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- 石橋悠
- 1989年福岡県生まれ。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者。
――『アフリカのサラリーマン』というタイトルですが、日本のサラリーマン男子の実情が赤裸々に語られていると思います。みなさんは声優をやられてますが、ああいったサラリーマン達をご覧になっていかがでしたか?
大塚:いや、大変だなと思いますよね。仲間で肌が合わなくても毎日顔を突き合わせないといけないわけだし、朝の通勤電車も大変だよね。俺だったら絶対に病んじゃうと思うんだよね。
津田:明夫さんは1週間もたないでしょうね(笑)。
大塚:すごいなサラリーマンってのは思うんだよね。
津田:後半の話で出てくるんですけど、トップダウンの無茶ぶりとか、こういうことは本当にあるんだろうなと思って。しかもクビがかかってるみたいなとこだったり。ありそうな気がして大変だなと思いますね。
下野:トカゲくんの位置を考えると本当に大変だなって。
津田:(オオハシのイラストを見て)この同僚、嫌だね(笑)。
下野:同期だから余計面倒くさいところもあるかもしれないですけど。
大塚:我々って朝の仕事と夕方の仕事と夜に入ってからの仕事と、その都度全部切り替えなきゃいけないじゃん。嫌なことがあっても、スタジオにそれを持ち込めなくてさ。
「ンァーッ!」って思っても、バッて置いといて「おはようございます」って言って入らなきゃいけない。その作品に影響を及ぼしちゃいけないから、バッて置いちゃう力が、非常に優れてるんじゃないかなと思うのね。俺たちこの仕事長くやってるから。
でも彼らはさ、そうはいかないんだろうなって。そこがすごいなと思う。
そういう時にこそ、エンディングの歌を思い出せばきっと優しい気持ちになれるよ。
――お話が出たのでオープニング、エンディングのお話を。
下野:今回、4thシングルの「Soul Flag」という曲でオープニングを担当させていただいています。
いつもだったらポニーキャニオンのスタッフや音楽ディレクターと話をしていくんですけど、今回は作詞を作るタイミングで監督からリクエストがきたんです。
「いや、もっとなんかねこういう感じのほうがいいんですよね」って新しいアイデアが生まれたらしくて、初めて音楽周りの打ち合わせで緊急招集されまして(笑)。応接室みたいなところで、5〜6人集まって会議しました。
そういう意味でも、『アフリカのサラリーマン』らしい楽曲になっているかなと思います。通勤中や通学中に聞いていただけるとありがたいなと思います。
大塚:俺は番組のキャラソンはやったことはあるけど、エンディングを歌うなんて初めてなんだよね。
津田&下野:えぇー!
大塚:これ毎週流れるんだと思ったら、すごくわくわくしてきて。声を張り上げちゃダメだしなと、試行錯誤してスタジオ行ってさ。歌聞いて覚えて、歌うだけなんだけど、なんだか歌っているうちに優しい気持ちになってきて「あれ? いい歌じゃんこれ」って思ってさ。
歌詞を覚えようとしてるときはそこまでなかったんだけど、スタジオで歌ってたら、とっても優しい気持ちになってきてね。
みんな、イラっとしたり、腹を立てたりすることもあるだろうから、そんな時は是非この歌を聞いてほしいですね。腹の中に、塊のようになった怒りとか悔しさとか負の感情をこの歌でシャーっと溶かしていただきたいなと感じていますね。
津田:通しで、オープンエンドも含めて第1話を見たんですけど、楽しい下野くんの歌から始まって、ぐちゃぐちゃのわけわかんない話をいっぱい見て、最後は明夫さんのしっとりと優しい感じの深い声で歌って終わるから、すごく誤魔化されるんです(笑)。
見終わった後に良い作品みたいな気になるんです。なんら教訓を得ていないのに(笑)。それはすごく良い効果だなと思います。
下野:そのエンディングが流れた後、第1話に関しては明夫さんの低音の渋い声で「次回、アフリカのサラリーマン」ってナレーションが入って、今までやっていたことは何だったんだって感じになります(笑)。
津田:NHKスペシャルみたいなね(笑)。壮大な何かを見たような気がする。
下野:確実に浄化ソングですね。
津田:Twitterで情報が発表されたとき、ゴリ美を演じる小倉唯ちゃんと、エンディングを明夫さんが歌うのがセットで発表されてたんですけど、「小倉唯ちゃんのゴリ美!?」みたいになっていて、その後「明夫さんのエンディング!?」みたいにみんな驚いてましたよ(笑)。
大塚:ああそうなんだ!
