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アニメ『叛逆性ミリオンアーサー』ナックラヴィ:茜屋日海夏インタビュー

アニメ『叛逆性ミリオンアーサー』ナックラヴィ役:茜屋日海夏さんインタビュー|ナックラヴィは“バブみ”を感じられる妖精!?その母性で団長アーサーを支えるパートナー

スクウェア・エニックスが手がける『ミリオンアーサー』シリーズの新作『叛逆性ミリオンアーサー』。TVアニメとゲームの両軸で展開されている本作ですが、昨年10月から12月に放送されたTVアニメ第1シーズンでは、天然ボケ気味なリーダーの団長アーサーを中心に、明るくギャグテイスト濃いめな物語が描かれました。

しかし、最終回(第10話)で物語が急展開。新キャラクターも登場し、4月からは第2シーズンが放送中です。

そこで、アニメイトタイムズでは、メインキャスト陣へのインタビュー連載を展開中。今回は可愛くてしっかりものの妖精ナックラヴィを演じる茜屋日海夏さんに、パートナーである団長アーサーとの関係性や、ゲームとアニメの印象の変化、お気に入りのエピソードなどについて伺いました。

インタビューバックナンバー

・団長アーサー役:雨宮天さん
・錬金アーサー役:水瀬いのりさん
・鉄拳アーサー役:柿原徹也さん
・クーピー役:東山奈央さん

設定資料にも「バブみ」という言葉が書かれていました

──最初に、2018年10月~12月に放送された『叛逆性ミリオンアーサー』の第1シーズンを振り返っての感想を教えて下さい。

茜屋日海夏さん(以下、茜屋):正直な感想を言うと、「え! 第1シーズン、終わったんだ!? いつの間に?」みたいな感じでした(笑)。私たちキャストは、ゲームの収録をした2年くらい前から、このタイトルに携わらせていただいているんですけれど。ゲームではシリアスな展開が多くて。ナックラヴィとしても、けっこう難しい用語を言う機会が多かったんです。

でも、アニメでは、ギャグ寄りの1話完結のエピソードが多かったので、それもすごく楽しくて。気がついたら、(最終話の)第10話まで駆け抜けていました。ただ、第10話になって、これまでとは違うシリアスな展開も見えてきたんですよね。だから、第1シーズンはあっと言う間だったなという感覚と同時に、第2シーズンがすごく楽しみな気持ちもありました。

──第1シーズン第1話の台本を読んだ時から、ゲームとの雰囲気の違いを感じたのでしょうか?

茜屋:ゲームよりはちょっと明るい雰囲気なんだなという印象はありましたが、その時はまだそこまでギャグに寄るとは思っていませんでした。ただ、ゲームの中でも描かれているアーサーと妖精の関係性がより押し出されているというか。

「ナックラヴィと団長アーサーの会話って、こういう感じだったな」と懐かしい気持ちになりましたね。その後、アフレコが進んでいくうちに、現場でも皆さんと「(アニメは)けっこうギャグだね」と話すようになっていきました(笑)。

──茜屋さんが演じられている妖精のナックラヴィについても、ゲーム収録時の第一印象と、アニメになってからの印象を教えて下さい。

茜屋:最初に絵だけを見たときは、すごく可愛らしい子という印象でした。胸に幼稚園の子がつけるようなチューリップ型の名札とかをつけていたりもして、幼い感じの子なのかなと思ったんです。でも、実際は団長さん(団長アーサー)のお世話をする側というか、いわゆる「バブみ」のあるキャラクターで。設定資料にも「バブみ」という言葉が書かれていたんですよ(笑)。

だから、団長さんをしっかり支えていく母性を持った子なんだなと感じました。アニメになってからは、ギャグパートが増えたおかげで団長さんのコスプレシーンとかもすごく多いので、ツッコむ機会も多くて。その関係性をより強く感じるようになりました。

──アニメのアフレコ現場では、どのようなディレクションが印象に残っていますか?

