新作アプリ『快感♥フレーズ』菊地燎さん、滝澤諒さん、ランズベリー・アーサーさんインタビュー【後編】|歴史ある作品で“新しい風”を巻き起こしたい
好評配信中の新作スマートフォン向けゲームアプリ『快感♥フレーズCLIMAX -NEXT GENERATION-』。
本作は、累計発行部数1000万部を誇り、1994年4月にはTVアニメ化された伝説の少女漫画『快感♥フレーズ』(原作・新條まゆ先生)の正式なスピンオフです!
そんな本作のリリースを記念して、新しく登場するアイドルユニット「F★light」より菊地燎さん(藤原ヒカル役)、滝澤諒さん(犬塚蜂矢役)、ランズベリー・アーサーさん(神崎夏向役)にインタビューを実施しました。
インタビューは【前編】と【後編】の2本立て。今回お届けする【後編】では、それぞれ3人が演じるキャラクターの特徴や「F★light」がどんなユニットなのかたっぷり語っていただきました!
さらに、オーディションの裏話も……!? ぜひ最後までご覧ください♩
3人がそれぞれ演じるキャラクターを解説!
——まずは、それぞれ演じられるキャラクターの注目ポイントを教えてください。
藤原ヒカル役・菊地燎さん(以下、菊地):ヒカルくんは完全に俺様&リーダー気質ので「俺についてこい!」というタイプです。
僕は、“皆さんどうぞどうぞ、僕は後ろから行きますんで”という性格ですので、ヒカルくんとは真逆です(笑)
一同:(笑)
菊地:なので、自分が考えているリーダー像というものをヒカルくんにかぶせて演じさせていただきました。
ただ、ストーリーが進んでいくと、ヒカルくんの弱さというギャップが見えてくるところがふんだんに散りばめられています。
そこもストーリーを解放していく中で、すごく楽しみにしていただきたい部分です。
ほかのキャラクターにもギャップはあると思いますが、その中でも、ヒカルくんはいつも分かりやすいリーダーという感じなので落差がすごく大きく出ていると思います。
——そんなヒカルくんと「F★light」のWセンターを務めるのが、滝澤さん演じる犬塚蜂矢です。
犬塚蜂矢役・滝澤諒さん(以下、滝澤):ハッチーはストイックで根性が据わっていて、いろんなことにおいてすごく真面目で熱い人です。
そして、ハッチーは何においてもやっぱり一途だと思っています。歌をやるにも、練習をするにも、恋においてもすごく一途で、それに向かってまっすぐに頑張る姿がとても素敵なんです。
ハッチーの性格はとっつきづらいところはありますが、目標のために全力で熱心に頑張っていく姿に周りのメンバーも認めている部分があると思います。
そういうところでヒカルとハッチーのWセンターとして「F★light」を引っ張れているのではないかと思いますし、ハッチーを尊敬しています。
——滝澤さんもさまざまな分野で活躍されていますが、ハッチーと通ずるものがあるようですね。
滝澤:僕自身、あまり表に出しませんが、心の中では「やってやるぜ!」という気持ちがあります。
なので、ハッチーの内に秘めた熱い想いみたいなものも表現できたら良いなと思ってマイク前に立っていました。
(コメントに感動する制作スタッフ)
滝澤:(笑) ハッチーは過去の出来事やお父さんのことなど、いろいろなバックボーンを乗り越えてきている強さがあるので、ただ頑張る熱い男だけじゃないいろいろな面を見てもらいたいと思っています。
——アーサーさんは「F★light」の中でもクール系の神崎夏向を演じられていますが、どのようなキャラクターだと思いますか?
神崎夏向役・ランズベリー・アーサーさん(以下、アーサー):夏向はクールというか、“何だろう?”と疑問を抱くようなキャラクターです。
“何でこの人がここに来たんだ?”というようなツンケンした感じで。アイドルになりたい感じを出していないけれどやることはやる。ある意味“違うプロ”だと思います。
——アイドルとは違う“プロ”なんですね。
アーサー:アイドルのプロというよりも、お仕事として“プロの何か”という雰囲気を持っているんです。でも、「F★light」の活動をしていく中で、ヒカルや蜂矢の姿を見て自分で感化されるものがあったり、メンバーのみんなと通じ合ったり。
だんだんと“人を喜ばせたい”感情だったり、主人公に対する感情が生まれたり、少しずつ人間味が引き出されていくところがすごく良いところだな、と台本を読んでいて感じました。
——ストーリーを読み進めるからこそ分かるキャラクターの内面があるんですね。
アーサー:キャラクターの人間性の深さや夏向の可愛いところは、レアリティの高いスチルで見られると思います(笑)
——やる気が高まります(笑)
アーサー:そういうお話をご覧いただいたときに、“ツンケンしているけれど本当にただのかわいいツンデレだな”と感じられるはずです。
甘いセリフを明確に言うタイプのキャラクターではありませんが、同じ言葉でも好感度が上がったときにはニュアンスが変わったりするのは夏向ならではだと思います。
言葉で伝えられないけど察してね、今思っていることを分かってほしいみたいな気持ちを、柔らかいニュアンスで自分なりの愛情を込めて伝えてくれたりするのですごくかわいいです。
——最初の印象と大きく変わるキャラクターになりそうですね。
アーサー:クールだからこそもっと心を開いてほしいというか、接しがいのあるキャラクターだと思います。
やっぱりストーリーを進んでいただいて、「F★light」や『快感フレーズ』の世界観をぜひ見てほしいです。全体で見ないと夏向が一体何者なのか分からないところがあるんです。
——おぉ!それは気になります……。
アーサー:ピンポイントで切り取らずに物語全体で楽しんでいただければ、キャラクターのより深い部分が分かっていただけると思うので、世界観全体を楽しんでほしいです。
——お話を伺っていると、皆さんご自身が演じられるキャラクターを深く分析されているんだな、愛しているんだなと伝わってきました。
滝澤:僕自身、ゲームの収録をあまりしたことがありませんが、(『快感フレーズ』の収録)現場に行ったときにキャラクターデザインをされている方や原作スタッフの方々がキャラクターについて詳しく説明してくださったんです。それが僕の中ではすごく大きかったと思います。
スタッフさんからの説明を聞いていると、“このキャラクターはこれだけ愛されているんだな”と認識しましたし、自分なりに考えてきたハッチーのイメージとのすり合わせという点では、声を録る段階から深くできていたので、貴重な経験をさせていただきました。
その時間があったからこそ、これだけ深い解釈ができているのかな、と思います。
アーサー:本当は言いたいけど言えないことがまだいっぱいあるよね(笑)
菊地:本当に!
滝澤:なので皆さんで切り開いてくださいという感じです(笑)
アーサー:だから早く遊んでいただいて、ゲームをプレイしてくれた前提で語り合いたいですね(笑)
菊地・滝澤:うんうん!