KISHOWが飛ぶ! e-ZUKAが唸る! Zepp DiverCityが揺れる! ツアー開始前からエンジン全開の『GRANRODEO limited SHOW』をレポート
5月15日、8thアルバム『FAB LOVE』を発売したGRANRODEO。そのアルバムを引っさげ、7月20日からは全国ツアー『GRANRODEO LIVE TOUR 2019 "FAB LOVE"』(11都市18公演)がスタート!
その前哨戦ともいうべきライブ『GRANRODEO limited SHOW supported by MTV』が、6月25日にZepp DiverCityにて行なわれた。
GRANRODEOのライブは毎回ごとに新たなる伝説を作り上げているが、今回もそれはお馴染み。KISHOWとe-ZUKAが作り出したGRANRODEOの世界をレポート!
最初から曲もMCも大盛り上がり!
開演前、フロアにはファンの方々がこれでもかと詰め寄り、スタートを待ちわびている。すると、SEが徐々に小さくなりついに開演。
ステージが赤いライトで照らし出されるとKISHOWとe-ZUKAが登場!会場からは大きな歓声と拍手が湧き上がった。
早速1曲目、映画『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)』のオープニング主題歌「Deadly Drive」から。初っ端からエンジン全開のパフォーマンスで、観客たちも一人残らず手を上げて体を揺らす。
勢いそのままに、映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』主題歌「Glorious days」、ちょっと懐かしい「Darlin'」と続いた。
KISHOWは相変わらず伸びの歌声で、テンションMAX。観客を乗せることも忘れない。e-ZUKAのギターもキレキレで、速弾きもバッチリ決まっていた。
「こんばんは、Zepp DiverCity!」から始まったMCでは、笑いもかっ攫うGRANRODEO。
「時計見たら20時。普段ならライブ終わってる時間じゃねーかよ。でもこっから俺たちの宴の始まりだぜ!」とKISHOWがシャウトすると、会場からは歓喜の声が。
観客の盛り上がりぶりに、e-ZUKAは「すごいね、もうツアー始まっちゃったみたいだね。もう始めちゃおうか!」と上機嫌。
さらに、6月21日、22日、23日と3日間にわたってに行なわれた『ランティス祭り2019』についても言及。ランティスレーベルの代表から期待を寄せられていたKISHOWは、かなり気合いを入れてステージに臨んだそう。
結果、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた“GRANRODEO”がTwitterのトレンド1位にもなった。
しかし……! 翌朝見ると声優の梶裕貴さんと竹達彩奈さんの結婚ニュースがぶっち切りのトレンド1位になっており、KISHOWは肩を落としたと語り、笑いを誘った。
トークでも盛り上げた後は「盛り上がってくれよ!」と、アルバムのリード曲「FAB LOVE」へ。再びスイッチを入れていれる。
続けて、TVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』オープニング主題歌「move on! イバラミチ」では、カラフルな照明がぐるぐるとステージを照らし、盛り上がりに一役買っていた。
次はブルージーで色気あふれる「ラクガキ MOON」。ギターも歌声も伸びやかかつ艶っぽく、ステージのカラーをガラリと変えた。
次々飛び出すキラーチューンたち!
ここでGRANRODEOの2人のほか、ベースの滝田イサムさん、ドラムのSHiNさんとメンバー紹介。
改めて気合いを入れ直すKISHOWは「よっしゃ、最後までついてきてちょうだいよ!」とシャウト。
TVアニメ『文豪ストレイドッグス』第3シーズンオープニング主題歌「セツナの愛」がスタート。
さらに、KISHOWのシャウトがたっぷり味わえる「BEASTFUL」から「Jump And Pump」へ。ステージではジャンプしながら踊りまくるKISHOWとギターを振り回しながらジャンプするe-ZUKAがとにかく楽しそう。
途中、「飛びたいんじゃないの〜?3、2、1、GO!」と盛り上げるのも忘れない! さすがプロフェッショナル。
全力で演奏し終えると、「楽しかったな。これキラーチューンだ、別の意味で。死んじゃうぞ」と息を切らしながらも楽しそうに話す2人。
さらに、「L.A.行って良かったなって思った。この曲もできたし」と、L.A.でレコーディングをした楽曲「Take it easy」へ。
会場からは大きなクラップが聞こえ、多幸感に包まれまれる。ステージの照明も温かなオレンジに変わり、ハッピーな空気が広がった。
続いて「JUNK-YARD DOG」、TVアニメ『咎狗の血』OP主題歌「ROSE HIP-BULLET」が披露されると、会場は大盛り上がり。
そして、「お台場cowboy!」のコール・アンド・レスポンスから、TVアニメ『NEEDLESS』OP主題歌「modern strange cowboy」がスタート! KISHOWとe-ZUKAもステージ上で暴れまくる。
最後は、全国ツアーに向けた意気込みを語り、アルバム収録曲「the one」を壮大にパフォーマンスしてステージを後にした。
最後の最後まで大盛り上がり、ツアーが待ちきれない!
しかし、観客からは「GRAN!」「RODEO!」とアンコールの声が鳴り止まない。それに応えるように、再びステージに現れるメンバーたち。
「ちょっとだけよ〜」とKISHOWが言うと、新曲「フォルテ」を披露。
今回のライブが8月にMTVにて放送される告知をすると、最後に人気曲「Can Do」!会場にいた全員が笑顔で踊り、歌い、ライブの幕を降ろした。
全ての曲がキャッチーで“名刺”になり得るGRANRODEOの曲。ツアー開始前から、それらがたっぷり堪能できるライブだった。
[取材・文/高橋梓]
セットリスト
1.Deadly Drive
2.Glorious days
3.Darlin'
4.FAB LOVE
5.move on! イバラミチ
6.ラクガキMOON
7.セツナの愛
8.BEASTFUL
9.Jump And Pump
10.Take it easy
11.JUNK-YARD DOG
12.ROSE HIP-BULLET
13.modern strange cowboy
14.the one
EN1.フォルテ
EN2.Can Do
CDも絶賛発売中!
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