茜屋:アニメのスタッフの方も、ゲームからのキャラクター性を分かって下さっていたので、基本的には、ある程度自由にやらせていただきました。

ただ、団長さんへのツッコミの時には、「もうちょっと呆れちゃって良いです」というディレクションをいただいたので、良い意味で当たりが冷たくなっていて(笑)。団長さんの魅力であるポンコツさをより引き出せる関係性になっていると思います。

──アフレコ現場は、どのような雰囲気なのでしょうか? 印象的なエピソードなどはありましたか?

茜屋:すごく楽しくて、和んでいる現場です。もう第2シーズンの収録も始まっているので、もしかしたら、その時だったかもしれないのですが。閣下アーサー役の花江夏樹さんと、流浪アーサー役の中村悠一さんが一緒に駆け出すシーンのアドリブがあったんです。

普通なら「フッ!」とか息を出す感じかと思うのですが、テストの時は、お二人とも「てや!」みたいな声を入れていたんです(笑)。

──格ゲーか、モンスターを狩るゲームのボイスみたいですね(笑)。

茜屋:二人で打ち合わせをしていたのだと思います(笑)。それくらい、自由で楽しくアットホームな現場です。

団長さんを支えてあげたいという気持ちがより強くなりました

──第1シーズンの中で、ナックラヴィに関する印象的なシーンや台詞を教えて下さい。

茜屋:やっぱり第10話です。団長さんがみんな(仲間のアーサー)に置き手紙をして、一人で戦いに行こうとするシーンがあるんですけれど。これまでいつもふざけてるように見えていた団長さんの真剣な一面とか、そんな団長さんのもとに集まる仲間たちという絵がすごく好きで。ホーム感というか、すごく温かいなと思いました。

──アニメを見始める前、団長を始めとした6人のアーサーは、もっと個性と個性がぶつかり合うような関係で、バラバラに行動するのかなと想像していたのですが。意外とケンカをしならがもチーム感は強いですよね。

茜屋:団長さんのあのふざけた感じが、実は場を和ませていたりもしていて。ナックラヴィは、いつも団長さんの後ろにいて、台詞が無いときでもそういう場面をずっと見ているんです。

だから、この人を支えてあげたいという気持ちがより強くなりました。団長さんは団長さんなりにちゃんと考えた上での行動なんだな、ということも分かってきたし。第10話は、その集大成と感じました。

──ちなみに、団長アーサーについては、ゲームの時にはどのような印象がありましたか? やっぱり、どこかちょっとポンコツな印象はあったのでしょうか?

茜屋:ゲームの収録は一人で行ったので、台本に書かれている台詞しか分からない状態でした。たしかに、ちょっとポンコツな感じの人だなとは思ったいたのですが、アニメになって動いてる姿が見えるようになって、よりヤバい人だなって(笑)。

(雨宮)天ちゃんのお芝居を同じブースで見ている時にも、「私が止めてあげないと、誰も止めてくれない!」って、自然にナックラヴィと同じ気持ちになっています。「これがバブみか!」と思いました(笑)。

──団長アーサーを演じている雨宮さんの印象を教えて下さい。団長と重なるところもありますか?

茜屋:天ちゃんも、可愛らしい天然ボケを見せてくれることがあるので、たまに似ているなと思うことはあります(笑)。

──茜屋さんと雨宮さんが初めて共演したのは、2016年放送の『終末のイゼッタ』だと思うのですが。あの作品では、主人公とラスボスとして命がけの戦いをする関係でしたね。

茜屋:そうなんですよね。当時は、まさか天ちゃんと、こんなボケとツッコミみたいな関係のパートナーを演じることになるとは思わなかったので、すごく面白いです。

──ちなみに、茜屋さんご自身は、ナックラヴィと自分が似ていると思うところはありますか?

茜屋:私も普段は、どちらかと言えばボケの方というか、抜けているところがあるので、ツッコミのナックラヴィとは逆なんです。でも、たぶん団長さんがあまりにもすごいボケなので、ツッコミに回らざるを得ないというか。団長さんには、私も思わずツッコみたくなります。

それに、ちっちゃい頃、年下の子とよく遊んでいて、お世話をしたりもしていたので。バブみ的な部分では、その経験を生かせたかなと思います(笑)。

──ナックラヴィと団長アーサー以外のキャラクターに関して、印象的なシーンやエピソードはありますか?

