【AJ2019】小林裕介さん、古川慎さん、市ノ瀬加那さん、中村悠一さんが石化した時代で奮闘! TVアニメ『Dr.STONE』スペシャルステージイベントをレポート
2019年3月23日(土)と24日(日)に開催中の最大級アニメイベント「AnimeJapan 2019」。2日目となる24日(日)のOASIS GREENステージでは、2019年7月から放送スタートのTVアニメ『Dr.STONE』のスペシャルステージイベントが開催されました。
本作は、現在、「週刊少年ジャンプ」で連載中。全人類が石化した数千年後の世界でゼロから文明を作り出す、ジャンプ×科学×クラフト=最強冒険譚(アドベンチャー)です。
今回のステージイベントには、千空役・小林裕介さん、大木大樹役・古川慎さん、小川杠役・市ノ瀬加那さん、獅子王司役・中村悠一さんが登壇。石化した時代で何もないところから生み出す『Dr.STONE』ならではの見どころや、キャラクターデザインなどについて語り合います!
原作ファンはもちろんのこと、初めて作品に触れる方もぜひご覧ください!
キャラクターが動くPVで“見どころ”を解説!
朝1番のステージにも関わらず、大きな拍手に包まれながらキャストの4名が元気に登場!
それぞれの挨拶が終わると、小林さんの司会進行でステージがスタートします。原作を読んでいる方もちらほらいらっしゃいましたが、初めてご覧になる方も多い模様。
去年のジャンプフェスタで小林さんと古川さんがブースイベントを行いましたが、市ノ瀬さんと中村さんは今回のステージが初めてです。
『Dr.STONE』が第64回小学館漫画賞少年漫画部門を受賞したこともあり、喜び合うキャスト陣。初めて作品を触れる方や、会場に集まった少年たちに対して、中村さんが男前な発言放ったりと盛り上がります。
そんな中、本作品の見どころ紹介へ。ステージの画面に<石の世界(ストーンワールド)編>のPVが流れました。
▼<石の世界(ストーンワールド)編>
ついにキャラクターたちが動き始めたPVを見て小林さんも大興奮。このPVで初めてアニメーションにアフレコしたという古川さんは、演じる大樹の台本に「!」(ビックリマーク)がとても多かったとのこと。
実際に、その通りに演じてみたら、酸欠状態になり、改めて身体機能も高めなければならないと思ったのだそうです。
また、市ノ瀬さんと中村さんもオーディション以降、初めて声を吹き込んだのがこのPV。市ノ瀬さん曰く、オーディションからだいぶ時間が経過したこともあり、不安な気持ちがありつつも、自分から出てきたものを素直に演じさせていただいたと話しました。
市ノ瀬さんと小林さんは今回の作品で初めてお会いしたそうで、繰り広げられる“楽屋トーク”に中村さんがツッコミ、笑いが起こります。
そんな中村さんは、原作を深く読み込んでいないままオーディションを受け、探り探りで演じたのだそう。本アフレコに入る前に、改めてキャラクターを練り直し、収録でいろいろ考えさせられるところがあると話しました。
キャラクターデザインにもオシャレ部分が隠れている!
そして改めて、世界観をご紹介。本作は、全人類が謎の現象により一瞬で石化して数千年。小林さん演じる千空が目覚めるところから始まり、仲間たちと“科学”の力でゼロから時代を作り上げるという膨大なストーリーです。
個性的なキャラクターがアニメーションになって、さらに濃くなったと話すキャスト陣。“司は本当に高校生なのか?”という疑問が出てくると、会場からも笑い声が沸き起こりました。中村さん演じる司の貫禄ぶりに注目です!
