『Tokyo 7th シスターズ(ナナシス)』メモリアルライブ先行上映会をレポート|篠田みなみさんら声優陣と茂木伸太郎氏が注目して欲しいポイントとは!?
iOS/Android向けのアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ(ナナシス)』。いよいよ5周年の近づく本作のライブイベント「Tokyo 7th Sisters Memorial Live in NIPPON BUDOKAN“Melody in the Pocket”」のBlu-ray&DVDが、2019年2月20日(水)に発売となります。
この度、その発売1週間前となる2月13日(水)に新宿バルト9で先行上映会となる“Tokyo 7th Sisters Memorial Live in NIPPON BUDOKAN “Melody in the Pocket”」Screening Party!!”が行われましたので、本稿ではその前に行われたトークショーの模様を中心にレポートします。
登壇者は声優陣から春日部ハル役の篠田みなみさん、角森ロナ役の加隈亜衣さん、晴海シンジュ役の桑原由気さんに加え、本作の総監督を務める茂木伸太郎氏となります。イベントでは主に、ライブの裏側の出来事や、声優陣がステージに立っていた際の心境などをふんだんに語りました。
ライブの裏側にあった想いと拘り
MCはフリーアナウンサーの宮島咲良さんが担当。スーパー戦隊好きとして知られており、開演前の前説では篠田さんのリクエストで“ぼっち戦隊ミヤジマン”の名乗りを披露する一幕がありました。
これによって大盛り上がりの会場には学校帰りや仕事帰りの支配人たちが駆けつけており、出演者たちが呼びこまれると早速大きな歓声と拍手が巻き起こることに。
そうしてまずは会場に集まった支配人さんたちへ挨拶していくと、今日は武道館のあの日を思い出して一緒にメラメラとと言った具合にハルを思わせる挨拶で会場を盛り上げた篠田さんや、このイベントの翌日のバレンタインにかけて挨拶した加隈さんと会場をさらに盛り上げていく出演者たちが見られました。
茂木氏はこういった表の舞台に出る機会が1年ぶりくらいだったそうですが、今日これから上映される映像の最終チェックに、当初2時間のところ10時間くらいみっちり掛けたことを話していました。
トークパートへ移ると話題はもちろんメモリアルライブの感想に。声優陣3人の演じるキャラクターも所属しているユニット・777☆SISTERSにとっては約1年以上ぶりくらいのライブイベントだったそうで、篠田さんは当時を思い返すと日本武道館という場所に立てる感動があったとしていました。
続いて加隈さんからすごく熱かったという話が出ると、冒頭の3曲から練習の時の最大を超えていたことを明かしました。それでも支配人さんたちの顔がどんどんいい顔になっていくことがわかって、後半はハイになっていたのだとか。
会場の熱さという話題に付随してMCの宮島さんが既に映像をチェックしたことを明かすと、2曲目あたりからステージに立つ面々に玉の汗が浮かんでいたことを話しました。すると茂木氏が汗推しであることが桑原さんによって暴露される一幕が……!!
桑原さんが語るところによると、出演者のみなさんは女性だからこそ汗を嫌がるところはあるそうですが、茂木氏の汗が良いんだという言葉を信じてライブに臨んでいる部分があるのだとか。
茂木氏はライブはアドリブ込みでのリアルタイム感があるとしつつも、『ナナシス』については間や尺についても作り込みをしてきたと振り返りました。このイベントはその集大成になっているそうです。
当日の360度を観客に囲まれているステージについても話題になると、上から見るとまるで青空のようだった、青空に居たという気になる発言が。カメラについても凄く拘られているそうで、脚本を書いている時から決まっていたこともここで判明。
このほかには衣装のこだわりについても触れられました。くるっと回ったところを上から見た時にスカートが翻ってフワッと広がる様や、それによって柄が見えるなどは狙っていたのだとか。
桑原さんがみんなで円陣を組んで後ろを向いている時まではあまり緊張せず、ライブが始まった瞬間にやっぱりすごいと実感したこと話すと、一曲目から走馬灯のように色々なことが浮かんだことを明かしました。
そんな桑原さんのように映像で見ると涙ぐんでいる出演者が多かったそうで、ちょっとグッと来たとは茂木氏の談。この発言を受けて宮島さんが会場に綺麗だったかと尋ねると温かい拍手が溢れました。
ライブ前に行われた全体会についても振り返って行き、篠田さんがこのライブにおいてとても重要な役割が任されていたという話になると、登壇者のみなさんのトークにもさらに熱が篭って行きました。加隈さんによると篠田さんはイベントが終わってから初めて泣いたのだそう。
温かい気持ちで歌を届けられた「またあした」
武道館という大舞台でたったひとりで「またあした」を歌ったことについて、「3rd Anniversary Live 17'→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe」での「ハルカゼ~You were here~」のソロパートで震えていたことを振り返りつつ、今回はそれよりもっと長いという事で正直逃げ出しそうになったと話した篠田さん。
しかし、向き合ってくれる仲間と支えてくれるスタッフのおかげで本番は怖いものがなかったのだとか。また「声も震えるし、手も震えるかと思ったけれど、その瞬間は全然そんなことは無かった」「温かい空間で、自分も温かい気持ちでみなさんに歌を届けられた」と話すと、支配人さんたちから返ってきた拍手がすごく嬉しかったとも。
この話を受けた茂木さんは篠田さんに大変でしたよねと言葉をかけると、「今このタイミングで篠田さんにお任せして、やりたいなと思ったのは自分なので」とコメント。最後まで付き合うつもりだったと話すと、ゲネプロでその歌を聴いた時に篠田さんが自分の歌を歌ったと感じたそうです。
ここで再び篠田さんへと会場から拍手が贈られると、そんな篠田さんを迎える側の出演者たちについても触れられます。
加隈さんによると天堂寺ムスビを演じる高田憂希さんだけは篠田さんを招くのではなく何もせず見守っているそうなのですが、これは高田さんのこだわりなのだそうです。ライブの一週間くらい前の練習の時に、高田さんから茂木氏にこうしたいと相談があったのだとか。
そして登壇者のみなさんから注目して欲しい所に言及がありました。篠田さんがみんなの表情だと話すと、加隈さんは会場が360度だからの見せ方やこれまで積み重ねてきたものを感じ取れるところ、桑原さんが残っている当日の温度感だと話しました。
最後に茂木氏がふたつ、殆ど修正していないという篠田さんがみんなと歌った会場が青空になった瞬間、そして「スタートライン」前の12人ひとりひとりのセリフだとしたところで、イベント終了の時間となりました。
遂に発売となる「Tokyo 7th Sisters Memorial Live in NIPPON BUDOKAN“Melody in the Pocket”」のBlu-ray&DVD! ぜひとも購入して、あの日の感動と熱を自宅でも楽しみましょう!
[取材・文/胃の上心臓]
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Tokyo 7th シスターズ(トーキョーセブンスシスターズ)ゲーム概要
配信形式:スマートフォン(iOS、Android)向けアプリ
ジャンル:アイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム
対応OS:iOS6 以降Android 4.0.3以降