『映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』5つの見どころ特集|今回カズマたちはめぐみんの故郷“紅魔の里”へ! 果たして彼女のご両親はどんな人なのか!?
2017年に放送されたTVシリーズ第2期からおよそ2年半の時を経て、いよいよ『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』が2019年8月30日(金)より、ついに劇場公開! 本稿ではその見どころを、5つのポイントでご紹介していきます。
今回の物語では、ある理由から危機に瀕しているめぐみんやゆんゆんの故郷・“紅魔の里”へ向かうことになるカズマたち。きっとめぐみんや紅魔族について、物語中で深く知ることができることでしょう。
1.いざ、めぐみんの故郷・紅魔の里へ!
今回のカズマたち一行はパーティメンバーのひとり、めぐみんの故郷である“紅魔の里”へ赴くことになります。それはなぜかというと、なんと紅魔の里は滅亡の危機に瀕しているそうなのです。
こうなってくると、めぐみんと同じく紅魔族のゆんゆん(CV:豊崎愛生さん)が口走った爆弾発言、「私、カズマさんの子供が欲しい!」もちょっとシリアスな雰囲気を醸し出してしまう訳が……ないですよね!
なんと言ってもそこは『このすば』なので、ベルディア(CV:安元洋貴さん)やバニル(CV:西田雅一)、ハンス(CV:津田健次郎)の時のようにたとえ魔王軍幹部と遭遇するようなことがあったとしても、カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスらいつもの面々のノリは変わらないことでしょう。
2.なぜ紅魔族は滅亡の危機に!?
気になるのはやはりそこでしょう。カズマたちが暮らす街にめぐみんとゆんゆん、ふたりも出身者がいることから、若者がみな別の街に出てしまい限界集落のようになっていることも考えられます。
そもそも現状の紅魔族代表が彼女らみたいなところもあるので、ほかの紅魔族の面々がどんな人物なのかも注目したいところ。やはりふたりのように愉快な人物ばかりなのでしょうか。
ひとまずそこは作品を楽しみにするとして、やはりめぐみんとゆんゆんの故郷の危機とあっては、さすがのカズマも放ってはおけない……と言いたい。きっとなんだかんだと故郷が心配になっためぐみんやゆんゆんに唆され、協力することになるはずです。
3.めぐみんのご両親は一体どんな人なのか
めぐみんにとっては里帰りということで、カズマは彼女のご両親と対面することになるかも!? ベルディアに“頭のおかしい紅魔の娘”と呼ばれためぐみんの親ということで、その人物像に想像がつきません!
めぐみんそっくりの中二病、中二病の娘を生暖かい目で見守る立ち位置、むしろしゃんとしなさいと叱りつけるしっかりものなど。妄想は尽きませんが、もはやどんなキャラクターが出てきたとしても面白いことでしょう。
もちろんゆんゆんのご両親とも会えるかも知れませんね! 彼女の「子供が欲しい」発言などもある関係上、ご両親への挨拶から結婚なども連想されます。果たして、カズマの女性関係に進展がこの先あるのでしょうか!?
4.そもそも里でのめぐみんの立ち位置って?
確か紅魔族随一の魔法の使い手を自称していためぐみんですが、使える魔法は一度放ったらすべての力を使い果たして倒れてしまう“爆裂魔法”のみ。優秀だったのか、それとも落ちこぼれだったのか、彼女が里でどんな人物とみられていたのかは注目すべきポイントになると思われます。
そもそも、爆裂魔法が里でどんな扱いをされているのか実際に知ることができるチャンスでもあります。確かにその威力は折り紙付きで、“世界最強”の名にふさわしいように見えますが、その高すぎる威力から扱いづらさも目立っていました。
めぐみん以外に爆裂魔法の使用者がいるのかなども、気になるところ。
5.もちろんアクアやダクネスの活躍も
ここまでめぐみんやゆんゆん、紅魔族のことを中心に触れてきましたが、やはりカズマたちパーティの活躍は見どころです。カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスらが揃った時の団結力やコメディ要素、そのパワーは映画版でも健在のハズです。
めぐみんやゆんゆんは自身の故郷の問題なので当事者のひとりとなりますが、カズマやアクア、ダクネスが危機に瀕している紅魔族の問題にどう関わっていくのでしょうか。もちろん話の流れがどうなろうと、きっと面白いことになるのは間違いありません。
どう転んでも絶対に面白い事間違いなしな彼らの銀幕での活躍を、ぜひとも劇場で最後まで見届けましょう!
以上5つの見どころをご紹介しました。そろそろ8月も終わりに近づいたということで、夏休みも終わるという人も多い事と思います。この夏の終わりは、カズマたちの活躍で終えるというのも一興ではないでしょうか。
[文・胃の上心臓]
『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』2019年8月30日(金)公開!
イントロダクション
シリーズ累計850万部突破! 異世界コメディの決定版、ついに銀幕へ!
原作は、暁なつめによるライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」(角川スニーカー文庫)。大人気を博したTVアニメ化(1期・2期)を経て、国内・海外を問わず幅広い層のファンから支持を得る異世界コメディ「このすば」が、ついに銀幕へ!
監督・金崎貴臣を中心としたメインスタッフ、個性豊かなキャラクターたちを熱演したキャスト陣が集結して、渾身のアニメ「このすば」を、劇場へお届けします!
あらすじ
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、 ひょんなことから、女神・アクアを道づれに異世界転生することに。
「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。
トラブルメーカーの駄女神・アクア、 中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、 妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、 能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、 借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、 魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。
そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。
「私、カズマさんの子供が欲しい!」
事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、 滅亡の危機に瀕しているという。里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?
カズマたちパーティを襲う最大の危機! 平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?
スタッフ
原作:暁なつめ(株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫刊)
原作イラスト:三嶋くろね
監督:金崎貴臣
脚本:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一
美術監督:三宅昌和
色彩設計:伊藤由紀子
撮影監督:廣瀬唯希
編集:木村佳史子(MADBOX)
音響監督:岩浪美和
音楽:甲田雅人
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:映画このすば製作委員会
キャスト
カズマ:福島潤
アクア:雨宮天
めぐみん:高橋李依
ダクネス:茅野愛衣
ゆんゆん:豊崎愛生
ウィズ:堀江由衣
バニル:西田雅一
ルナ:原紗友里
荒くれ者:稲田 徹
こめっこ:長縄まりあ
公式ホームページ
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