キュアスター/星奈ひかる役の成瀬瑛美さんインタビュー『スター☆トゥインクルプリキュアLIVE2019 KIRA☆YABA!イマジネーションライブ』は「直接愛を与えられる場所」
絶賛放送中の『スター☆トゥインクルプリキュア』(以下『スタプリ』)。メインキャストとプリキュア歌手が出演するスペシャルライブ『スター☆トゥインクルプリキュアLIVE2019 KIRA☆YABA!イマジネーションライブ』が2019年9月28日(土)に昭和女子大学人見記念講堂で開催されます。
アニメイトタイムズでは主人公・キュアスター/星奈ひかるを演じるでんぱ組.incの成瀬瑛美さんを直撃!
ライブ前の心境と、『スタプリ』に対するKIRA☆YABA!な思いを教えてもらいました。
目次
- 『スター☆トゥインクルプリキュアLIVE2019』に対する熱意
- チームワークも「今はバッチリです!」
- 振り付け曲についての「ポイント」伝授!
- 『プリキュア』への誰にも負けない熱い想い
- ちょっとでも「気をここに置いていこう」
- 愛を届ける、与えるという意識
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- 『スター☆トゥインクルプリキュア』イメージソングファイル
『スター☆トゥインクルプリキュアLIVE2019』に対する熱意
──毎年アニメイトタイムズでは『プリキュア ライブ』の特集をしているんですが──。
成瀬瑛美さん(以下成瀬):アニメイトタイムズさん、いつも見てます~! 基本的にオタクなので、『プリキュア ライブ』の特集も当然読んでいます!(笑)
──ありがとうございます!(笑) では早速なのですが『スター☆トゥインクルプリキュアLIVE2019 KIRA☆YABA!イマジネーションライブ』について教えてください。最初にお話を聞いたときはどんなお気持ちでしたか?
成瀬:私はプリキュアシリーズのファンなので、ライブが開催されていることはチェックしていて。ひかるちゃん役に決まったときも「ライブあるのかなあ!」ってワクワクしていたんです。
今回はシリーズ史上初めて変身シーンに歌が入っていますし「これもライブで歌ったりするんじゃないかな」って想像していました。だから話を聞いたときは「やったあ~!」って。
自分がプリキュアとしてステージに立てて歌って踊れることも嬉しいですし「今年もライブがあるんだ!」っていう喜びもあって。このライブが伝統として続いていけばいいなという熱い思いもあります。
──プリキュアの歌は毎年ぐっとくるものがありますが、成瀬さんにとってプリキュアのうたは言葉にするとどんなものだと捉えていますか?
成瀬:どのシリーズもみんなの背中を押してくれるような、元気をくれる力の源だなと思っています。
『スタプリ』の歌はそれにプラスして“スペイシーかわいい”というか!
──“スペイシーかわいい”!(笑) キーワードですね!
成瀬:“スペイシーかわいい”は今思いついた言葉なので私の作った造語です(笑)。レトロフューチャー感があるなと思っています。
楽曲にいろいろな挑戦があるので、今までのプリキュアらしい伝統を引き継ぎつつも新しい切り込み方をしているなと。今年は特に聴いてて楽しいですね。
──そういったお話はキャスト陣でされるんです?
成瀬:はい! 「80年代感があるよね」って話はすごくしますね。“スペイシーかわいい”は本当に今思いついた言葉なので話したことはないです(笑)。
前期エンディング主題歌「パぺピプ☆ロマンチック」
作詞:高瀬愛虹/作曲:田村信二/編曲:草野よしひろ、田村信二
歌:吉武千颯
チームワークも「今はバッチリです!」
──コンサートに先駆けて8月21日(水)にはイメージソング集『スター☆トゥインクルプリキュア』イメージソングファイル』が発売されます。今振りかえると、楽曲のレコーディングはいかがでしたか?
成瀬:ひかるのイメージソングの「イマジネーション☆ハレーション☆彡」はすごく思い出深いです。普通の楽曲の間にひかるちゃんの妄想がわーっと喋ってるところがあるんですが、それを一息で言うところが難しくもあり面白かったです。
でもその分ひかるちゃんのぶっとんだキャラクター感を演出できたと思います!
また、キュアコスモ(CV:上坂すみれ)の宇宙アイドル「マオ」の楽曲も『スタプリ』音楽の肝になってると思うので、楽しんでいただけたらと思っています。
──キャラクターソングやプリキュア楽曲を歌われるとき、どんなところにこだわるんでしょうか。
成瀬:単語一つひとつを歌うときの思いの込め方ですね。
例えば“イマジネーション”、“ときめき”……そういう単語を思いを込めてかわいく言いたいな。他にもキャスト全員で歌ったTVオープニング曲のカバー「キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア」も、一か所を切り取っても“かわいく楽しそう”に聴こえるように意識しました。
録音はそれぞれ別日だったのでキャストのみんなと楽曲のお話はしてないんですけど……半年以上一緒にアフレコをしてきて「この子はこういう歌い方をするだろうな」っていうことが分かるようになってきたんです。だから脳内に完成図が見えた状態で、自分はどういった役割でスターを演じるかを考えられたので「すごくやりやすい!」って。
──半年が経過した今だからこその感覚でチャレンジできたんですね。
成瀬:そうですね。最初は声を合わせるのが難しいなと思っていたんですが今はバッチリです!
