新作アプリ『星鳴エコーズ』望島瑞雲役・緑川光さんインタビュー【後編】|「リブラ」はそれぞれが補い合っているチーム
2019年春リリース予定の育成シミュレーションゲーム『星鳴エコーズ』。本作は、『夢王国と眠れる100人の王子様』『茜さすセカイでキミと詠う』を手がけるジークレストの完全新作です。
人々の社会・生活・命を脅かす塔“フラグメントタワー”を消し去る力を持つ“セプター”の育成教育機関「星鳴学園」。プレイヤーは教師となり、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。キャラクター同士の関わり×プレイヤーとキャラクターの関わりという2軸でストーリーが展開されていきます。
リリース前に先がけて、本作に登場する個性的なキャラクターを務める声優陣にインタビュー! 今回は、望島 瑞雲役・緑川光さんにお話を伺いました。
望島 瑞雲(ぼうしま ずいうん)は、第25学生塔破隊“リブラ”の隊長を務め、チームメイトの後輩女子をお父さんのように見守る優しいキャラクターです。
インタビュー後半となる本稿では、緑川さん自身が演じられた瑞雲や、“隊長”を務めるチーム「リブラ」に対する印象、ご自身が学生時代に“共鳴したこと”など、たっぷりとお伺いしました。ぜひ最後までご覧ください。
緑川さん自身、ゲームへの期待値が高まる要素とは?
ーーまずは、本編を収録された感想をネタバレしない程度で教えてください。
緑川光さん(以下、緑川):僕が演じさせていただいた瑞雲は、設定にあった通りの子だなと思いました。ただ、部活は1人だけなんだ……と(笑)
ーーそうですね、瑞雲くんが入部しているボランティア部は自分1人だけなんです。
緑川:普通に考えたら(1人では)やる気が起きないですよね。あと、1〜2人いてもいいんじゃないないかな(笑) でも、プレイヤーとなる先生と一緒に活動しているシーンは、微笑ましかったです。
ーーえ! 瑞雲くんと一緒に部活動できるんですね! 『星鳴エコーズ』にの世界観に触れて、どのような印象を受けられましたか?
緑川:(ボリュームが大きすぎて)よく分からないという印象が本音です。普通のゲームとは違うという紹介を受けていたので、強い興味を引かれました。
どういうジャンルのゲームになるのか分かっていなかったので、どんな風に展開していくんだろう?と思いながら収録をしていました。
(制作スタッフへ)どんなジャンルになるんですか?
(説明を受ける緑川さん。『星鳴エコーズ』はコマンド系の育成シミュレーションゲームで、基本はオートバトルなのだそうです)
緑川:今、ある程度オートをつけておかないと(ユーザーが)逃げてしまいますからね。でも、すべてオートにしちゃうと飽きられる。そのさじ加減が難しいですよね。
ーーさすが、ゲーマーとして知られる緑川さん! 目の付け所が違います。
緑川:確か、ジークレストさんは「セルフィ」(※1)を運営されていましたよね? もしかして、その要素も『星鳴エコーズ』に入ったりするのでしょうか。
※1:ジークレストが開発し、2006年にリリースしたオリジナルアバターのこと。PC版の「@games」とスマートフォン版の「ポケットランド」を運営するほか、同アバターを使用した複数のサービスを展開している。
ーー制作スタッフの話によると、セルフィシリーズのアートディレクターが、『星鳴エコーズ』のキャラクターデザインを担当されているそうです。ルーム機能もあるとのことですよ。
緑川:おお! 僕、「セルフィ」がすごく好きで、すごく課金していたときがありました。羽や洋服のデザインがものすごくセンスが素晴らしくて……もう全部欲しい!
一同:(笑)
緑川:なので、新しくリリースされる『星鳴エコーズ』にも反映されているのは、個人的に嬉しいですし、楽しみでもありますね。これはもう、完全に“沼”にはまるケース(笑)
ーー(笑)緑川さんの注目ポイントは、アバター機能ですね!
緑川:そうですね。センスがいいものだから欲しいと思わせられるところが素晴らしい。妙に動きがついていると欲しくてたまらなくなります(笑)
そもそもキャラクターがかわいいのは分かりきっているので、僕が知っている「セルフィ」の様にジークレストさんが力を入れてきたら、さらにはまる予感がします。
やっぱり自分のチームがかわいい
ーー緑川さんが演じる望島瑞雲は、チーム「リブラ」の隊長です。実際に演じられて、どのようなキャラクターだと思いましたか?
緑川:癒し系で、今日ラジオ収録で坂くんに聞いた“カップ”(回復と支援の力を持つ、サポート型のポジション)そのままのキャラクターです。
収録では、まったりしている感じを出すために、普段よりもゆっくり喋りました。気をつけていないと速いペースで話してしまうので。
ーー瑞雲くんはずっと落ち着いている感じなのでしょうか?
緑川:基本は落ち着いています。みんなで会議をやっているときはキリッとしていたような気がしますが、積極的に何かをするというタイプではないです。
みんなの話を聞いてまとめたり意見をしたりすることはあります。でも、「俺についてこい!」というところはなく……“隊長”でいいのかな?と(笑)
ーーでは、瑞雲くんに感じる隊長としての要素とは?
緑川:“隊長”として必要な要素はいろいろあるので、瑞雲くんにもその要素があると思いますが、「リブラ」のチームはバランスがいい。それぞれ補い合っているチームだと感じました。
▼「リブラ」チーム紹介PV
ーー最初、チーム「リブラ」を見て感じたことはありましたか?
