「仲良くない」けど繋がり合うARP共通の思い「世界最高のライブエンターテイメントに絶対する」
AR(拡張現実)による4人組のダンスボーカルグループ「ARP」が、ついにシングルをリリース。8月21日に『Burn it up』と題した作品を世に放ちます。さらに、この曲は彼らが登場するTVアニメのテーマソングに決まるなど、新たな展開も。今はまさに、可能性が広がっている最中です。
そこで、4人にインタビュー。新曲のパフォーマンスや現在の思いをじっくりと聞いてみました。
世界トップのコレオグラファーへの挑戦
――シングルリリースおめでとうございます。店頭に並ぶまであとわずかですね。
シンジ:アニメイト様の限定盤企画でシングルリリースにしていただくって聞いて、すごいなって思いました。
レオン:レオン待望の黄色いジャケットが、ずらあああと並んでるのを想像する胸が一杯です。
レイジ:並ばねーし。1~2枚「ら行」のところにそっと置かれてるんじゃね。
レオン:じゃあ、僕が並べときます。
ダイヤ:マジでやりそうだよな。
――そんな『Burn it up』は、ラップが利いたアップテンポな楽曲。最初に聞いたときはどんな印象を持ちましたか?
シンジ:まさに、みなさまがよくおっしゃってる「キャッチーな曲」だなと思いました。
ダイヤ:サビの部分はもちろんなんだけど、俺的にはAメロのインパクトもおおって思ったけどな。
レイジ:アニメの主題歌だから耳障りがいいってことをまさに狙って作られてると思う。
レオン:歌いやすいです。歌ってて気持ちいいです。すぐに覚えました。
――ともあれ、歌の難度が高そうな印象です。レコーディングはいかがでしたか?
レイジ:レコーディングのときにシンジが泣きました。
――そうなんですね!
シンジ:やめてよ、その言い方。えーっと、仲間って事をすごく感じる歌詞があって、メロディーと重なって、ぐっと来てしまったんですよね。でも泣いてませんから。
ダイヤ:あと、俺のラップのところ、ノセ方がイケてるって褒められた。
レイジ:なんだよ、褒められたって。誰にだよ。
レオン:あのラップはダイヤさん向けに作られてるパートやし。
――また、振り付けはDA PUMPのKENZOさんとのこと。KENZOさんといえば、世界大会で8年連続1位に輝くほどのダンサーですが、世界クラスの振り付けはいかがでしたか?
ダイヤ:まずご本人がスタジオに来てくれたことにびっくりしたよな。スゲェ気さくな人で、レッスン中もさ、KENZOさんのワークショップみたいで。
――貴重な体験ですね。
レイジ:ある程度振り付けの全体が固まってきて、微調整に入ったときに思ったんだけど、ダンスを絵のように修正していく感じだった。その説明の時の言葉の使い方が、微細な筆を入れていくみたいな感じで上手いんだよ。
――丁寧に振り入れしたぶん、時間がかかりそうです。
シンジ:僕は一番時間を掛けてもらったんじゃないかな。バレエがベースにあるからKENZOさんの振り付けは少しハードルが高かったんですけど、色々とすごく新鮮で楽しかったです。
レオン:すごく気さくな感じで。ぼくめっちゃファンになりました。教え方もすごく上手なんです。これ無理ちゃうかみたいなパートがあったんですけど、KENZOさんに教えてもらうとわかりやすいんですよ。
――パフォーマンスが楽しみです。では、ここまでのお話を踏まえファンに「自分のここを見てほしい!」といったポイントは?
シンジ:自分のっていうか、みなさんにも一緒に歌って、踊っていただきたいです。
レオン:サビのところでみんな揃って手を交差させる振りがあるんですけど、「バーニラ、バニラー」って。そこから足をけるまでが本当に気持ちいいです。
レイジ:レイジはやっぱりレイジの歌声を聞いてほしい。注目すべきはレイジの英語の発音だな。
ダイヤ:覚えやすくて、そしてノレるっていう、そして実はちょっと難しい、さすがの振りなんで、ライブに来てくれた人みんな一緒に踊ってもらえたらって思います。
――そして、主題歌となるTVアニメも来年1月にスタートするそうですが、アフレコはこれからですか?
ダイヤ:9月から本格的に収録する予定。自分演じるってほんと難しい。
――確かに、初挑戦ですもんね。
レイジ:レオンがカミカミでほんと迷惑。ある意味リアル。まさにドキュメンタリーアニメ。
レオン:噛んでへんよ。噛んだとこはちゃんと録り直してるし。
レイジ:だから時間がかかんだろ?
ダイヤ:で、叶くんはどうだった?
シンジ:おおっ、びっくりした。まあ、デビューする前を思い出して、ほんと色々あったなーって。アフレコしながら思いました。だからこの歌の歌詞が僕に刺さるんじゃないかって思います。
4人の関係とライブに懸ける思い
――今4人のなかで起こっている、ブームってありますか?
シンジ:ブームって言うと、ダイヤ君最近バスケにハマってるよね。
ダイヤ:それな。絶対バスケくるから。みんなも注目してて。
レオン:僕はお高いハンバーガーを食べる事です。
ダイヤ:それブームちゅうか、お前らショールームに出るたびに食べさせてもらってまじ羨ましい。
レイジ:高いハンバーガーはうまい。これはレイジも認めよう。
――とすると、メンバーと食べに行くことも?
