映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』への旅を7つのポイントで巡るガイドブック/作品注目ポイントまとめ
マーベル・スタジオ最新作映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が現在大ヒット上映中です! 映画『アベンジャーズ』とはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといったマーベルコミックが生んだ各ヒーロー映画の登場人物たちが豪華共演する人気作品。シリーズ全作が世界興行収入ランキングTOP10にランクインするという伝説を作ったメガヒット映画です。
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、アベンジャーズが宇宙最強の敵サノスに立ち向かいながらも、サノスがヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去ってしまうという衝撃のラストシーンで終わりました。スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、ブラック・パンサー、スター・ロードたちが消え去るのを残された者たちはただ目撃するしかなかったのです。
家族や友人を目の前で失い、絶望とともに地球に取り残された35億の人々の中には、悲劇を乗り越えて前に進もうとする者もいました。最新作では大敗北を味わったアベンジャーズが世界や仲間を救うため、残されたメンバーたちで再結集。サノスを倒すという史上最大の逆襲(アベンジ)に挑む姿を描きます。
本稿では映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』をより楽しむために、これまでの作品の謎や問題点を整理しつつ、作品の魅力や注目ポイントをご紹介します。
戦いの鍵を握るのは新しい仲間たち!
今作でアベンジャーズの仲間として新たに参加するのは、3人。1人目は、最もパワフルなヒーローの1人として呼び声が高いキャプテン・マーベル。そして、2人目は、身長1.5cmのヒーロー・アントマン。3人目は、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』には登場しなかったホークアイ。とりわけ、ホークアイはこれまでとは異なる謎めいた姿を予告編で見せ、ファンの間でも話題になっていいます。
生き残ったヒーローたちに注目!
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、時間を操作することのできるタイム・ストーンを持つドクター・ストレンジが可能性の未来を全て見た結果、アベンジャーズがサノスに勝つ確率は1/1400万605と告げていました。そのたった1つの勝利する方法を知っているドクター・ストレンジが消え去り、他のアベンジャーズメンバーが残っているのは、彼らには彼らの役割があるということ。生き残ったヒーローたちの持つ能力が勝利するヒントになるのかもしれません。
⚡21万人フォロワー突破⚡
— 『アベンジャーズ』[公式] (@AVG_JP) 2019年4月14日
いつもありがとうございます✨最後にして史上最大の逆襲に挑むアベンジャーズへの応援、引き続きよろしくお願いします!
最凶の敵サノスに消された全宇宙の半分の生命と失われた仲間のために、大逆転をかけて立ち上がる⚡
『#アベンジャーズ/エンドゲーム』#0426逆襲へ? pic.twitter.com/M64coUiwMp
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのメンバーは清涼剤!
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で絶望を感じたのは、映画に登場するヒーローたちだけではありません。映画を観ている人々も彼らと同じように、その展開に失望したのではないでしょうか。今作もそれは同様、観ていて辛くなるシーンもあります。そんな時に心を癒してくれるのが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのメンバーであるロケットの存在。彼がスクリーンに登場するだけで、思わず笑ってしまいます。
ヒーローたちが大集合!
『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバースは、ヒーローたちがその舞台設定を保ったまま他者の作品に登場するというクロスオーバーのスタイルで、観客を楽しませてきました。そしてこのスタイルの醍醐味を最大限に味わうことができるのが『アベンジャーズ』シリーズです。そのスタイルは本作でも発揮。『アベンジャーズ』シリーズの完結編ならではのスタイルで、ヒーローたちが集合するシーンは圧巻です。
キャラクターへの共感ポイントは再会!
映画『アベンジャーズ』シリーズが魅力的な理由のひとつに、登場人物たちに人間らしさがあること。彼らは超人的な能力や個性を持ちながらも、欠点や弱点を持っています。迷い、悩み、後悔することもありますし、時には仲間と対立し、別々の道へ進むこともあるのです。それは彼らがヒーローである前に、ひとりの人間だからこそ。そんな彼らを取り巻く人々と彼らの再会は、共感すること間違いなし。映画観賞中に思わず涙することもあるかも?
勝利への近道は共有!?
『アベンジャーズ』シリーズに登場するヒーローたちは、共に戦いながらも、個々のことをよく知りません。最新作ではこれまで以上に、チームとしてメンバーのことを知り、力を合わせることが重要。彼らのこれまでバックボーンを共有する必要があるのです。そのためには何をすべきなのか? その答えは劇場でご確認ください。
『アベンジャーズ』シリーズ完結の旅へ!
最後に、本作の魅力をひとつご紹介します。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、上映時間が3時間1分と長尺。ですが、作品の魅力により、あっという間に感じるでしょう。そして、この映画が本当にすごいのは、これまでの映画で描かれた伏線をきちんと回収し、感情が揺さぶられ、驚きと発見もあること。冒険もするので少し傷も残りますが、心が豊かになるというおみやげも付きます。
それはもう映画鑑賞ではなく、ひとつの旅といえるでしょう。ぜひ、劇場で心ゆくまで『アベンジャーズ』の旅を味わってみてください。
[文:宋 莉淑(ソン・リスク)]
作品情報
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』
4月26日(金)全国ロードショー!
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ロバート・ダウニー Jr./クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/ポール・ラッド/ブリー・ラーソンほか
原題:Avengers: Endgame
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
□公式HP