緑川:「僕以外、全員女性なんだ」と(笑)全員が男性というケースはありますが、僕だけが男性キャラというのは初です。
女性ユーザー向けで恋愛要素があるものは、男性キャラだけしか出てきませんが、『星鳴エコーズ』は女性キャラも出てくるので、そのキャラクター配分が面白いと思います。
今はほかのチームが分からないので、ゲームが配信されたら、自分のチームと比較してみたいですね。
ーー比較すると、さらにチームの特徴が分かりそうですよね。
緑川:そうですね。チーム「リブラ」は瑞雲くんが真ん中にいることで、まわっているんだろうなと思います。「頼りないからちょっと頑張ろう」と思っているところもありますし。
だからこそ、チームとしての結束力があり、それがチームのカラーになるのかな、と。
ーー瑞雲くんは女の子3人を保護者のように見守りますが、チーム内の交流について少し教えていただければ。
緑川:普通に波長が合って会話しているので、女性だからといって変に意識しているということはありません。この人はこういう感じだから、と無意識のうちに、ごく自然と接しているんだと思います。
ーーちなみに、気になるキャラクターはいましたか?
緑川:やっぱり自分のチームがかわいいですよね。個人的に、1番落ち着きそうなパメラ(CV:早見沙織)が気になります。
ーーその理由は?
緑川:ほかの2人と比べると、一緒にいて気楽でいられるかな、と(笑)
一同:(笑)
ーーパメラはクールな印象があります。
緑川:クールですけど、最初のところをクリアすれば落ち着くと思います。最初は壁を作るタイプかな?と思います。少しずつ交流するたびに、そのあたりが柔らかくなっていって。
でも、僕自身が思ったことなので、プレイされる皆さんはほかの印象を受けられるかもしれません。
ーーほかの2人、分道多希(CV:春野杏)と彩坂るん(CV:高橋未奈美)はいかがですか?
緑川:ちょっと疲れるかな(笑)
一同:(笑)
緑川:僕は割と瑞雲くんタイプなので、元気すぎるというか。「ちょっと間に合っています」という感じです(笑)
中学生時代、先生からの言葉に共鳴した
ーー『星鳴エコーズ』はプレイヤーが教師になって「星鳴学園」で生徒と交流していくという“響きあう共鳴の物語”をテーマにしていますが、緑川さん自身、学園生活で“共鳴したなぁ〜!”と感じたエピソードがあれば教えてください。
緑川:共鳴とは少し違うかもしれませんが、中学生の頃、女子を中心に先生や友達にプロフィール帳が流行っていたんです。僕も書いてもらったりしていて、先生からの言葉に感動しました。
実は、僕の「緑川光」という名前があまり好きではなかったのですが、先生がイラスト付きで「先生は大自然の緑や川や光が大好きです」と書いてあって。
その言葉とイラストを目にした瞬間、一気に大自然のイメージが膨らんだんです。自分の名前をそのように見たことがなかったので、「素敵かもしれない」「僕の名前は大自然なんだ!」と思った瞬間でした。
ーー素敵なお話です。見方を変えるだけでがらりと印象も変わるんですね。
緑川:未だに覚えているので、それだけ衝撃を受けたんだと思います。5月生まれということもあり、より先生の言葉が響いたんじゃないかな。
ーー最後になりますが、アプリのリリースを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
緑川:今、みなさんに楽しんでいただけるように、スタッフさんが必死で調整をしていることと思います。
せっかくリリースされるからには1、2年で終わるのではなく、長く続いてほしいと思いますので、ぜひお手に取ってみてください。
そして、実際にプレイしてみて、「こうして欲しいな」と意見をどんどん送っていただけたら、どんどん良いものに育っていくのではないかなと思います。
そのためには、プレイしていただかないといけないので。少しでもプレイして気に入っていただけたらとても嬉しいです。ぜひよろしくお願いいたします。
ーーありがとうございました!
[取材・文/福室美綺 写真/佐藤ポン]
事前登録情報
2月20日(水)より、事前登録が絶賛受付中です。
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アプリ『星鳴エコーズ』作品情報
あらすじ
人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔フラグメントタワー”を消し去る力を持つ『セプター』セプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在『共鳴者』その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ることがあなたの役目。セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台にあなたと、生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。
概要
タイトル:星鳴エコーズ(ほしなりえこーず) ジャンル:『共鳴』育成シミュレーションゲーム 配信開始日:2019 年春(予定) iOS 版/Google Play 版 価格:基本プレイ無料(一部アイテム課金制) 対応 OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります)
制作スタッフ
原作/開発/運営:ジークレスト シナリオ・キャラクター原案:サウザンドスクリプト メインストーリー:宮沢龍生、高橋弥七郎 生徒ストーリー・相関ストーリー:五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、 来楽零 ※五十音順 メインキャラクターイラスト原案:キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、Tiv、TCB、雪広うたこ ※五十音順 キーキャラクターイラスト原案:高屋奈月 塔コンセプトアート:TAKORASU 音楽:佐橋俊彦
キャスト
阿澄佳奈、市ノ瀬加那、江口拓也、逢坂良太、岡本信彦、置鮎龍太郎、小野友樹、木村良平、熊谷健太郎、小林大紀、小松昌平、近藤玲奈、斉藤壮馬、櫻井孝宏、佐藤拓也、佐藤利奈、島﨑信長、白井悠介、杉田智和、鈴木達央、芹澤優、高橋未奈美、丹下桜、中村悠一、西山宏太朗、花江夏樹、早見沙織、春野杏、坂泰斗、日野聡、堀江瞬、前野智昭、M・A・O、緑川光、皆川純子 ※五十音順