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劇場中編アニメーション『甲鉄城のカバネリ  海門決戦』畠中祐&千本木彩花インタビュー

劇場中編アニメーション『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』畠中祐さん&千本木彩花さんインタビュー|生駒と無名のくすぐったい関係性は見逃せない!

2016年にTVアニメ化され、一躍日本を代表する作品のひとつとなった『甲鉄城のカバネリ』。2019年5月10日には待望の劇場中編アニメーション『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』が2週間限定で劇場公開されます。

生駒や無名といった甲鉄城の面々が出会う新たな冒険には、笑いあり、涙あり、バトルあり、ボーイミーツガーツあり、とファンなら見逃せない展開が盛りだくさんです!

そこで今回は、生駒役の畠中祐さんと無名役の千本木彩花さんに行ったインタビューの模様をお届け! 生駒と無名の気になるあれこれをお聞きしました!

部活やっている感じでした

――TVシリーズ終了後のファンの反響はどうでしたか?

千本木彩花さん(以下、千本木):TVシリーズから3年も経っている作品ですが、1月に私たちが参加させていただいたドラマCDのお渡し会でも「アニメは『カバネリ』が一番好きです!」「無名が一番好き!」とファンのみなさんに言っていただけました。

ゲームの『甲鉄城のカバネリ -乱- 始まる軌跡』が出た時も「楽しくプレイしています!」というお言葉をいただいて、すごく嬉しいですね。

畠中祐さん(以下、畠中):TVアニメが放送されていたときは、僕も大学生だったんですけど、そのころの友人にも「続編はまだか?」って、ずっと言われていたんです。

千本木:別現場のスタッフさんからも「楽しみにしています!」って言われますね。

畠中:関係者の人からも言っていただきました。

千本木:嬉しいですね、本当に。「『カバネリ』の無名ちゃんやっていたよね?」って言ってくださる先輩方もいらっしゃって。

――収録はどのような気持ちで臨まれたのでしょうか?

畠中:楽しみだっていう気持ちと、もう一度『カバネリ』と向き合うっていうのが僕としてもプレッシャーだったりするんですよ。あの時の熱量をもう1回持ってくるということに。

でも、やっぱり現場で三間雅文音響監督と、荒木監督には僕の気持ちを見透かされていて、「成長した生駒と無名がそこにいるから過去の生駒を頑張って演じようとしなくていい、今のお前から出た生駒でいい」って言ってもらえて肩の力が抜けました。

だから今回は、より『カバネリ』の世界を自由に楽しむことができたなっていう感じでしたね。

気持ちはあの時と同じまま、でも確実に当時と違うところがあったりして、それをすごく楽しむことができて。

技術的なものとは違いますけど、自分の中で1つ成長を感じることができました。

千本木:私も同じようにTVシリーズからゲーム収録を挟んでいても、ガッツリと無名としてお芝居をすることに同じようなプレッシャーを感じていました。

でも本作では無名も私も成長しているので「そこは全然気にしなくて大丈夫」って言っていただき助かりました。

それがあったからこそ、より感情豊かな無名になっているので、心の揺れ動きだったり女の子な部分もあるけれど、戦う時の芯はブレずに!することはすごく意識しました。

収録の雰囲気もとても良くて。甲鉄城のメンバーだけでの収録だったのですが、楽しかったよね?

畠中:楽しかったですね。

千本木:本番前のテスト収録の段階でみなさんが同じ方向を向いているなっていうのをものすごく感じました。

TVシリーズの時はわからなかったものを感じる余裕ができて、「自分も成長しているんだな」って思ったり、「戻ってきたな」っていう感覚がすごく強くて。終始みなさんと和気あいあいとしていました。差し入れでいただいた大福やたい焼きを食べたりして。

畠中:思い出すのは食べることか!(笑)

千本木:かなり長い収録だったので(笑)。休憩中に何かをつまんで他愛のないことをしゃべったり。

畠中:おいなりさんも出ましたね。

千本木:その割にお昼の時間は10分くらいしかなくて(笑)。

畠中:確かに無かったですね! 一瞬でした!

千本木:それまで3~4時間頑張った後に「お昼です。10分でーす」って言われて「10分!?」ってなって急いでおいなりさんを掻き込みましたよ!

畠中:なんかもう部活やっている感じでしたね。

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