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『ブラクロ』アスタ役 梶原岳人さんが「大きな見せ場」と語る63話への想いとは?

TVアニメ『ブラッククローバー』アスタ役 梶原岳人さんが「大きな見せ場」と語る63話への想いとは?/声優インタビュー

『週刊少年ジャンプ』連載中の人気作品『ブラッククローバー』のTVアニメも放送から約1年半経つ長編アニメに! そして4月26日に52~63話が収録されたBD&DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterVI』が発売!

発売を記念し、主人公のアスタを演じる梶原岳人さんにここまでを振り返りつつ、『ブラッククローバー ChapterVI』の見どころ、今後のTVシリーズへの意気込みを語っていただきました。

 

最初は怖かった収録も今は楽しみ。ファン層も広がっている実感も

――TVアニメ『ブラッククローバー』が始まってから約1年半が経ちました。ここまで作品に関わられてきた感想をお聞かせください。

アスタ役 梶原岳人さん(以下、梶原):あっという間でもあったけど、振り返ると沢山の想い出があって。最初の頃は色々な感情が自分の中でせめぎ合っていて毎回押しつぶされそうになっていたんですが、今は収録がとても楽しみなんです。

お芝居をすることも、スタッフやキャストの皆さんとお話できるのも楽しくて。1つの作品にこれだけ長く関われたことは自分にとっても大きな経験になっているので、『ブラッククローバー』は僕にとってすごく大きな存在です。

――初主演作が人気マンガ作品原作ということでプレッシャーもあったでしょうね。

梶原:決まった当初から、嬉しい気持ちと共にすごくプレッシャーは感じていて、、、。
ですが、『ジャンプフェスタ』に登壇させていただいた時に、小さなお子さんから大人の方、そして海外からの方も会場まで足を運んでステージを観に来てくださり、僕の事を知って応援してくださる気持ちや声を目の当たりにして聞くことができて、プレッシャーも感じつつ、それ以上にもっと良い作品にできるように頑張りたい、という気持ちが強くなりました。
 

真っすぐで迷いを吹き飛ばしてくれる作品。演じるなかで見えてくる深まる絆や関係性も魅力

――『ブラッククローバー』という作品の印象をお聞かせください。

梶原:自分の考えをしっかり持っているキャラクターばかりなので、演じる上で少し悩む事があった時に原作を読み返すと、「自分が思ったままやればいいんだ」と、背中を押してくれる不思議な魅力のある作品だと思っています。

――熱さと激しさがあって、泣けるドラマもある、まさに『ジャンプ』作品らしいですよね。

梶原:はい。王道の『ジャンプ』らしさを貫いていると思います。

自分と重なり、演じやすいアスタ。ターニングポイントになったのは第49話

――ここまで演じてきて感じたアスタの印象は?

梶原:元々、強い芯を持っているキャラクターでしたが、仲間から受けた影響や言葉が力になって、今はより太い幹になってきているなと思います。

僕自身にも通じるところがあって。最初の頃はただひたすらアスタを演じることに必死でしたが、周りのキャストさんやスタッフさんからいただいたアドバイスやお芝居を見て感じたこと、全てが僕に肉付けされている感覚があります。

――アスタにとってターニングポイントや成長のきっかけになったと思うエピソードは?

梶原:49話は僕にとって目標としていた回の1つでした。白夜の魔眼というすごく強い敵を倒すエピソードは、原作を読んだ時からここを目標として頑張ろうと思った回であり、周りのキャストさんにも「自分にとって大きなお話になるだろうから、そこに向けて何ができるのか考えなきゃいけないぞ」と言われてきたので、実際に収録を迎えた時はすごく気合いが入ったし、自分が持てる力を全部出し切ろうと臨みました。

アスタにとっても、仲間と一緒に絶対にあきらめない!という気持ちを再認識できたんじゃないかなと思います。


BOX収録の63話が印象的。初めて涙を流すアスタやファンゼル、魔女王のエピソードなど見どころ満載!

――4月26日にBD&DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterVI』が発売されました。アニメの52~63話が収録されますが、印象的なエピソードを挙げてください。

梶原:はずせないのはやっぱり63話です。“ブラックアスタ”の戦闘シーンはめちゃくちゃ迫力があって、作画もかっこよくて手に汗握る回ですね。

あとは、その少し前にマルスと一緒に戦うシーンが印象的です。最初は敵対していたけど、今回は味方として一緒に戦えたことが感慨深くて。62話でマルスと一緒にファナを止めにいくシーンもすごく熱いのでぜひ注目してほしいです!

――あとファンゼルの過去やバックグランドが描かれています。

梶原:『ブラッククローバー』の小説版で描かれていたストーリーで、原作では掘り下げられなかった出会いが描かれていて、よりファンゼルのことがわかるので見どころですね。

――オーヴェンから診断結果を告げられたところも衝撃的でした。

梶原:あのエピソードも好きです。アスタがケガをして、クローバー王国一の回復魔導士であるオーヴェンの診療を受けるんですけど、衝撃的な事実を突きつけられるんです。そのショックを見せないように振舞うけど、人知れず涙を流して。アスタが初めて涙を流すシーンであり、暴牛メンバーとの絆を感じる内容となっているので、ここも見て頂きたいところの一つです。

――そして魔女王の存在でしょうか。敵なのか味方なのかはっきりせず。

梶原:魔女王はこの巻の約半分くらいを占めているエピソードのキーパーソンですね! 63話でブラックアスタとなるきっかけにも関わっているので、ぜひ注目していただきたいです。

第63話のオーディオコメンタリーやパッケージイラストのブラックアスタにも注目!

