『ガールズ&パンツァー 最終章 4D ~第1話+第2話~』渕上舞さん・原由実さんら声優陣登壇で舞台挨拶付き完成披露試写会を実施! 臨場感あふれる戦車の動きと、スイーツの匂いに期待!?
10月11日(金)から上映される『ガールズ&パンツァー 最終章 4D〜第1話+第2話〜』。マスコミ向けの4DX体験試写と舞台挨拶が、9月26日に東京・池袋のグランドシネマサンシャインにて開催されました。
当日は、出演声優の渕上舞さん、植田佳奈さん、原由実さん、津田美波さん、安済知佳さんが登壇。いよいよ来月に劇場上映を控えた本作への期待を語りました。
今回、会場の様子を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。
舞台挨拶付きマスコミ向け完成披露試写会の公式レポート公開!
4DX体験試写をレポート
まずは、本編の試写からスタート。『ガールズ&パンツァー 最終章 4D〜第1話+第2話〜』は、これまでの4D化された『劇場版』や『総集編』と同様に座席が動き、水や風、光や煙などの4D独自のエフェクトが加えられ、まさに戦車に乗っているような臨場感が味わえる仕様となっている。
『最終章』では、さらにクオリティの向上した戦車戦に加え、主観視点での映像が多く取り入れられているということ、さらに1チーム同士の戦いを濃密に描いているということもあって、実際に4DXで観てみるとある意味『劇場版』や『総集編』以上の没入感を味わうことができた。見所となるのは、大洗女子学園とBC自由学園との決着のシーン。
混戦の中で、マリーの主観視点を軸に大洗女子学園のフラッグ車を撃破しようと食い下がるシーンは、4D演出が加わっていることもあって、まさに没入してしまうような仕上がりとなっていた。また、第1話と第2話がシームレスにつながっているため、BC自由学園の戦いの全貌を途切れることがなく楽しめ、新たなガルパン体験ができる作品になっているといえるだろう。
舞台挨拶スタート!
そんな試写の興奮が冷めやらぬ中、舞台挨拶がスタートし、西住みほ役の渕上舞さん、河嶋桃役の植田佳奈さん、マリー役の原由実さん、安藤役の津田美波さん、押田役の安済知佳さんの5人が登壇。
まずは、唯一4D体験をしたことがある渕上さんが、感想を披露。
「“これは映画なのかな? アトラクションかな?”っていう感じの衝撃を受けました。それこそ肘掛けをしっかりと握っていないと自分の体がずり落ちてしまうくらの振動があって、あとは湯気や光のエフェクトもあって。私は4D自体をガルパンで初めて体験したので、“これは、アトラクションとしてテーマパークにあってもおかしくないな”と思いました」とのこと。
4D上映に向けてファンの方にどこを注目してほしいかという質問に対しては、「ガルパンはキャラクターの視点から描かれるシーンも多いので、4Dで映画を体験することによって、まさに自分自身がそのキャラクターになって、チームの一員となって戦う臨場感を味わうことができるんです。ファンの方もぜひ仲間になったつもりで観ていただければより楽しんでいただけるのではないかと思いました」と語った。
5人はまだ『ガールズ&パンツァー 最終章 4D〜第1話+第2話〜』を観ていないということで、本編に対して期待するポイントを質問。
「今回はBC自由学園がかなり活躍する話なので、私にとってはやはりマリー様のスイーツがとても気になります。みほもケーキが大好きですので、甘い香りやケーキの香りがするのかな〜とか気になりますがどうなんですかね?(笑)」(渕上)
「今回は桃が隊長ということでいろいろと指揮をとらせていただくのですが、戦車の中のシーンが魅力的なんじゃないかなと思います。さっきお聞きしたんですが、戦車の揺れを調整してくれているのが、元戦車乗りの方だそうなので、きっと本当の体験をもとにいろんな揺れ方をリアルに感じるように調整をしてくださっていると思うので、それが楽しみですし、感じていただきたいです」(植田)
「やはり、戦闘のシーンですね。私は4D未体験で、その存在を今年になってから知ったくらいなんです(笑)。先ほど、ほかのキャストさんが4Dを体験している動画を見せてもらったんですが、こんなに座席が揺れるんだというくらい動いていて驚きました。第2話の決着が着く間際の動きが激しかったりするので、きっとあのシーンもハンパない動きなんだろうなって思います。そういう中で、自分も一緒になって戦っているところを体感できそうで、そこの部分が楽しみです」(原)
「劇場によっては雪や雨を感じることができると聞きました。劇中では、雨のシーンもあったりするので、そこを一緒に感じることができたら、キャラクターの気持ちがわかったりするのかなと。そうした気分を私もぜひ体感したいなと思いました」(津田)
「通常上映を観ただけであれだけ臨場感を感じたので、そこに動きが加わったら、本当にその世界に行って自分も戦っているような感覚になれるんだろうなって。私も4Dは体験したことがないので、すごく楽しみです。あと、匂いを感じるということなので、甘いもの以外のたとえば煤(すす)のようなにおいなど、現場にいるからこそ味わえるものを感じることができるのかなと思い、いろいろと想像が膨らんで楽しみが増えました」(安済)