茜屋:第7話はアフレコの時から、すごく素敵なお話だなと思っていました。他のお話に比べると、ギャグシーンが少ないのですが……。

──流浪アーサーがメインとなるエピソードですね。

茜屋:流浪アーサーさんがカッコ良いのは分かっていたのですが、この回で改めて、めっちゃカッコ良いと思いました。ゲストキャラのローズもすごく素敵なんですよね。今までは、エクスカリバーを持っている悪いアーサーと戦う話だったんですけれど。この回でエクスカリバーを持っているローズさんは悪い人ではなくて。

むしろ、流浪アーサーさんがエクスカリバーを折ることをためらってしまうような人。しかも、ローズさん自身も、エクスカリバーを持っていては駄目だと分かっていて。最後は、流浪アーサーさんにエクスカリバーを渡すのですが、そのシーンが切なくて、すごく好きでした。『叛逆性ミリオンアーサー』の中でも珍しいタイプのお話だと思います。

『弱酸性ミリオンアーサー』は、思ってた以上に自由でいい

──第1シーズンでは、妖精のキャスト6人によるユニット「パーリィ☆フェアリィ」の一人として、エンディングテーマ『KI-te MI-te HIT PARADE!』も歌われています。レコーディングでのエピソードや完成した曲の印象を教えて下さい。

茜屋:この曲を作って下さったのは、いつもお世話になっているチームの方々だったので、すごく温かい雰囲気の中で歌わせていただけました。あと、実はこの曲よりも前に、ゲームの方でも歌を録っていて。アニメの現場で妖精チームが揃った時、「前にも曲、録ったよね。また一緒だね」とか「どんな声で録ったっけ?」みたいな話をしました(笑)。

曲は、すごく可愛らしいし頭に残る曲で。レコーディングが終わった後も家に帰るまでずっと口ずさんじゃいました。レコーディングでは、(サビの)「1ON!→10ON!→100ON!」のところも一人で全部歌ったので大変でしたが、完成したものは、それぞれの妖精が順番に歌う構成なので、チームワークの良い感じが出ていて良いですよね。

──レコーディングの時は、まだパート分けが決まってなかったのですか?

茜屋:いえ、決まってはいましたが、私は一応、全部繋げて歌わせていただきました。他の方はまた違う録り方をされているかもしれませんが、私はその方が気持ちを入れやすいし、テンポや流れも全体の繋がりの中で録れるので。

──Cパートのショートアニメ『弱酸性ミリオンアーサー』についても、お話を聞かせて下さい。『叛逆性ミリオンアーサー』がアニメ化される以前からWEB配信されていた作品でもありますが、アフレコは『叛逆性ミリオンアーサー』とは別の日にあったのですか?

茜屋:はい、登場するキャラクターが多いから収録もバラバラで。私はナレーションをやられている(中田)譲治さんと一緒でした。私は、今回が初参加だったのですが、もちろん過去の作品も少しチェックはしていたので、ぶっ飛んでる作品だと分かってはいたんです。

でも、スタジオでブースに入って譲治さんのお芝居を見ていたら、思ってた以上に自由で良いんだなって(笑)。譲治さんもすごく楽しそうにやられていて。ご自分から「もう1回、良いですか?」とリテイクされたりしていたんです。ディレクションも「キャラクターは無視してもいいです」くらいの勢いでした。とは言いながらも、私はナックラヴィとしてやらせてはいただいたんですけどね。

──視聴者も若干置いてけぼりにされるくらい、勢いのある作品です。

茜屋:アフレコのV(ビデオ)をチェックした時も、テンポが速くて。「これ台詞が入るのかな」という感じだったんです。だから、『叛逆性』での会話のテンポとかではなく、完全にギャグとしてのテンポ感で録りました。他の『ミリオンアーサー』シリーズのキャラクターも出てきて、お互いに交わっていくので、そこも楽しいところだと思います。

小学生アーサーと一緒に遊んであげるお話とかも楽しいかな

──ここからは、作品の本筋からは少し離れた質問になるのですが。もし、茜屋さんがオリジナルのアーサーのキャラクターを考えるとしたら、どんなアーサーを出したいですか? 

