『BanG Dream!』Poppin'Party×SILENT SIREN 対バンライブ「NO GIRL NO CRY」<DAY1>をレポート!『バンドリ!』の可能性が広がっていくーー
2019年5月18日、メットライフドームにて、『BanG Dream!』の大人気ガールズバンド「Poppin'Party」(愛美さん、大塚紗英さん、西本りみさん、大橋彩香さん、伊藤彩沙さん)と「SILENT SIREN」(すぅさん、ひなんちゅさん、あいにゃんさん、ゆかるんさん)による対バンライブ「NO GIRL NO CRY」〈DAY1〉が開催!
ゲストアクトの「Roselia」(相羽あいなさん、工藤晴香さん、中島由貴さん、櫻川めぐさん、志崎樺音さん)による「LOUDER」を皮切りに、先攻・Poppin'Party、後攻・SILENT SIRENの人気曲が惜しみなく披露されました。
合間のMCでは、憧れのバンドとしてパフォーマンスを参考にしていたという、SILENT SIRENとの共演に感慨深い様子を見せるPoppin'Partyの各メンバー。
対してSILENT SIRENのメンバーもプライベートで親交が深いというPoppin'Partyとの共演に興奮した様子を見せていました。
さらに、アニメ『BanG Dream!』について、同じガールズバンドとしての感想が飛び出しましたのでご紹介します!
ゲストアクトを務めるRoseliaの演奏でイベント幕開け!
『BanG Dream!』を代表するガールズバンド「Poppin'Party」(以下、ポピパ)。
そして、2015年にガールズバンド史上、デビュー後最短で日本武道館ワンマンライブを開催した「SILENT SIREN」(以下、サイサイ)。
両大人気ガールズバンドによる“対バン”がついに実現しました。
早速、幕開けを飾るゲストアクト・Roseliaが登場すると、ポピパ、サイサイのファンも、一瞬にしてペンライトを紫色に切り替え、盛り上がる準備が万全のようです。
興奮を煽るアップナンバー「LOUDER」、続けて「R」を熱唱。一発目からハートに火を着けられたファンは、開演までに溜めていたパワーを爆発させます。
MCでは、ゲストアクトとして迎えられたことへ感謝を伝える相羽さん。メンバー紹介後には「もっと盛り上がる準備は出来てるかしら?」と、大勢のファンを前にしながらもクールな立ち振舞を見せます。
続く「BRAVE JEWEL」では、立ち振舞だけでないと言わんばかりのクールな歌声、「熱色スターマイン」でも“高い技術を持つ本格派ユニット”の名に恥じない演奏を繰り広げました。
会場は紫と赤に染まり、十分に温まった様子。相羽さんは「最後まで楽しんでね」と、最後までクールな姿でステージから去りました。
先攻、Poppin'Partyがアニメにも使用された人気曲を披露!
元々、サイサイのライブパフォーマンスを参考にしており、この日を待ちわびていたというポピパの各メンバー。
ステージに登場すると、アニメ『BanG Dream! 2nd Season』のOPテーマ「キズナミュージック♪」でファンの心を鷲掴み。対バンの幕開けを明るく華やかなナンバーで飾ります。
同じくアニメ『BanG Dream! 2nd Season』から「Dreamers Go!」。同曲はアニメでのポピパの成長を象徴したナンバー。メンバーが堂々と演奏する姿はまるで、憧れのサイサイに成長を見せつけるかのようでした。
アップテンポな曲が続く中、続いてはバラード曲「八月のif」に。ファンは激しく上下させていたペンライトをゆっくり揺らし、愛美さんと大橋さんの掛け合いによる美しいハーモニーを噛み締めます。
「八月のif」で温かい拍手が響き渡ると、「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」へ。一旦落ち着きを見せていた会場ですが、アニメ『BanG Dream!』のEDテーマで再び歓喜の渦に包まれました。
勢いそのまま、今回の対バンを記念したオリジナル楽曲「NO GIRL NO CRY」のPoppin'Party Ver.がついに!
