【夏アニメ特集】『スタミュ』星谷悠太役・花江夏樹さんインタビュー|第3期はみんなで困難を乗り越えるストーリー「星谷のちょっとした変化も楽しんでほしい」
『スタミュ』を純粋に楽しんでほしい
――『スタミュ』は星谷悠太の成長ストーリーでもありました。花江さんにとって星谷悠太はどんなキャラクターになっていますか?
花江:すごく元気で明るくて前向きなキャラクターですし、あまりネガティブになりません。
悩んでいても打開策を見つけようと行動に移すタイプなので、見ていてすごく気持ちいいですし、応援したくなる人を惹きつけるキャラクターだなと思います。
そこに役者としての実力がついたら、さらにすごい人間になるのではないかなと。
そういう意味ではある意味“原石”。演じていてもそれをすごく感じますし、元気をもらえることが多いです。
なので、第3期も頑張ってほしいなと思っています(笑)。
僕も星谷の考えやセリフに触れて「頑張らなきゃな」と思うことがあるんですよ。
――底抜けに明るい星谷を演じられていますが、その“折れない心”はどこから来ていると思いますか?
花江:彼自身のもともとの性格もあると思いますが、「あの人のようになりたい!」という鳳先輩への憧れが根底にあるのではないでしょうか。
自分自身が他の人より劣っている部分が多いと自覚しているので、何倍も頑張らなきゃという気持ちがあり、「だったらウジウジしているよりは行動しないと!」とポジティブな考えを持っている……うーん、言葉にするのが難しい(笑)。
一同:(笑)。
花江:ただ、意識的に明るく振舞っているわけではないと思うんです。やっぱりきちんと目標があり、鳳先輩への強い憧れから学校に入っているので、そこが1番だと思います。
――もし、星谷くんが実在していたら、友達になれそうですか?
花江:もう全然なれると思います! ただ、僕は自分から話しかけに行くタイプではないので、星谷から話しかけてくれるんじゃないかな。
そして一緒に歌を歌ったり、ミュージカルに出たりしてみたいですね。
――花江さんご自身、ミュージカルはよくご覧になられるのですか?
花江:舞台を観に行くことはあまりありませんが、ミュージカル映画を見ることはあります。ご存知の方も多いですが、僕はディズニー作品が大好きですのでアニメ映画を見たり、あとは有名な『ヘアスプレー』も好きです。
ミュージカルに対しての解釈は人それぞれだと思いますが、僕にとってのミュージカルはセリフを挟みながら歌うイメージが強くて。
『スタミュ』の中では、第2期の劇中劇で披露した「Shadow&Lights」という楽曲にミュージカル要素を強く感じました。
僕としては、ミュージカルはかしこまって見るよりも、純粋に楽しむものだと思っているので、第3期で初めてご覧になる方でも気軽な気持ちで楽しんでほしいです。