また、キャラクターデザインにも細かいオシャレな部分があると話す古川さん。杠の頭についているものを“ヘッドホン”と解析する古川さんですが、中村さんは改造されたと思ったそうです。
1度目に留まってしまうと、その部分が気になってしまうそうで、中村さん曰く、キービジュアルに描かれている<ストーンワールド>になってからの杠の頭に注目してしまうといい、笑いが沸き起こります。
男性声優陣が議論している中、当の本人である杠を演じる市ノ瀬さんは、ジャンプ作品好き。ファンタジーのような世界観の面白さや、科学で人類が発達していくストーリーが面白く、どんどん味が出てくると語りました。
今回登場したキャストが演じるキャラクターのほかにも、今後、新しいキャラクターがどんどん解禁されます! 続報にぜひご注目ください!
科学ってこんなに面白くてすごいことだと感じてほしい
次に、先ほどのシリアスなPVとは異なる雰囲気の<科学クラフト編>PVが流れます。千空と大樹の面白いやり取りが特徴的な映像に、笑い声もちらほら聞こえてくるほど。
“うおおお〜〜!!”と叫んでいる大樹の声、大樹を演じる古川さんは声を張って頑張ったと話します。
▼科学クラフト編
先ほどの“ヘッドホン”と中村さんのくだりから、杠の頭にしか目がいかないと笑うキャスト陣。客席のファンたちも納得したようにうなづきます。
PVでは、先のストーリーに関係するキーワードも登場。何もないところから科学を使ってものを生み出す、そしてどのように展開されるのか、ストーリーだけでなくキャラクターの関係性にも注目してほしいと声を合わせていました。
もしキャスト4名が石化が溶けて暮らしていくことになったら……という話になると、中村さんは家電に詳しいので、“家電担当”になると衝撃発言。家電ができるようになるまでの過程が長い!とほかのキャスト陣から総ツッコミを受けます(笑)
家電ができるようになったら自分に何を買うべきなのか相談してほしいと話し、会場は大笑い。もし、みなさんが『Dr.STONE』の世界に入ったら、どのような立場で暮らしていくのか、キャラクターに置き換えてみるとより楽しめるかもしれませんね♩
そして、公式YouTubeにて公開されている「Dr.STONE 科学部」をご紹介! 小林さんと科学部員の「未完成型ロボット」・メカ千空が『Dr.STONE』に登場する科学を、実試するという面白要素がたくさん詰まった番組です。
ここで、ステージに、番組を盛り上げるメカ千空が登場! キレッキレな動きをしながら登場するメカ千空に、戸惑いながらも笑顔を向けるキャスト4名。
古川さんがメカ千空と戯れたり、中村さんがツッコミを入れたりとわちゃわちゃ感に、和やかな気持ちに包まれました。
メカ千空からお知らせがあるとのことで、ステージの画面に「メカ千空が行く!」のCMが流れます。
▼TVアニメ 「Dr.STONE 科学部」 <メカ千空が行く!> オープニング映像 in ストーンワールド
CMを見た中村さんは、「もっと爆発を起こしてほしかった」とメカ千空をジッと見つめます。市ノ瀬さんも笑いながら「シュールですね」と感想を述べると、小林さんと古川さんがつかさずツッコミを入れるという微笑ましいシーンに笑顔がこぼれていました。
キャスト陣のやり取りで柔らかい雰囲気になる中、あっという間に終わりの時間へ。
主役の千空を演じる小林さんは、今までにないキャラクターへ新しい挑戦を感じたとのこと。「ストーリーの面白さはもちろん、科学ってこんなに面白くてすごいんだなと感じてほしい」と作品に対する期待が高まるようなメッセージが送られました。
TVアニメ『Dr.STONE』は、2019年7月より放送開始! 4月4日(木)には、原作コミックスの最新刊が発売されるので、こちらもお見逃しなく!
TVアニメ『Dr.STONE』作品概要
2019年7月TVアニメ放送開始!
イントロダクション
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。
超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。
「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。
絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!
STAFF
原作:稲垣理一郎・Boichi(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:飯野慎也
シリーズ構成・脚本:木戸雄一郎
キャラクターデザイン:岩佐裕子
音楽:加藤達也、堤博明、YUKI KANESAKA
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
CAST
千空:小林裕介
大木 大樹:古川 慎
小川 杠:市ノ瀬加那
獅子王 司:中村悠一 ほか