レオン:会うこと自体そんな無いよね。
レイジ:何言ってんだよ。お前、最近ほぼ毎日レイジたちの部屋来てんじゃねーか。
ダイヤ:それな。飯食ってくことがなんか普通になってきてない?
シンジ:えー、説明しますと。ダイヤくんとレイジくんは学校の寮で同じ部屋。レオン君は一人部屋に住んでるんです。
レイジ:で、シンジだけ高級億ションにおひとりでお住まいです。
シンジ:みみも一緒です。(みみちゃんはボストンテリアのワンちゃんです)
――いつからそこまで仲が良く(気心の知れた間柄に)なった?
シンジ:なんだろうね。ベータライブからかな。
レオン:えー。3rd A’LIVEくらいまでレベクロ怖かったですよ。
レイジ:レベクロって言うな。
ダイヤ:つまり、そもそもそんなにみんな仲良くねーよ。
――えっ!
シンジ:ダイヤ君!
――もうちょっとお付き合いください。例えば、一番仲の良いメンバーだとかは?
レイジ:なんかこの質問うぜーな。
――そこをなんとか……!
レイジ:みんな仕事でつるんでて。普段は瞑想してんだよ。
レオン:ぜんぜん違います。ダイヤさんとレイジくんは生まれたときから一緒です。
シンジ:生まれたときからじゃないけど。幼馴染だよね。
ダイヤ:レイジが普段は瞑想してんのはホントだけどな。
――4人組で活動していると、グループのなかで役割が決まってくるかと思います。それぞれ担当はありますか? 理由も一緒に教えてください。
レオン:シンジくんは王子様役で、本当は王子様。
ダイヤ:じゃあ、王子様だ。
レオン:ダイヤさんはお兄さん役で、本当はお母さん。
レイジ:(笑)。それな。
レオン:レイジくんは地上に舞い降りた役で、本当はレイジくん。
シンジ:ああ、なんかなるほど。
レイジ:はいハードル上がりました。で、レオンは?
レオン:レオンは可愛い役で、本当は天才。
ダイヤ:本当は天才って……。イタすぎるだろ。
――今現在の関係性がわかったところで。もうすぐ夏も終わりですが、予定はありますか?
ダイヤ:元町プールにいく。
シンジ:シンプルだね。レオンくんはまた神戸に帰るの?
レオン:レイジ君の宿題を写すのできっと毎日必死ですよー。あ、でもアソビルにレイジ君と行く約束してます。
レイジ:その仲良し感出すのやめろ。シンジお坊ちゃんはまた海外ですか?
シンジ:いや、今年は本当に時間がないし、生徒会もあるからね。
――それぞれに夏を満喫されるみたいですが、ARPとしてはシングルリリースだけでなくライブも控えています。最後に、どんなパフォーマンスを観せたいか教えてください。
シンジ:8月24日と25日。ベルサール高田馬場でKick A’LIVE3を行います。アニメイト様にもこうやって応援していただいて、僕達を初めて見るっていう方も多いんじゃないかと思います。初めての方でも勝手に体が動き出してしまうようなそんなライブにします。
ダイヤ:ライブは俺らガチだから。世界最高のライブエンターテイメントに絶対する。そして第一公演のMCをおれは完璧にこなす。
レイジ:レイジはライブが本当に好きだ。いろんな事をこえて、レイジ達を見に来てくれるARSをレイジは心のそこから大切だとおもう。だから魂込めて歌う。
レオン:今、Kick A’LIVE3に向けて、すっごく練習してます。4公演全部最高になるように体力もつけてます。レイジ君とのWe Rock!!もミュージカル風ですっごく気に入っていて、是非見てほしいです。もうレオンは準備万たんたんやから、早くライブの日になってほしいです。
[取材・文・構成:松本まゆげ]
ARP「KICK A’LIVE 3(キック アライブ スリー)」
主催 株式会社ユークス
会場 ベルサール高田馬場
公演日程
2019年8月24日(土)
・第1回公演 11時45分開場/12時30分開演
・第2回公演 16時15分開場/17時開演
2019年8月25日(日)
・第3回公演 11時45分開場/12時30分開演
・第4回公演 16時15分開場/17時開演
出演者 シンジ、REBEL CROSS(ダイヤ、レイジ)、レオン
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ARPとは
「ARP」は最新のAR技術が生み出したダンス&ボーカルグループで、ボイスキャスト(声優・歌手)、アクティングキャスト(役者・ダンサー)、AR技術者が一体となってリアルタイムでライブを行うことで、完璧な歌唱力・ダンスパフォーマンス・美貌を兼ね備えた至高のアーティスト達による最先端のライブエンターテインメントを提供しています。
また8月24日25日にはベルサール高田馬場で「KICK A’LIVE 3」の開催も決まっています。
まさに目の前に存在するARアーティストがリアルタイムにパフォーマンスを行い、さらにファンと交流したりすることで話題となった作品として、今回、待望のアニメが発表されたことで更に注目を集めています。
『ARP』公式サイト
『ARP Backstage Pass』公式サイト
『ARP Backstage Pass』公式Twitter