漫画『ぐらんぶる』実写映画化が発表! 監督は英勉さんが担当! あわせて井上堅二先生&吉岡公威先生らからのコメント到着!
講談社「good!アフタヌーン」で連載中の漫画『ぐらんぶる』(原作:井上堅二 漫画:吉岡公威)の実写映画化が発表されました。
本作のメガホンを取るのは『高校デビュー』『貞子3D』など幅広いエンタメ作品を手掛ける英勉監督。あわせて井上先生&吉岡先生、そして英勉監督、エグゼクティブプロデューサーの関口大輔さんからコメントが到着しています。
今回の解禁では実写化と監督の名前のみの告知となり、キャスト陣をはじめストーリーやスタッフなどもベールに包まれています。ヒントはダイビングショップ「グランブル-」の前に、パンツ姿とオタTを巻いてたたずむ2人の青年の写真のみ。
無駄に青々と美しい景色、無駄にオシャレな外観のショップ、そして無駄にいいカラダが印象的な1枚。原作通りなら裸必至の本作ですが、このハジけた役をいったい誰がスクリーンで演じるのか?
また同日に公開された公式HPはキレイな海の画が印象的ですが、じつはとある仕掛けが……!? 映画『ぐらんぶる』、ぜひとも続報をお楽しみに!
関係者コメント
原作:井上堅二さん
「実写化してイケメンの股間を見るんだ!」
『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています。協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります。本当に……色々とすみません!
漫画:吉岡公威さん
カナヅチの私が、井上先生の夢に乗っかってここまでダイビング漫画『ぐらんぶる』を一緒に描き続けることができました。美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春。そしていよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!
監督:英勉さん
「男子ってバカねっ」って映画を作ろうと思ったんですが、「男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!」って映画になっちゃいました。
『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』という宣伝が展開されると思いますが、違いますから。詐欺ですから。ぼくがホントの「全〇監督」かもです。
エグゼクティブプロデューサー:関口大輔さん
昨今似たようなテーマの邦画が多いのは、「お客さんが好きなタイプの映画」に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう。最近の優れたリサーチにより、お客さんが見たい映画はどんなものなのかを判別する精度が高くなっているそうです。そんな時代に作られるこの映画『ぐらんぶる』ですが、そういったリサーチでは判別不能になってしまうと思います。
圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち・・・。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底惚れ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました。
「監督は有名な方で」「俳優は人気の方でお願いします」という事を映画化する際によく言われますが、原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される映画は『ぐらんぶる』くらいです。
あとはこの素晴らしい原作を、妥協せず、実写作品にするベストな監督とキャストと制作する事。
監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう。またキャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください。
制作スケジュール
2019年7月:クランクイン
2019年10月:クランクアップ
2020年3月:作品完成予定
2020年初夏:全国公開予定
スタッフ
原作 : 井上堅二・吉岡公威『ぐらんぶる』(講談社アフタヌーンKC刊)
監督:英勉
制作プロダクション: THEFOOL 配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
公式Twitter(@grandblue_movie)
【ハッシュタグ:#映画ぐらんぶる】
(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020映画「ぐらんぶる」製作委員会