茜屋:前から考えていたアーサーがいたのですが、先日収録した(第2シーズンの)お話に、よく似た設定のアーサーが登場したんです! でも、それはネタバレになるから、まだ言えないんですよね。

他に何かあるかなあ……。ナックラヴィとして考えるなら、ランドセルがエクスカリバーの小学生アーサーとか可愛いですよね。バブみを生かして、一緒に遊んであげるお話とかあれば楽しいかなと思います。エクスカリバーを壊す時、すごく可哀想ですけど(笑)。あ、卒業式に合わせて壊す話なら、平和的に解決できますね!

──すばらしいアイデアです。

茜屋:「僕、卒業までに思い出を作りたいんだ」と言ってる小学生アーサーに、ナックラヴィが「じゃあ、一緒に遊んであげるよ」とか言って、一緒に遊んであげるほのぼの回。たまには、そういう平和なお話も良いですよね。

──では、次の質問ですが、『叛逆性ミリオンアーサー』の世界では、団長たち6人のアーサーは、歴史のゆがみを直すために未来の世界からブリテンに来ています。茜屋さんが過去に飛べるとして、変えたい過去はありますか?

茜屋:前は、思っていたこともあったんですけれど、今は……。あ、別に面白さとか何もない話でもいいですか?

──もちろんです。オチとか無くて大丈夫ですよ。

茜屋:小学生の時、ずっとダンスを習っていた友達がいて。その子が毎年ダンスの発表会に招待してくれていたので、観に行ってたんです。私もずっとダンスをやりたいと思っていたのですが、当時はやらせてもらえなかったんですよ。だから、小学生の時に戻って、友達とは別のダンススクールに通って、その子にも私の出る発表会を観に来てもらいたかったですね。

──茜屋さんは、ハイレベルなダンスに定評のあるi☆Risのメンバーとしても活動されていますが、小学生の頃からダンスに興味があったのですね。

茜屋:小学1年生くらいからずっと興味がありました。MAXさんとか、Perfumeさんが好きで、アクターズスクールに行きたかったんです(笑)。

「この回だけでも観てみてよ」と広めてもらえたら

──3月2日には『叛逆性ミリオンアーサー』のBlu-ray第1巻が発売になりました。改めて、見直して欲しい注目ポイントを教えて下さい。

茜屋:やはりナックラヴィとしては、団長さんとナックラヴィのやりとりですね。ほぼ毎回、作品のエッセンスのようにどこかしらに入っているので。「今回は出てくるかな?」と楽しみにしてもらいたいです。

あと、1話完結の形で描かれているし、それぞれのお話ごとのテイストも全然違うので、本当にいろいろな楽しみ方ができる作品だと思います。ぜひ、まだ観てないという方には「この回だけでも観てみてよ」と広めてもらえたら嬉しいですね。

──昨年11月から稼働しているゲーム版『叛逆性ミリオンアーサー』の魅力も伺えますか?

茜屋:自分でもダウンロードをしてやっているんです。妖精ルームみたいなところがあって、ナックラヴィと触れ合えるんですよ。自分が演じているキャラですが、めちゃくめちゃ可愛いくて、「わあーたまらん!」と思いました(笑)。

戦いの時も、団長さんと妖精のナックラヴィが一緒に戦うシーンもあったりして、すごく盛り上がるので、ぜひアニメと合わせて楽しんでもらいたいです。

──アニメとゲームでは、ストーリーが異なるのですか?

