『A.I.C.O. Incarnation』白石晴香さん、小林裕介さん、古川慎さん、村田太志さん、村田和也監督が登壇したBD発売記念イベントレポートが到着!
NETFLIXで全世界好評配信中のオリジナルバイオSFアクション『A.I.C.O. Incarnation』のBlu-ray Boxが、全2巻で発売決定となりました。
そして、2019年1月20日にはBlu-ray Boxの発売を記念し、第7話~第12話(最終話)上映のBlu-ray Box発売記念メインキャスト舞台挨拶付き上映会イベントを開催。
このたび、橘アイコ役・白石晴香さん、神崎雄哉役・小林裕介さん、相模芳彦役・古川慎さん、水瀬一樹役・村田太志さん、村田和也監督による、ステージの模様が到着しましたのでご紹介します。
(注)以下の文章の中には、物語のネタバレが含まれています。
第7話~第12話上映後、主演キャスト陣&監督が登壇!
「A.I.C.O. Incarnation」Blu-ray Boxの発売を記念して、2019年1月20日に新宿ピカデリーで2回目の舞台挨拶付き上映会が開催された。
今回は、物語の後半となる第7話~第12話(最終話)を上映。物語がエンディングを迎え、会場内が感動に包まれる中、主人公である橘 アイコ役の白石晴香さん、神崎雄哉役の小林裕介さん、相模芳彦役の古川慎さん、水瀬一樹役の村田太志さん、村田和也監督が登場。観客から大きな拍手が贈られた。
最初の挨拶では、前回イベントでの予告通り、小林さんが「さあ、始めようか」と会場内に呼びかけ、観客が「ウィルコー!」とコール。大いに盛り上がるなかトークイベントがスタート。
今回のイベントは最終話まで上映されたあとに行われたこともあり、物語の核心的な部分や終盤で明かされる真実なども含めたトークとなった。
白石さんは、今回の上映会で改めて本編を観て、物語の展開を知っているにも関わらず、第8話のあるシーンで泣いてしまったとのこと。また、アフレコでの印象的な出来事としては、複数の人格が存在したアイコの微妙な演じ分けを挙げた。
特に、終盤でふたりの人格のアイコ同士が会話する場面では、同時にひとりで二役を演じなければならず、台本のセリフをアイコの人格ごとに色分けしながらなんとか演じ切ったという。
小林さんは、最初のアフレコの際に、自分だけが村田監督から物語の核心に迫る秘密を聞いた、というエピソードを明かした。
その複雑な設定に「自分の頭がバーストした」とのこと。監督は「雄哉が知っているべきことはあらかじめ小林さんにも伝えておいた」とのことだが、小林さんはアフレコのたびにキャストの面々から「教えてくれよ!」と迫られたそうだ。そのおかげで、物語中の雄哉と同じく、“秘密を知る者”としての苦しみを味わったと告白した。
古川さんは、演じた相模について「任務を遂行するプロフェッショナルとしての姿に加え、終盤ではリーダーシップも発揮し、カッコ良いところが見せられて良かった」と評価。
設定年齢では自分より年下の相模の落ち着き振りや心の強さに感銘を受けたそうだ。小林さんが監督に秘密を聞いていたことについては、「ひとりだけ没入感が違っていて、なんだかズルい!」と感じていたものの、物語を最後まで観て、そのことに納得したという。
村田太志さんは、演じた一樹が作中でアイコが好きなことをアピールしまくっていたので、「もしや、これは死亡フラグなのでは?」と思っていたそう。アフレコが進むたびに「来週はいないのでは……」とヒヤヒヤしており、第8話が終了した時点で、キャストの間で「次は一樹」と噂になっていたそうだ。
ちなみに、村田さんは古川さんよりも年上だが、共演の際にはなぜか古川さんの下に付くポジションのキャラクターを演じることが多いそうで、一樹も演じやすかったと語った。
古川さん、村田太志さんは「A.I.C.O. Incarnation」のイベントに出演するのが初めてだったこともあり、物語の内容について村田監督を質問攻めにする場面もあった。
最後に、小林さんが「みんな、これからもA.I.C.O. を愛してくれ!」と呼びかけ、会場全体で「ウィルコー!」とコールバック。大盛況のなか、イベントは幕を閉じた。
キャスト&監督からのコメント
●白石晴香さん(橘 アイコ役)
収録が2年前ということで、私としても早く皆さんに観ていただきたかったです。いま観返すと、まるでタイムカプセルのようで(笑)、当時のことをいろいろと思い出します。
私としては、アイコのお父さんからのプレゼントが最後に重要な役割を果たすシーンが非常に印象的で、特に強く家族愛を感じました。あらためて、この作品をもっと多くの方に観ていただき、広がっていくといいな、と思いました。
●小林裕介さん(神崎雄哉役)
いろいろなところで言わせていただいているのですが、「A.I.C.O. Incarnation」は観方によって主人公が変わってくる作品だと思っています。
最初はアイコ、次に雄哉……といったように、視点を変えて何度も観るとそのたび感じるものが変わってくるのではないでしょうか。12話という話数のなかで、これだけ作り込まれ、物語が凝縮されて詰まっているのは、本当に凄いですね。
●古川慎さん(相模芳彦役)
物語はもちろんですが、迫力ある映像と練られた演出、音響も非常に素晴らしい作品だと思いますので、劇場の大きなスクリーンで観ることができた皆さんがうらやましいです。
我々の演じたキャラクターが物語のなかで何を思い、どう生きていくかを、皆さんにも感じ取っていただければ幸いです。
●村田太志さん(水瀬一樹役)
物語の舞台も現代の日本と大差なく、近い将来にこのようなことが起こりうると思えるリアリティに凄みを感じました。