津田:「なんだこの作品」ってのはざわざわざわってネット上が(笑)。非常に良い効果が生まれてました。最高です。楽しみに待ってますよ。
――(笑)。ありがとうございました。
[インタビュー/石橋悠]
1989年(平成元年)生まれ、福岡県出身。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者兼ナイスガイ。アニメイトタイムズで連載中の『BL塾』の書籍版をライターの阿部裕華さんと執筆など、ジャンルを問わずに活躍中。座右の銘は「明日死ぬか、100年後に死ぬか」。好きな言葉は「俺の意見より嫁の機嫌」。
2020年1月24日発売
収録話数:第1話~第6話
■Blu-ray BOX
品番:KAXA-7851/本体価格:15,000円
■DVD BOX 【DVD2枚組】
品番:KABA-10811/本体価格:13,000円
毎回特典
1アニメ描き下ろしアウターケース
2原作・ガム描き下ろしコミック掲載スペシャルブックレット
3特典映像
2020年2月26日発売
収録話数:第7話~第12話
■Blu-ray BOX
品番:KAXA-7852/本体価格:15,000円
■DVD BOX 【DVD2枚組】
品番:KABA-10812/本体価格:13,000円
毎回特典
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2原作・ガム描き下ろしコミック掲載スペシャルブックレット
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アニメイト全店(オンラインショップ含む)
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プレゼントアイテム
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配布条件:BD・DVD上巻 購入者
配布時期:20/1/24~
特典:アニメ描き下ろしイラスト使用アクリルスタンド
配布条件:BD・DVD下巻 購入者
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定価:¥1250+税
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■ 収録楽曲
1. ホワイトカラーエレジー
※TVアニメ「アフリカのサラリーマン」エンディングテーマ
歌:ライオン(CV:大塚明夫)
作詞:松井五郎
作曲:秋葉広大
編曲:伊藤 賢
2. Get Your Wild!~African Night~
歌:オオハシ(CV:下野紘) feat. トカゲ(CV:津田健次郎)
作詞:松井洋平
作曲・編曲:徳田光希
3. ホワイトカラーエレジー(Instrumental)
4. Get Your Wild!~African Night~(Instrumental)
●全国アニメイト(オンラインショップ含む):L判ブロマイド
●ゲーマーズ全店(オンラインショップ含む):L判ブロマイド
TOKYO MX:10月6日より毎週日曜 24:30~25:00
テレビ愛知:10月8日より毎週火曜 27:05~27:35
KBS京都:10月6日より毎週日曜 24:45~25:15
サンテレビ:10月6日より毎週日曜 25:00~25:30
BS11:10月6日より毎週日曜 24:30~25:00
AT-X:10月9日より毎週水曜 23:00~23:30
【リピート放送】:毎週(金)15:00/毎週(火)7:00
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原作:ガム(KADOKAWA MFC ジーンピクシブシリーズ)
監督・総作画監督・美術設定・美術監督・色彩設計・撮影監督:畳谷哲也
シリーズ構成/脚本:百瀬 祐一郎
キャラクターデザイン:pHスタジオ、
オリジナルキャラクターデザイン・プロップデザイン:HOTZIPANG
3DCGディレクター:坂本渉太
音響監督:稲葉順一
音響効果:白石唯果
録音:中野陽子
録音スタジオ:スタジオ Jumo
音響制作:Ai Addiction
音響制作担当:金子森
音楽:山口たこ
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作プロデューサー:奥谷洋規
アニメーション制作:HOTZIPANG
ライオン:大塚明夫
トカゲ:津田健次郎
オオハシ:下野紘
カメ社長:石田彰
殺傷ハムスター:木野日菜
シシ村:喜多村英梨
ゴリ美:小倉唯
カラカル:神谷浩史
ラーテル:鈴木達央
ミツオシエ:河西健吾
「アフリカのサラリーマン」
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