声優
土岐隼一デビューシングル「約束のOverture」インタビュー

声優・土岐隼一さんのデビューシングル「約束のOverture」インタビュー……今までに見せたことのない一面を皆様に伝えていければと思います

PONYCANYONより、下野紘さん、福山潤さんに続く男性声優アーティスト第3弾として、土岐隼一さんが初の自身名義のCD「約束のOverture」を2019年5月15日(水)にリリースします。

「約束のOverture」は現在放送中のTVアニメ『真夜中のオカルト公務員』のエンディングテーマにもなっており、土岐さん自身もウェウェコヨトル役で出演しています。さらに、CDデビューを記念し、5月19日(日)にバースデー&デビュー記念イベント「約束の3Overture」も開催決定しています。

そんな土岐さんに、きゃらびぃ連動でインタビューを実施! デビューシングルが決まった時の感想や楽曲について、気になるアレコレを語っていただきました。

▲「約束のOverture」初回限定盤ジャケット

▲「約束のOverture」初回限定盤ジャケット

「約束のOverture」は、土岐さんの新たな一面が楽しめる一曲

――土岐さんにとって、今回が初の個人名義でのCDデビューとなります。デビューが決まるまでの経緯と、感想を教えてください。

土岐隼一さん(以下、土岐):TVアニメ『真夜中のオカルト公務員』のオーディションでウェウェコヨトルというキャラクターが決まって数か月後に、ポニーキャニオンさんからお話をいただきました。話を聞いたときには頭を殴られたくらいの衝撃があって(笑)。マネージャーさんに折り返し電話をさせていただいて、詳しい話をしていただいたんです。

個人名義でのCDデビューが決まって嬉しい気持ちは当然あったんですけど、今までにない体験になるので、驚きと不安も大きかったです。今年で30歳になるし、平成が終わるなど様々な節目なので、良い機会だと思ってやらせていただきました。

これからの僕の活動を通して、今までに見せたことのない一面を皆様に伝えていければと思います。

――「約束のOverture」は、TVアニメ『真夜中のオカルト公務員』のエンディングでもありますよね。

土岐:アニメ作品が子どもの頃から大好きなので、エンディングテーマを歌わせていただけるというのは、本当に嬉しかったです。

子供のころに観たアニメのOPテーマやEDテーマって、今でも覚えていたりするじゃないですか。皆さんにとっての「この曲好きだったな」と思える曲のひとつになってくれればいいなと思っています。

▲「約束のOverture」アニメ版ジャケット

▲「約束のOverture」アニメ版ジャケット

――「約束のOverture」は、どういう曲なのでしょうか。

土岐:僕が『真夜中のオカルト公務員』で演じているウェウェコヨトルというキャラクターが、歌と踊りが大好きというアステカの神様なので、「フォルクローレ」という南米の民族音楽をイメージした曲になっています。

歌詞を作っていただく方と前もって打ち合わせをして、僕の今までの経験や、声優としてこうありたいといった思いをすべてお話ししたんです。

完成した歌詞をよくよく読んでみると、あの時にお話しした内容がちりばめられていて。何度も聞いていくうちに「こういうことなのかな?」という気づきのある、とても奥の深い詞になったと思っています。

――なるほど。ご自身の中でも納得の歌詞だったんですね。初めて曲を聴いた時の感想を教えてください。

土岐:民族音楽をモチーフにした楽曲はなかなか歌わせていただく機会がなかったので、嬉しかったですね。ウェウェコヨトルにもピッタリな楽曲になっていると思います。

楽曲に“自分らしさ”を表現するための工夫とは?

――「約束のOverture」を、どのように歌おうと思いましたか?

土岐:今までキャラクターソングを担当したことはあったのですが、自分の曲として歌うのは初体験だったので、難しさがありました。今まではキャラクターの設定ありきで歌っていたんですけど、「自分らしさを出すには、どう歌ったらいいんだろう?」と悩みましたね。今までにない違和感というか、緊張感がありました。

▲「約束のOverture」通常版ジャケット

▲「約束のOverture」通常版ジャケット

――そういった悩みを、どんな風に克服したんですか?