この作品はNETFLIXで全世界配信されましたが、日本のアニメーションとして存分に誇れる作品になっていると思います。
●村田和也監督
最初に「A.I.C.O. Incarnation」の元になる話を考えてから15年以上が経ち、このような形で多くの方々に観ていただくことができて、嬉しく思っています。
本作は謎解き構造になっており、一度最後まで御覧いただいたら、第1話に戻って観直していただければ、また違った観方ができるはずです。ぜひ何度も観ていただきたいと思います。今後とも「A.I.C.O. Incarnation」をよろしくお願いします。
Blu-ray Box 特装限定版 全2巻が発売決定
2018年3月9日よりNetflixで全世界独占配信されている監督・村田和也(「翠星のガルガンティア」「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」)×制作・ボンズ( 「交響詩篇エウレカセブン」「僕のヒーローアカデミア」)のタッグで贈る、オリジナルバイオSFアクション「A.I.C.O. Incarnation」がBlu-ray BOX(全2巻)で発売決定致しました。
キャラクター原案:鳴子ハナハル氏による描き下ろし収納BOX付き
第1巻特典
【特典】
☆鳴子ハナハル描き下ろしコミックを収録した特製ブックレット(約100P)
☆鳴子ハナハル描き下ろし収納BOX
☆石野聡描き下ろしインナージャケット
【音声特典】
☆スタッフ&キャストオーディオコメンタリー
#1:村田和也、小林裕介、白石晴香
#4:小林裕介、白石晴香、村田太志、 名塚佳織
【映像特典】
☆PV集
※特典・仕様は変更になる場合がございます
BCXA-1403/18,000円(税抜)/本編147分+特典映像12分(予定)/6話収録/リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G/16:9
発売・販売元:バンダイナムコアーツ
第2巻(BCXA-1404)は2019年3月28日発売
【アニメイト特典】
鳴子ハナハル描き下ろしB2タペストリー(全巻購入)
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
※『【Blu-ray】A.I.C.O. Incarnation Blu-ray Box』 1~2を全巻ご購入頂いた方が対象となります。
BVC限定 Collector’s Edition
第1巻、第2巻をセットにし、特典を追加したBVC限定 Collector’s Editionも発売決定!
※Collector’s Editionはバンダイナムコアーツ公式通販サイト・バンダイビジュアルクラブ(BVC)の専売商品となります。
BVC限定 Blu-ray Box Collector‘s Edition (初回限定生産) 専用特典
☆原画集(32P)
☆BVC限定 特製BOX in BOX
BCXM-1403/38,000円(税抜)/(本編297分+特典15分)/12話収録/リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G×2枚/16:9/
日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)
※Collector’s Editionの専用特典以外の収録内容&仕様&特典はBlu-ray Box 特装限定版 第1巻(BCXA-1403)、第2巻(BCXA-1404)と共通です
○BVC:https://bvc.bandaivisual.co.jp/feature/293/
作品情報
2018年3月〜Netflixにて全世界好評配信中!!
『A.I.C.O. Incarnation』(全12話)
スタッフ
原作:BONES
監督:村田和也
シリーズ構成:野村祐一
キャラクター原案:鳴子ハナハル
キャラクターデザイン・総作画監督:石野 聡
コンセプトデザイン:岡田有章
メインメカニックデザイン:高倉武史
マターデザイン:三輪和宏
美術監督:東 潤一
色彩設計:岩沢れい子
CGIディレクター:太田光希
撮影監督:福田 光
編集:坂本久美子
音楽:岩代太郎
サウンド・プロデュース:UTAMARO Movement
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:TRUE
エンディング主題歌:白石晴香
音響監督:明田川仁
音響効果:古谷友二
アニメーション制作:ボンズ
キャスト
橘アイコ:白石晴香
神崎雄哉:小林裕介
相模芳彦:古川 慎
水瀬一樹:村田太志
芹 遙香:名塚佳織
三沢 楓:M・A・O
篠山大輔:竹内良太
白石真帆:茅野愛衣
黒瀬 進:大川 透
伊佐津恭介:子安武人
南原顕子:田中敦子
あらすじ
バイオテクノロジーが急速に発展した、近未来の日本――。
人工生体の研究中に起きた大事故“バースト”により、黒部峡谷一帯は暴走した人工生命体“マリグナント・マター”に侵蝕された。
その災厄から2年後の2037年。バーストで家族を失った15歳の少女・橘アイコは、謎を抱えた転校生・神崎雄哉と出会う。
彼はアイコの身体に隠された“秘密”と、それを解くことができる“鍵”の在り処を告げる。
「この災厄に終止符を打てるのは……君しかいないんだ」
運命に翻弄された少女が、辿り着く先とは――。
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