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春アニメ『仙狐さん』上映会に和氣あず未、諏訪部順一、内田真礼登壇

TVアニメ『世話やきキツネの仙狐さん』先行上映会レポート│和氣あず未さん&内田真礼さん「(仙狐さんに)お世話されたい!」。当日に誕生日を迎えた諏訪部順一さんへのサプライズも

ブラック会社に務める中野と、そんな彼をお世話してくれる神使のキツネ・仙狐さんの共同生活が描かれる漫画『世話やきキツネの仙狐さん』。本作のTVアニメが2019年4月10日より放送開始となります!

放送開始に先駆け、2019年3月29日にはEJアニメシアター新宿にて、「TVアニメ『世話やきキツネの仙狐さん』第1話先行上映イベント」が行われました。

ステージには仙狐役・和氣あず未さん、中野役・諏訪部順一さん、シロ役・内田真礼さんが登壇し、第1話の感想やアフレコの様子をはじめ、お世話をしてくれる仙狐さんならではのキャスト陣の実生活にまつわるトークの数々が飛び出しました。

さらに、この日は諏訪部さんのお誕生日ということで、キャスト陣と会場のファンによるサプライズも! 大盛況のうちに幕を下ろしたイベントの模様をお届けします。

第1話上映!癒やされムードの会場にキャスト陣登場

会場ではTV放送に先駆け、第1話が上映となります! 全てを受け入れてくれる仙狐さんの甘い言葉の数々。主観で仙狐さんとの甘い日常を堪能できる「スーパー仙狐さんタイム」など、疲れ切った現代人の欲すものが、存分に詰まった内容となりました。

第1話が上映され、すっかり癒やされムードの会場。しかし、キャスト陣が呼び込まれた途端に大きな拍手が湧き上がり、和氣さん、諏訪部さん、内田さんが暖かく迎え入れられます。

和氣さんは駆け付けたファンへ感謝を語りつつ「トークショーもよろしくお願いします!」と気合い充分な様子。続けて、中野に合わせてスーツ姿で登場した諏訪部さんと、当日は癒やされに来たという内田さんからも意気込みを交えた挨拶が行われました。

上映された第1話についてのトークが始まると、和氣さんは「(仙狐さんの)耳と尻尾が動いて可愛かった」と動く仙狐さんを絶賛。諏訪部さんも「今期の覇権タイトルがついに動き出したな……!(笑)」と、笑いを誘いつつも見どころを語りました。

続く内田さんは、疲れ切った中野の表現に共感したよう。「中野の気持ちになって観れた」と、別視点からの感想が飛び出します。

続いて各キャラクターの紹介コーナーへ。「見た目は完全に幼女」な仙狐さんについて和氣さんは「家事全般が得意な完璧な女の子」と自信満々に紹介しました。

一方、中野について諏訪部さんは「社畜です!」と一言。加えて、中野はゲームが趣味ですが「やる時間ないだろうねー」とキャスト陣が同情し、会場からも「確かに……」といった反応が寄せられます。

また、仙狐さんと同じく、神使のキツネであるシロについて内田さんは「子供っぽい性格で、癒やしてあげるのが仙狐さんだとしたら、(シロは)『癒やされてあげるわ』と言うようなキャラクター」とのこと。仙狐さんとは一味違うキャラクターだと説明し、諏訪部さんは「振り回されたい男子にはたまらない」と男性目線の見どころも付け加えます!

また、そのほかにも佐倉綾音さん演じる漫画家・高円寺や、喜多村英梨さん演じる謎のキャラクターも登場。中野や仙狐さんの日常にどう関わるのか、登場まで目が離せません!

実生活ではお世話したい?されたい? 演技についての真面目なトークも

日常が描かれる本作にちなんで、キャスト陣の実生活にまつわるお話も。「お世話をしたい? されたい?」という質問に対して、「お世話をされたい!」と答えた和氣さん、内田さん。ですが、内田さんは実生活においてお姉さんということで、家ではなんだかんだお世話をする側になってしまうとのことです。

反対に、お兄さんを3人持つという和氣さんは“家族の中のアイドル”だったようで、家事について今後は「しなくちゃですね~」と漏らします。

また、家事が何でも出来てしまう諏訪部さんからは「仙狐さんがうちに来てくれたら事務作業をしてほしい」「経理とかやってほしい」と切実な意見が飛び出しました。

キャストの皆さんの日常が続々明かされる本イベント。お次は演技について真面目なお話に。

仙狐さんを演じる上で和氣さんは“見た目に囚われ過ぎないお芝居”を求められていたと語り、「(仙狐さんは)800歳なので、その年齢に相応しい、包容力を求められていたので難しかったですね」と振り返ります。

“妖艶な部分を持ち合わせつつ、普段は子供っぽいキャラクター”というシロ。演技について内田さんは「切り替えが難しい」とコメント。子供っぽくなり過ぎてもいけないという、絶妙なさじ加減が求められたと意識したポイントを話しました。

また、3月29日までに本作のキャストとして発表されているのは5名。少数精鋭での収録について諏訪部さんは「人数が少ないということはセリフが多い」と語り、「とてもやりがいがありますね!」とダンディな声で強調し、会場からは感嘆の声が漏れ聞こえました。