茜屋:100万本のエクスカリバーを壊すという目的は同じなのですが、物語としては全然別なので、ネタバレとかもなく、どちらも楽しんでいただけるはずです。

──では、最後に4月から第2シーズンが放送されているアニメ『叛逆性ミリオンアーサー』の魅力を改めてお聞かせ下さい。

茜屋:チームワークですね。団長さんとナックラヴィもそうなのですが、他のアーサーさんとパートナーの妖精さんの組み合わせもすごく絶妙で。アフレコをしていても「みんな良いコンビだな」って思います。第1シーズンはギャグパートが多めで、団長さんは仲間のアーサーから冷たく当たられたりもしましたが(笑)。

先ほどお話ししたように、最終回では、みんなで助け合う素敵なチームだなと感じられました。それは、第2シーズンにも繋がっていくことなので、ぜひアーサーと妖精のコンビや、6人のアーサーと6人の妖精たち全体のチームワークも楽しんでほしいですね。

──まだ第1シーズンを観られていない読者の方にもメッセージをいただけますか?

茜屋:1話完結なので、どの話から入っても入りやすい構成になっていると思いますし、1話からでも途中からでも、ぜひ楽しんでいただきたいです。

しかも、アニメと同じ時期にゲームも始まっているので、『叛逆性ミリオンアーサー』という世界を楽しむのは、今が絶好のタイミング。アニメとゲームを一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

──第1シーズンを観てない人にまずオススメするとしたら、やっぱり第7話ですか?

茜屋:最初に7話を薦めると、後で他の話数を観たときに「え? 全然、違うじゃん!」ってなっちゃうと思うんですよね(笑)。だから、最初は他のお話が良いなと思うんですけど……。

あ、第6話は水着回になっていますよ(笑)。妖精ちゃんたちの衣装も「キャー」って感じになっていて、すごく可愛いですしね。世界観などが分かりやすいのはやっぱり第1話だと思うのですが、私は、キャッキャウフフな第6話をお薦めしようかなと思います(笑)。

[取材・文・写真/丸本大輔]

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▼クーピー役:東山奈央さん:おちゃめで可愛い疑似天然キャラがアニメではツッコミ役に!?

TVアニメ『叛逆性ミリオンアーサー』第2シーズン作品情報

【放送情報】
2019年4月4日より第2シーズン放送中!!
TOKYO MX 毎週木曜22:00~
サンテレビ    毎週木曜25:30~
テレビ愛知   毎週木曜26:35~
BS11     毎週木曜23:00~
AT-X    毎週木曜23:00~ ※リピート放送:毎週土曜15:00~/毎週水曜7:00~
※諸般の都合により変更となる場合がございます。

【作品概要】
シリーズ累計4000万DLを超える、スクウェア・エニックスの大人気ゲーム「ミリオンアーサー」シリーズ最新作のMMORPG『叛逆性ミリオンアーサー』がTVアニメ化。アニメーション制作は、これまでミリオンアーサーシリーズの数々のオープニングアニメーションを手掛けてきたJ.C.STAFF(代表作:「とある魔術の禁書目録」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」)。メインとなるキャラクターは個性豊かなアーサー6人とそれぞれのサポート妖精6人の合計12人。ゲームとは少し違ったテイストで展開する、笑いありバトルありの物語となる。

【INTRODUCTION】
聖剣『エクスカリバー』。ブリテンの統治を目指し、王を見定めるべく用意された選定の剣。
それを抜いた者は『アーサー』と呼ばれ、強大な力を手にした。
だが、エクスカリバーを引き抜いたのは一人ではなかった。力が大量に生み出されたことにより、伝説が氾濫、歴史の歪みへと繋がってしまう。
歴史を正しく導くため、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、過去の地『ブリテン』へと降り立つ。
彼らの使命は、歴史を歪めるエクスカリバーを全て叩き折ること。
その数、およそ100万。
これは、過去への叛逆。そして、未来(いま)を守る戦いである――。

【CAST】
団長アーサー:雨宮天
鉄拳アーサー:柿原徹也
山猫アーサー:竹達彩奈
閣下アーサー:花江夏樹
錬金アーサー:水瀬いのり
流浪アーサー:中村悠一
ナックラヴィ:茜屋日海夏
ティターニア:高橋李依
クーピー:東山奈央
ブリギッテ:芹澤優
ボダッハ:三森すずこ
ベトール:日高里菜