――本編のほかにも「プチット・クローバーあどばんす」や第63話のオーディオコメンタリーも収録されていますね。

梶原:オーディオコメンタリーは吉原(達矢)監督、種村(綾隆)助監督、ノエル役の優木かなさんと僕の4人で収録しました。これまでのオーディオコメンタリーはすべて他のキャストの皆さんとだけだったので、スタッフさんを交えても初めてですし、4人というのも初めてでした。

今まではキャスト目線で制作やアフレコの裏話を語っていましたが、今回はスタッフさん目線のお話も聞くことができます。どこの絵や演出をこだわったとか、OPのコンテの話や、監督さんや助監督さんの役割などあまり知らなかったことも知っていただけるのではないかと思います。

僕自身も現場ではお話しさせていただいていましたが、改めて制作のこだわりや大変さ、葛藤が聞けたので充実したオーディオコメンタリーでした。

――ほかにこのBlu-ray&DVDで注目してほしい点は?

梶原:ブラックアスタが描かれているパッケージの表紙ですね。キャラクターデザインの竹田(逸子)さんが描き下ろしてくださったんですけど、カッコイイ!!

部屋に飾りたいくらい!また中面もデジパック仕様で、金色の夜明けのメンバーが見開きで描かれているのも珍しいですし、描き下ろしということで貴重じゃないかなと思います。今までのパッケージの中で、僕の一押しです!

待ち受ける強大な敵とかつてないスケールの戦いが展開される今後に乞うご期待

――今後のTVシリーズの見どころや意気込みを教えてください。

梶原:白夜の魔眼を倒すための王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験が終わって、その先に待つ新たな強大な敵がこれからの物語のキーになってきます。白夜の魔眼のアイツがまさかああなるとは!?みたいな(笑)。そこは見てのお楽しみということで。今までにないスケールで戦いが広がっていきますので、また新しい『ブラッククローバー』が見られると思います。 

――改めて『ブラッククローバー』という作品の魅力とは?

梶原:アスタたちがストレートな言葉や行動で心に突き刺さるものを与えてくれて、どこまでも熱いものを見せてくれるところが魅力かなと思います。

これから今までと違う『ブラクロ』が見られ、よりおもしろくなるので引き続き楽しんでください

――最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

梶原:まだ見たことのない方はかなり話数がありますが、物語が長い分それぞれのキャラクターの成長があり、仲間同士の絆なども繊細に描かれています。その中でもグッと心に刺さるエピソードがきっとありますので、BDや配信、原作で1話からご覧になっていただければと思います。

そしてずっと見てくださっている方、今後はこれまで見てきた『ブラッククローバー』とはひと味違うものが見られると思います!
アスタたちも、敵もお互いが自分たちの信念のもとで戦い、考え方の違いや心の葛藤がどんどん出てきて面白くなっていきますので、引き続き期待しながらお楽しみください!

パッケージ情報

◆BD-BOX、DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterVI』
2019年4月26日発売
・BD-BOX 22,032円(税込)
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・DVD-BOX 18,792円(税込)
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◆BD-BOX、DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterI』
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◆BD-BOX、DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterII』
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◆BD-BOX、DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterIII』
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◆BD-BOX、DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterIV』
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◆BD-BOX、DVD-BOX『ブラッククローバー ChapterV』
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発売:エイベックス・ピクチャーズ
 

TVアニメ『ブラッククローバー』作品情報


 

イントロダクション

魔法がすべての、とある世界――。

最果ての村の教会に同じ日に捨てられていたアスタとユノは、互いに魔道士の頂点・魔法帝になることを夢見て努力を重ねる日々を送っていた。

15歳になる年に、持ち主の魔力を高める〝魔導書(グリモワール)“を与えられた二人は、魔法帝直属の魔道士軍団である、魔法騎士団の入団試験を受ける。

その結果、九つの軍団の中から魔力が一切ないアスタは、ならず者集団『黒の暴牛』に、魔力の強いユノは、エリート集団『金色の夜明け』に所属することになる。

ついに二人は魔法帝への第一歩を踏み出したのであった――。
 

 

放送情報

テレビ東京系にて毎週火曜 夕方6時25分~放送
BSテレ東にて毎週金曜 深夜0時30分~放送
 

スタッフ

監督:吉原達矢
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:竹田逸子
サブキャラクターデザイン:徳永久美子
プロップデザイン:髙橋恒星
色彩設計:篠原愛子
音楽:関美奈子
アニメーション制作:studioぴえろ
 

キャスト

アスタ:梶原岳人
ユノ:島﨑信長
ヤミ・スケヒロ:諏訪部順一
ノエル・シルヴァ:優木かな
フィンラル・ルーラケイス:福山潤
マグナ・スウィング:室元気
ラック・ボルティア:村瀬歩
ゴーシュ・アドレイ:日野聡
バネッサ・エノテーカ:水樹奈々
チャーミー・パピットソン:安野希世乃
ゴードン・アグリッパ:松田健一郎
グレイ:高橋未奈美
ユリウス・ノヴァクロノ:森川智之
ウィリアム・ヴァンジャンス:小野大輔
ノゼル・シルヴァ:鳥海浩輔
フエゴレオン・ヴァーミリオン:小西克幸
シャーロット・ローズレイ:小林ゆう
ジャック・ザリッパー:浪川大輔
リヒト:櫻井孝宏
クラウス・リュネット:寺島拓篤
ミモザ・ヴァーミリオン:西明日香
神父:中尾一貴
シスター・リリー:久保田未夢
セッケ・ブロンザッザ:逢坂良太 ほか
 
TVアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京)公式サイト
TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト
TVアニメ『ブラッククローバー』公式ツイッター(@bclover_PR)

(C)田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
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