土岐:今まで声優の仕事をしてきた中で培ってきた言い回しや表現というのを、自分の曲に使ってもいいと思ったんです。「あのキャラクターでの経験が使えるな」とか、「ここを伸ばす時には、このキャラクターでやった表現が気持ちいいだろうな」とか。そう考えた時に、すごく活き活きと歌えるようになりました。

――なるほど、ありがとうございます。初回限定版の特典DVDに収録されているMVについてですが、注目してほしいポイントを教えてください。

土岐:いつも以上に「しっかりと僕を見て!」と思いながら歌いました(笑)。今までは恥ずかしくてカメラから目線をそらしてしまっていたんですけど、今回は目力を強く、恥ずかしさを抑えながら撮ったので。ぜひ見ていただきたいポイントになっています。

――ありがとうございます。続いて、『真夜中のオカルト公務員』の作品の紹介をお願いします。

土岐:新宿の区役所の中に、もしも人ならざる者たちが引き起こす事件を取り扱う課があったらというお話です。天狗などの日本の妖怪をはじめ、天使や悪魔、妖精、妖怪が引き起こす事件を、主人公たちが解決していくというストーリーになっています。

僕が演じているウェウェコヨトルは、主人公にとりつくお調子者の神様というキャラクターですね。

――ウェウェコヨトルは、どのようなキャラクターなのでしょうか?

土岐:お祭りが大好な精霊で、人間たちにしょっちゅう悪戯をしたりしています。行動が読めないというか、人とは全然違う感覚を持っているキャラクターです。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

土岐:すごく綺麗な歌詞で綴られた楽曲になっているので、ただただ感情の赴くままに聞いて欲しいと思います。アーティストとしての土岐隼一のスタート地点である「約束のOverture」を、どうぞよろしくお願いします。

[文/島中一郎]

商品情報

土岐 隼一 デビューシングル「約束のOverture」
作詞:shungo. 作曲/編曲:高木龍一
2019年5月15日(水)発売

アニメイト特典:A4クリアファイル(複製サイン入り)
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。

▲A4クリアファイル(複製サイン入り)

▲A4クリアファイル(複製サイン入り)

初回限定盤(CD+特典DVD)

PCCG.01775/1,800円+税

通常盤(CD ONLY)

PCCG.70449/1,500円+税

アニメ盤(CD ONLY)

PCCG.01776/1,500円+税

作品情報

TVアニメ「真夜中のオカルト公務員」
2019年4月TVアニメ化

イントロダクション

フツーの公務員になったはずの新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、東京23区すべての区役所に人知れず存在する「夜間地域交流課」だった。そのお仕事は、人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。先輩で課のリーダー榊京一、オカルトマニア姫塚セオに連れられて人の世の理を超越した存在と対峙しに、夜な夜な出勤する。

スタッフ

原作:たもつ葉子(KADOKAWA「コミックNewtype」連載)
監督:渡邊哲哉
シリーズ構成:樋口達人
助監督:大石康之
オカルト考証:三輪清宗
キャラクターデザイン:伊藤依織子
アナザーデザイン:伊藤依織子 鈴木勘太
プロップデザイン:伊藤依織子 江上夏樹
美術設定:青木智由紀  イノセユキエ 泉 寛 
美術監督:三原伸明
色彩設計:小野寺笑子
撮影監督:田村 仁 姫野めぐみ
編集:吉武将人
音響監督:鶴岡陽太
音響効果:山谷尚人
音楽:Evan Call              
アニメーション制作:ライデンフィルム

キャスト

宮古 新:福山 潤
榊 京一:前野智昭
姫塚セオ:入野自由
仙田礼二:遊佐浩二
狩野一悟:櫻井孝宏
ウェウェコヨトル:土岐隼一
ユキ:山本和臣

公式サイト
公式Twitter(@occultkoumuin)

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