【STAFF】
原作:スクウェア・エニックス
監督:鈴木洋平
シリーズ構成:玉井☆豪
キャラクターデザイン:斉藤良成
サブデザイン:小野田将人
美術監督:内藤健
色彩設計:溝江詩帆
撮影監督:黒澤豊
編集:近藤勇二
音響監督:岩浪美和
音響制作:マジックカプセル
音楽:椎名豪
音楽制作:ランティス
プロデュース:ジェンコ
アニメーション制作:J.C.STAFF

【キャラクター紹介】
団長アーサー CV:雨宮天
大剣型エクスカリバーを使いこなす。
しっかり者で、チームの和を保つことを優先させる、優等生でお姉さん気質。時として大胆すぎる判断を下すが思考は理知的で、実際は先を読みながら行動している。

ナックラヴィ CV:茜屋日海夏
団長アーサーのサポート妖精。
言動は明るく、ひたむきな性格からダメな大人にモテるようである。団長アーサーとは、まるで母親のように彼女の面倒を見るなど相性はいい模様。むしろ、思いっきり依存されている。

鉄拳アーサー CV:柿原徹也
アーム型エクスカリバーを使いこなす。
性格は猪突猛進、やや粗暴ともいえるほど短絡的で、任務達成のためであればどんな苦痛にも耐えられる。「友情」や「仲間」を大切にする熱い男。

ティターニア CV:高橋李依
鉄拳アーサーのサポート妖精。
自信過剰なワガママお姫様だが、憎めない可愛らしさがある。猪突猛進な鉄拳アーサーにダメ出しや突っ込みを入れながらも、自分も適所で天然にやらかすなど、息は合う様子。

山猫アーサー CV:竹達彩奈
無骨な重火器型エクスカリバーを使いこなす。
性格はストイックで、自分の素性については一切他人に話さないが、任務に対する姿勢は真面目。常にどこか気を張っているため、他人からすると危なっかしい。

クーピー CV:東山奈央
山猫アーサーのサポート妖精。
天然ぶっているが、計算で演出された擬似天然。山猫アーサーとの関係は良好だが、自分が一番かわいい存在でありたいと思っているためか、構われやすい山猫をライバル視することも。

閣下アーサー CV:花江夏樹
魔導書型エクスカリバーを使いこなす。
性格は尊大な俺様気質で、基本的には人を見下している。知性は非常に高く、物事を論理的に考えることは得意らしいが、精神が未熟であるため逆境に弱い。

ブリギッテ CV:芹澤優
閣下アーサーのサポート妖精。
「~っす」などと、後輩めいた口調で話す。閣下アーサーが心を許す数少ない相手。閣下アーサーを子供っぽくて手のかかる頼りない主と思いつつも、成長を温かく見守っている。

錬金アーサー CV:水瀬いのり
ハンマー型エクスカリバーを使いこなす。
いつも真顔にマイペース、早く大人になりたいドジっ娘。孤児として各地を転々とし、子供ながら様々なアルバイトをしていた。常に成長しようともがき、背伸びすることも。

ボダッハ CV:三森すずこ
錬金アーサーのサポート妖精。
常に自信満々だが、ドジっ子妖精。錬金アーサーの知識量を高く評価し、信頼している。大した知識や経験があるわけでもないのに、意識が高いように見えるのは錬金アーサーの影響。

流浪アーサー CV:中村悠一
二丁の拳銃型エクスカリバーを使いこなす。
茫漠と生きてきた男で、自分の高い能力を持て余してきた。日ごろはクールで達観しているが、仲間の面倒見が悪いわけではなく、それなりの情もある。

ベトール CV:日高里菜
流浪アーサーのサポート妖精。
非常に知性が高く優秀であるが故に発言がドSで厳しい。だが、意外と情にはもろい。自分にも世界にも興味のない流浪アーサーの将来を、彼女なりに心配しているようである。

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