アニメならではのOP&ED、「スーパー仙狐さんタイム」について

本作のOPテーマは、仙狐さんとシロによる「今宵mofumofu!!」、EDテーマは仙狐さんによる「もっふもふ DE よいのじゃよ」。

曲について問われると、和氣さんは「EDはまったりした曲調なんですが、OPは賑やか」とコメントします。また、OPテーマはパートごとに分かれており、仙狐さんは「甘やかしてあげるよ」、シロは「甘やかされてあげるよ」と、キャラクターそれぞれの特徴が反映されている曲だと魅力をアピール。

内田さんは「歌っていて幸せになる」と言い、「ストーリー性のある楽曲」だと語りました。

 

今後の見どころとして、公式サイトの写真にも映っている釘宮理恵さん、さらに千葉繁さんといった豪華声優の出演も明らかに。諏訪部さんは「平成最後の無駄遣い」と称して会場から笑いを誘います。

そして、同じく注目ポイントとして欠かせない、TVアニメオリジナル要素の一つ「スーパー仙狐さんタイム」。仙狐さんとの日常が一人称視点で楽しめるという本作ならではの試みでしたが、こちらは第2話以降も継続されるとアナウンス! 諏訪部さんは会場のファンへ「いかがでしたか?」と問うと大きな拍手が湧き、その期待値の高さが伺えました。

諏訪部さんへサプライズ!キャスト&ファンから祝福

数々のトーク後、ステージでは「箱の中身は何だろな?」と題したミニコーナーが実施! タイトル通り、箱の中の物を挑戦者が当てるというルールですが、ここで諏訪部さんへのサプライズが動き始めます。

箱の用意まで後ろを向いて待つキャストの皆さん。用意が完了し、いざ前を向くと諏訪部さんの前に「要冷蔵」と書かれた箱が。そう、箱の中身は諏訪部さんのお誕生日を祝福するケーキだったのです!


合図とともに和氣さん、内田さん、そして会場のファンが「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱。諏訪部さんは「こんなに男子たちに祝われるとは(笑)」と多くのファンからのお祝いを照れながらも喜んでいました!

3ヶ月間、癒やしパワーを存分に!

第1話の先行上映後、キャスト陣による数々のトークが繰り広げられた本イベントは早くも終了の時間に。

最後に内田さんは「“疲れた”“もう無理”という時は『仙狐さん』を観てもらい、癒やしパワーを存分に感じ取ってこの3ヶ月間を過ごしてくださると嬉しいです」とコメント。

諏訪部さんは「え? 1クールなんですか?」と、とぼけつつ「2期、3期やるつもりで頑張って取り組んでおりますので、ぜひ息長く『仙狐さん』を応援してくださると幸いです」と意気込みます。

そして和氣さんは「第2話以降でシロちゃんとか高円寺さんなど、もっともっとキャラクターが増えていくので楽しみにしていただければと思います」と見どころを語りつつ、「OP・ED映像は私達もまだ観たことがないので、放送日まで楽しみにしております。家に帰って疲れた時は『仙狐さん』を観ていただいて、通勤、通学時間などはぜひ、諏訪部さんとのラジオも聴いてもらえればと思います」と最後にメッセージを残しました。

作品にまつわるトークが展開し、キャスト陣の日常が垣間見えた本イベント。アニメについても新キャラクターやOP、ED映像など、第2話以降の見どころがたっぷりと語られ、ファンも満足な様子でした。

2019年4月10日からはいよいよTV放送開始。癒やしがたっぷり詰まった新鮮なアニメとなっているのでお見逃しなく!

[取材・文/MoA 撮影/鳥谷部宏平]

TVアニメ『世話やきキツネの仙狐さん』作品情報

INTRODUCTION

日々、自宅とブラック会社を往復する会社員・中野のもとに押しかけてきた神使のキツネ・仙狐さん(800歳・幼女)。

彼女は疲労困憊の中野を、食事、洗濯、特別サービス(?)でめいっぱい“お世話”して、潤してくれるのです。

突然始まる、仙狐さんと中野の共同生活。現代社会に疲れた全ての人に届けたい、お世話系甘やかしコメディ!

ON AIR

AT-X
4月10日より毎週水曜日22:30~
リピート放送:毎週(金)14:30/毎週(日)22:00/毎週(火)6:30

TOKYO MX
4月10日より毎週水曜日23:30~

テレビ愛知
4月10日より毎週水曜日26:05~

KBS京都
4月10日より毎週水曜日25:35~

サンテレビ
4月10日より毎週水曜日26:00~

BS11
4月11日より毎週木曜日24:30~

※都合により放送時間が変更になる場合がございます。

STAFF

原作:リムコロ(コミックNewtype/KADOKAWA刊)
監督:越田知明
シリーズ構成・脚本:中村能子
キャラクターデザイン:大島美和
総作画監督:大島美和、曾我篤史、熊谷勝弘
プロップデザイン:永田杏子
美術設定:佐南友理
美術監督:三宅昌和
色彩設計:竹内優太
撮影監督:呉健弘
編集:今井大介
音響監督:土屋雅紀
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:動画工房
製作:世話やきキツネの仙狐さん製作委員会

CAST

仙狐:和氣あず未
中野:諏訪部順一
シロ:内田真礼
高円寺:佐倉綾音
??:喜多村英梨

公式サイト
公式Twitter(@sewayakisenko)

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