ガールズバンドならではの愛らしい歌詞と、愛美さんの歌声が交わった演奏に、心踊ったファンは懸命に「NO GIRL NO CRY」と掛け声を送ります。
その姿は“これぞライブ”といわんばかり。バンドとファンが一体となって会場を揺らしました。
「NO GIRL NO CRY」に続き、大きなコールアンドレスポンスが響く「Time Lapse」では赤一色に染まる会場。
そして、ポピパのラスト「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」がファンと共に歌い上げられ、愛美さんは「次はサイサイ! 楽しんでいってねー!」とメッセージを残しました。
後攻、SILENT SIREN!人気曲の連続で会場をピンク一色に!
後攻としてサイサイが登場すると、すぐさまピンク色に染まる会場。一曲目として個性が詰まった「フジヤマディスコ」を挨拶代わりに歌い上げ、「八月の夜」をファンの掛け声を受けながら披露します。
歌い終えると、初のドーム公演をファンの声の大きさで体感したというサイサイのすぅさん。
そんな迫力に負けじと、タオルが乱舞する一曲「ぐるぐるワンダーランド」、“わっしょいわっしょい”を誰よりも大声で返したくなる「What Show is it?」、ファンはもちろんスタッフまでを巻き込んだ「ビーサン」。
ファンと一体になる曲の畳み掛けで、会場の温度が一気に上昇。
途中のMCでは、ポピパメンバーとプライベートでも親交があると語るすぅさん。
今回の対バンの実現が感慨深いようで、ポピパを「お互いを高め合うライバル」とすぅさんが語ると、メンバーは納得の様子を見せます。
また、アニメ『BanG Dream!』も視聴済みで、本作のストーリーについて親近感を覚えたとのこと。
ひなんちゅさんは「バンドやりたくなる」、すぅさんは「綺麗な涙を流せる」と、同じガールズバンドだからこその感想が飛び出しました。
『BanG Dream!』にまつわるトークに続いて、サイサイバージョンの「NO GIRL NO CRY」。ラーメンチェーン「天下一品」の店内で演奏するPVが印象的な「天下一品のテーマ」といったナンバーも披露されます。
ラスト一曲「恋のエスパー」では全力で歌うすぅさんが、ライブを終わらせたくないという気持ちから超能力を使って時を止める、という演出から、なんと、ポピパの「ときめきエクスペリエンス!」の1フレーズが繰り出され、ファンは驚きを隠しきれない様子。続きは翌日の〈DAY2〉のお楽しみと示唆されると、多くのファンから歓声が上がりました。
そんなサプライズをやりきり、名残惜しそうにするサイサイのメンバー。ステージを去る姿は、“まだ足りない”といった様子でしょう……。
称え合う両バンド!
人気曲の連続であっという間にお時間となった本ライブ。一旦静まる会場ですが、アンコールに応え、再びポピパ、サイサイの各メンバーが登場します。
両バンドによるトークでは、全力でぶつかりあった相手を称賛。ポピパのメンバーは、サイサイとの共演に改めて感謝の言葉を贈ります。
そんな中、スマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に収録されているサイサイによる「チェリボム」のカバーの話になると、すぅさんから「コラボ見たくない!?」と期待を煽る一言が。
込み上がるファンからの大歓声の中、ポピパとサイサイによるスペシャルバージョンの「チェリボム」。両バンドにぴったりな爽やかなナンバーに、すっかり一体となった両バンドのファンが興奮爆発。
“チェリチェリボム”では、事前にレクチャーを受けた振り付けをしっかりと返し、会場のボルテージはこの日一番となりました。
演奏後には、今回のライブの感想として「またやりたい」というメンバー一同。両バンドの今後の展開に期待が集まるライブとなりました。
[取材・文/MoA]
『BanG Dream!』公式サイト
『BanG Dream!』公式Twitter(@bang_dream_info)
「SILENT SIREN」オフィシャルサイト
「SILENT SIREN」公式Twitter(@staffsaisai)