──「最初は声を合わせるのが難しくてプリキュアの先輩たちを見てなんであんなにぴったり合うんだろうと思った」といった趣旨のお話を歴代のプリキュア声優の皆さんがよくおっしゃってますよね。
成瀬:あ……! そうですね。私もまさに『映画プリキュアミラクルユニバース』の収録のときに思っていました! 「先輩たち凄い!」って。いまこうやって先輩たちと同じ道をたどっているんだなと思うと感慨深いです。
長年プリキュア映画を見続け来た私が言うのだから間違いないよ...これは泣けるタイプの...超名作... #映画プリキュア #スタプリ #precure
— えいたそ☆成瀬瑛美 (@eitaso) June 2, 2019
振り付け曲についての「ポイント」伝授!
──成瀬さんがライブで楽しみにしている曲はありますか。
成瀬:プリキュアは必ずエンディングダンスがあるじゃないですか。私たちも踊れたらいいなって期待をしています。
実際はどこまでやるか分からないですが、ファンのみなさまも一緒に振り付けしながら楽しめたら面白いんじゃないかなって。
──振り付けは一見難しい印象もありますが、ポイントはありますか?
成瀬:確かに難しいんです(笑)。
でも正しくやらなくていいと思うんです。大人も子どももリズムに乗って自分が思うがままに踊ってくれたらいいんじゃないかなって。「ここは全然できな~い!」って思ってもそこは気にしないで。
我々は頑張りますが(笑)。
──ほかにも振り付け曲はあるんでしょうか?
成瀬:どうなるのかは分からないんですけど今いただいているスケジュールに“振り入れの日”っていうのがあったので、もしかして結構踊るのかなあってふわっとした想像をしています(笑)。
普段オープニング、エンディングを担当されているアーティストさんはイベントをやられているときに結構踊っていらっしゃるんですよね。
あんなにきれいな歌を歌いながら踊っているのが凄いなと毎回思います。私たちも何かやったりするのかなってドキドキしてます。ん~……楽しみ!
──今まさにライブの構成などを考えられているところなんです?
成瀬:このあいだ最初の打ち合わせがあったんです。メンバー全員とスタッフさんで決起集会っぽい雰囲気でテンション上がりました。「いいライブにするぞ~!」って。
部活のような雰囲気でした。
──今お話できる範囲でいいので、もし他にお話されたことなどありましたら教えて下さい。
成瀬:キュアミルキー/羽衣ララ役の小原好美ちゃんが人前でまだ歌ったことがないので(声色をまねながら)「どうしよう! みんなは慣れてるかもしれないけど、私やったことない! どうしようルン!」って。
「大丈夫だよ! ステージに立ったら絶対に楽しいよ!」「そうかな? 頑張る!」という話をしました(笑)。
──そのお話、リアルプリキュアじゃないですか! そのまま物語にできそうです。
成瀬:そうなんです(笑)。これから振り付けの練習もあると思うのでみんなで力を合わせて頑張っていきたいなと思っています。
──振り付け以外にもライブならではのお楽しみのポイントはありますか?
成瀬:ライブグッズのなかにオリジナルのペンライトがあるんです。
自分の手をあげて楽しむのももちろん楽しいんですが、推し……じゃない(笑)、好きなプリキュアのカラーを光らせたペンライトを振るのも、タオルを首にかけて楽しむのもいいんじゃないかなって。
Tシャツもあるので、ライブを見るだけじゃなくて“体感してる”気持ちになれると思います。
──ところでライブ用のキービジュアルはご覧になられましたか?
成瀬:『スタプリ』の版権イラストはいろいろ見てきましたが、普段使っている武器以外でアイテムを持っているところを見たことがなかったのでマイクを持っている姿が新鮮でした。
普通の等身のキャラクターはもちろんですが、チビキャラのイラストもすごくかわいくて。ビジュアル面でも力を入れているんだなと思っています。
──当日が楽しみですね。
成瀬:はい! まだリハーサルも始まってない段階ですが、めちゃくちゃ楽しみで。
映画などの舞台挨拶でプリキュアを応援してくれる皆さんにお会いすることがあったんですが、“直接お会いできること”が私にとってめちゃくちゃ嬉しいことなんです。テレビ越しにプリキュアを応援してくれている人たちに直接愛を与えられる現場というのは本当に少ないので!
楽しんでくれるみんなと交流できることも、自分自身がプリキュアになりながら歌うことも嬉しいです。