アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』声優の宮本充さん、関智一さん、中尾隆聖さんの出演が判明! あわせて新規場面カットが到着
1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数2,000万部を突破。実写映画は女優・宮沢りえさんのデビュー作となった名作小説『ぼくらの七日間戦争』。
そんな作品を原作としたアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が、いよいよ2019年12月13日(金)より全国の映画館で公開となります。
この度、新規場面写真が解禁。そして公開に向けて期待が高まるなか、ベテラン声優3人の参加も分判明。香織の父役を宮本充さん、入国管理官役を関智一さん、権力を笠に着た大物政治家役を中尾隆聖さんが担当されます。
新規場面カット
村野佑太監督コメント
今もずっと読まれている原作。長く読まれていることには意味があるのだから、その要素をすくい上げることに意義があると思いました。
原作が多くの読者に支持されたのは、ちゃんとその時代の子ども達に訴えるものがあったから。原作をただなぞるのではなく、今の子ども達に向けて再構築するのが難しかった。
今の子供たちって、大人に対して過度なストレスを感じているわけではないんです。わざわざ反抗しなくても、何不自由なくすごす為のツールが手元にある。興味があるのは自分とその人間関係ばかりで、そもそも大人にそこまで関心がない。
本当に今の子たちは器用だし、なんでもある程度上手くこなすことは出来る。ただ、頑固さ、粘り強さに欠けている。大体のこと、言われたことはその通りに器用にこなせるけど、トラブルがあった時に対処できる子がいないと先生方から伺いました。
それを聞いた時、なるほどなと思いつつも、そう決めてかかる大人の鼻を明かしてやりたくなったんです。機会さえあれば今の子ども達にもきっと出来る。頑固な意志で大人に立ち向かう子ども達を描きたいと思いました。
アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』概要
ストーリー
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、一週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。
「せめて、17 歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。
やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。
綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。
もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗。
だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――。
2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。
守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!
スタッフ&キャスト
キャスト:北村匠海 芳根京子 / 宮沢りえ(特別出演)/潘めぐみ 鈴木達央 大塚剛央 道井悠 小市眞琴 櫻井孝宏
原作:宗田理『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督:村野佑太
脚本:大河内一楼
制作:亜細亜堂
配給:ギャガ KADOKAWA
製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会
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