まばたきさえも惜しい! 笑顔と多幸感が詰まった、『GRANRODEO LIVE TOUR 2019 "FAB LOVE"』レポート
7月20日からスタートした『GRANRODEO LIVE TOUR 2019 "FAB LOVE"』。愛知・Zepp Nagoyaからスタートし、これまで宮城、岡山、広島、福岡、大阪と回ってきた。そして8月23日には東京・Zepp DiverCityで12公演目を迎えた。
GRANRODEOのライブはパワフルだが、今回の東京公演も負けずとも劣らず。一瞬一瞬に見どころに溢れた東京公演初日の模様をレポートしていこう。
スタートからフルスロットル、パフォーマンスもMCもキレキレ!
開演時刻の19時ピッタリ、オープニングのSEが流れると会場からは大きな声援とクラップが鳴り響く。
英語でアナウンスが流れると、観客とコール・アンド・レスポンス。「フー! フー!」と声を出して、会場のボルテージ上がったところでメンバーたちの登場だ。
まずは、8thアルバム『FAB LOVE』のリード曲「FAB LOVE」。KISHOWのずば抜けた歌唱力は健在。いつものようにe-ZUKAのギターもキレキレだ。
続いては「愛のWarrior」、そして定番となった「Can Do」。観客の声もさらに高まり、手は上がりっぱなし。KISHOWとe-ZUKAもステージ上で所狭しと暴れまくり、それぞれのボーカル、ギタースキルをこれでもかと見せつけてくる。
「ハロー、お台場、ご機嫌いかがですか!」というKISHOWの言葉には、割れんばかりの大歓声。「東京に帰ってきました!第二の故郷ですから」には、「おかえりー!」という声も聞こえた。
e-ZUKAは挨拶をしつつ、超満員の客席を気にする。男性ファンを指し「(客席の安全は)彼に任せます。彼が今日、セキュリティを。責任を持って」。アットホームな雰囲気になると、KISHOWも「(客席を指し)その辺、煽りがスゴいんだよ。“おぉ!?”みたいな」と笑いを誘う。
「東京ではあんまり喋らないようにしようと思ってたんだよね」は嘘!?
「盛り上がっていきましょう!」と気合いを入れ直すと、「21st CENTURY LOVERS」へ。「令和の恋人たちに捧ぐぜ!」とメッセージを送り、再びステージ上でステップを踏む。
「CRACK STAR FLASH」が終わると、KISHOWはおもむろに水を口に含み、客席へ噴射! それすらも観客を盛り上げる最高のパフォーマンスだ。
その後も「move on! イバラミチ」、「フォルテ」と、メンバーたちのボルテージは上がっていくばかり。e-ZUKAがベースと顔を見合わせながら、楽しそうにギターをかき鳴らしていたのが印象的だ。
ここでサポートメンバーの紹介。今回も瀧田イサム(Ba.)、SHiN(Dr.)というお馴染みのメンバーが顔を揃える。
途中、瀧田イサムによる「カップヌードルはシーフードとチリトマトどっちが美味しいか対決」や、e-ZUKAの「ギターで喋る芸」も飛び出し、バシバシ笑いが起きる。
「東京ではあんまり喋らないようにしようと思ってたんだよね(e-ZUKA)」という言葉とは裏腹に、たっぷりMCを披露すると再び曲へ。
ブルージーな雰囲気がたまらない「ラクガキMOON」、王道ロックがカッコいい「JUNK-YARD DOG」、「Glorious days」と続くと、ステージ上にはKISHOWとe-ZUKAの2人のみに。
用意された椅子に座り、e-ZUKAはアコースティックギターに持ち変える。今までと雰囲気がガラリと変わって披露されたのは、「恋音」だ。