタッフ
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:吉上亮
総作画監督:中村悟
作画監督:新野量太、古川良太、鈴木俊二、森田史、中村悟、諸貫哲朗
演出:黒川智之、下司泰弘
撮影監督:荒井栄児
3D:サブリメイション
色彩設計:上野詠美子
美術監督:草森秀一
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒
シリーズ原案:虚淵玄
キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G
配給:東宝映像事業部
PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.2 First Guardian
2019年2月15日(金)より公開
■ストーリー
「『フットスタンプ作戦』……あそこで、本当はいったいなにがあったんですか!」常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。
■キャスト
須郷徹平:東地宏樹
征陸智己:有本欽隆
青柳璃彩:浅野真澄
大友逸樹:てらそままさき
大友燐:大原さやか
狡噛慎也:関智一
宜野座伸元:野島健児
縢秀星:石田彰
六合塚弥生:伊藤静
唐之杜志恩:沢城みゆき
花城フレデリカ:本田貴子
常守朱:花澤香菜
霜月美佳:佐倉綾音
■スタッフ
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:深見真
総作画監督:阿部恒
作画監督:中村深雪、古川良太、阿部恒、諸貫哲朗
演出:下司泰弘
撮影監督:荒井栄児
3D:I.G3D
色彩設計:上野詠美子
美術監督:草森秀一
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、青木康浩
シリーズ原案:虚淵玄
キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G
配給:東宝映像事業部
PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__
2019年3月8日(金)より公開
■ストーリー
「わたしの、先生になってもらえませんか」2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。
■キャスト
狡噛慎也:関智一
テンジン・ワンチュク:諸星すみれ
花城フレデリカ:本田貴子
キンレイ・ドルジ:志村知幸
ギレルモ・ガルシア:磯部勉
ツェリン・グルン:高木渉
ジャン=マルセル・ベルモンド:鶴岡聡
■スタッフ
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:深見真
総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟
作画監督:中村深雪、古川良太、竹内知海、古川尚哉、市川美帆、黄瀬和哉、阿部恒、諸貫哲朗、新野量太、中村悟
演出:河野利幸、遠藤広隆
撮影監督:荒井栄児
3D:サブリメイション
色彩設計:上野詠美子
美術監督:草森秀一
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒
シリーズ原案:虚淵玄
キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G
配給:東宝映像事業部
(C)サイコパス製作委員会