続いての質問はドラマに関して。最終章第1話と第2話がつながった物語となる場合に注目したい部分について、BC自由学園の3人に質問。
「正直、めちゃくちゃ嬉しいです。第1話は中盤から出てきて、第2話のわりと前半で決着が着いてしまうので、夢中になって観ているせいか、どちらもあっという間に終わってしまう感じがあるんですよね。そこが続けてじっくり観ることができるのは嬉しいよね」(原)
「やっぱり、第1話、第2話で活躍させていただいたということで、“改めてBCに注目してくれ”という気持ちはありますね。安藤と押田の仲も深まっていますからね」(津田)
「お待たせせずに、二人の仲をお見せできますからそこが見所です(笑)」(安済)
大洗女子学園側として期待するポイントについては渕上舞さん、植田佳奈さんより。
「今回、桃ちゃんが隊長として頑張ってくれているので、桃ちゃんの心の動きを第1話と第2話でつながって観ることができるというところがひとつの魅力ですね。なかなか慣れない“パンツァー、フォー!”からの、お家でお姉さんしているところとか、本当に彼女の生き方、桃ちゃんの成長という部分を観ていただけるんじゃないかなと思っています」(渕上)
「桃的には今回は残念ながら成績が良くないという事情で、大学に行くために隊長として頑張るという部分があるんですが、そこに新しいサメさんチームというキャラクターが仲間になって、そのサメさんチームとの交流も描かれ初めているので、彼女たちとなぜこんなに仲がいいのか、なぜ桃をこんなに慕うのかはこれから描かれていく物語でもあるので、そのあたりを観ていただけると嬉しいですね。」(植田)
最後には、『ガールズ&パンツァー 最終章 4D〜第1話+第2話〜』への膨らむ期待をそれぞれが語る形で、舞台挨拶は終盤へ。もちろん、締めはいつもの掛け声ということで、渕上さんが音頭をとる形で、試写を観た全員による「パンツァー・フォー!」で幕を閉じた。
作品情報
作品名:『ガールズ&パンツァー 最終章 4D ~第1話+第2話~』
2019年10月11日(金)~劇場上映!
上映館:MX4D:20館、4DX :59館
上映劇場はこちら
上映分数:本編98分
製作:ガールズ&パンツァー 最終章 製作委員会
配給:ショウゲート
『ガールズ&パンツァー』とは?
2012年10月よりTVシリーズ全12話放送、2014年7月にはOVAの劇場上映、さらに2015年11月には『劇場版』も公開された大人気アニメーション。女子高生が戦車に乗って試合をする意外性と、ハートフルなドラマが話題と感動を呼び、劇場版は興行収入25億円を突破する大ヒットを記録。
舞台となった茨城県・大洗町でも継続的な盛り上がりを見せており、訪れるファンが絶えない。最新OVAシリーズ『最終章』第1話は2017年12月に劇場上映され、興行収入6億円を突破。その続編となる第2話が、2019年6月15日(土)より劇場上映が開始された。
最終章 ストーリー
学園存続を懸けた大学選抜チームとの試合にからくも勝利し、ようやく平穏な冬の日々を過ごしていた大洗女子学園戦車道チームのメンバーたち。3年生の卒業を控え、生徒会が改選されて新執行部が始動するなど、小さな変化も始まっていた。そんなある日、彼女たちの上に降って湧いた騒動。新たに現れた難問に立ち向かうため、戦車道チームが再始動する。
4D上映とは?
映像に合わせて座席が動いたり、揺れたりするほか、シーンに合わせた水しぶきや風、香りなどの特殊効果や演出によって、作品を五感で体感することのできる「体感型」の上映です。MX4Dと4DXの上映形態となります。
スタッフ
監督:水島 努
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:島田フミカネ
キャラクターデザイン・総作画監督:杉本 功
考証・スーパーバイザー:鈴木貴昭
キャラクター原案協力:野上武志
ミリタリーワークス:伊藤岳史
プロップデザイン:竹上貴雄、小倉典子、牧内ももこ、鈴木勘太
3D 監督:柳野啓一郎
モデリング原案:原田敬至、Arkpilot
3DCGI:STUDIO カチューシャ、グラフィニカ
色彩設計:原田幸子
美術監督:平柳 悟
撮影監督:関谷能弘、棚田耕平
編集:吉武将人
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
録音調整:山口貴之
音楽:浜口史郎
アニメーション制作:アクタス
製作:ガールズ&パンツァー 最終章 製作委員会
配給:ショウゲート
キャスト
西住みほ:渕上 舞
武部沙織:茅野愛衣
五十鈴 華:尾崎真実
秋山優花里:中上育実
冷泉麻子:井口裕香
角谷 杏:福圓美里
小山柚子:高橋美佳子
河嶋 桃:植田佳奈
磯辺典子:菊地美香
近藤妙子:吉岡麻耶
河西 忍:桐村まり
佐々木あけび:中村 桜
カエサル:仙台エリ
エルヴィン:森谷里美
左衛門佐:井上優佳
おりょう:大橋歩夕
澤 梓:竹内仁美
山郷あゆみ:中里 望
阪口桂利奈:多田このみ
宇津木優季:山岡ゆり
大野あや:秋奈
園みどり子:井澤詩織
ナカジマ:山本希望
ねこにゃー:葉山いくみ
蝶野亜美:椎名へきる
マリー:原 由実
安藤:津田美波
押田:安済知佳
西 絹代:瀬戸麻沙美
福田:大空直美
玉田:米澤 円
細見:七瀬亜深 他