音楽
i☆Risデビュー7周年記念ライブ~七福万来~レポート

i☆Risが7周年記念ライブを開催!|パシフィコ横浜に5000名のファンが集結した「 i☆Ris 7th Anniversary Live ~七福万来~」レポート

2019年11月24日(日)、声優&アイドルのハイブリットユニット「i☆Ris」がデビュー7周年記念ライブ「 i☆Ris 7th Anniversary Live ~七福万来~」をパシフィコ横浜 国立大ホールで開催。

チケットは完売し、動員は約5000名を記録した。2012年のデビューから不変のメンバー山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢、澁谷梓希は、3階席まである会場を埋め尽くすファンたちを熱狂させた。

扇子を手に『DIVE TO LIVE』で熱狂

『すべての皆様に“福”をお届けするライブ』をテーマに「七福万来」というタイトルを始め、全体のコンセプトにチャイナ風要素が組み込まれていたこの7周年記念ライブ。

広いステージには中国格子のデザインをイメージした豪華セットが設置され、センターのモニター下には、おなじみi☆Risのロゴが。開演時間となり、リズミカルなBGMに続いて銅鑼の音が響き、モニターにチャイナ服風の衣装に身を包んだメンバーが次々に映し出されると、センター扉にあったi☆Risのロゴが左右にオープン。

映像から飛び出してきたかのような、チャイナ風衣装の6人がステージに現れて早くも会場が大歓声に包まれる中、12thシングルの『Ready Smile!!』でライブの幕は開いた。

1曲目から、高難度ダンスを6人全員が当たり前のように踊りながら安定した歌声を響かせ続けるというi☆Risの真骨頂を見せつけると、茜屋の「Ladies And Gentlemen!」という口上からコミカルな曲調の最新シングル『FANTASTIC ILLUSION』をワンマンライブ初披露。

拍手と歓声が響く中、3曲目のイントロが流れた瞬間、客席のあちこちから、もう一段上の感情のこもった歓声が響く。i☆Risのデビュー1周年を記念してリリースされた楽曲で、ファン人気の高いライブ定番曲の『幻想曲WONDERLAND』だ。

ライブの度に変わる、ラストの久保田のセリフ『今日は1日、i☆Risと一緒に盛り上がっチャイナよ!」で会場には大きな歓声がわきおこった。

▲久保田さん

▲久保田さん

最初のMCパートでは、リーダーの山北が客席に向かって、i☆Risのライブに初めて来た人がどれだけいるのか質問。会場のあちらこちらでたくさんの手が上がる様子を見て、最初から高かったメンバーのテンションはさらに高まったようだった。

MC明けは、ライブの楽しさをハイテンションに歌う『DIVE TO LIVE』でスタート。扇子を手にしての激しいがどこかコミカルなダンスでも会場を沸かせていく。

モニターには、メンバーのSDイラストとともに歌詞が映し出され、ライブで披露される機会は多いが、シングルカットはされていないこの曲を新規ファンもさらに楽しめるような工夫もされていた。

メンバーも左右に広いステージの端から端まで移動しながら広い会場を満遍なく盛り上げていく。

▲茜屋さん

▲茜屋さん

その後は『ドリームパレード』『徒太陽』『§Rainbow』と比較的初期のシングル曲を3連発。その後のMCパートでは、久々の披露となった5thシングル『徒太陽』のダンスについて盛り上がった。

アクロバティックなダンスも見どころのこの曲。メンバー最年少の若井が「(リリースした)5年前は余裕だったけど、(間奏の)馬飛びができなかったら、どうしようかと思った」と語ると、最年長の山北がファンに向かって「一つ弁解させて欲しいの! (イントロの)側転が無くなっていたでしょ。これはi☆Risが年を取ったとかではなく。衣装とか諸々の関係で無かっただけだから。今も側転しようと思ったらできるから」とアピール。

元々、側転をしていたのは若井と茜屋だったのだが、メンバーとファンの見守る中、なぜか山北が側転に挑戦。結果、失敗するという形でオチが付いた。

▲山北さん

▲山北さん

山北「今回、ライブのテーマが『七福万来』なので、ハッピーな明るい曲が続いたじゃないですか。でも、i☆Ris、デビューして7年ですけど、楽しい事ばかりじゃありませんでした。そうして熟した結果、楽しいハッピーソングじゃない歌もいろいろと歌えるようになりました。ここからは、そんな出汁たっぷりの曲を」

ユニークな曲振りに続いては、ショッキングな展開も話題を集めたアニメ『魔法少女サイト』の主題歌『Changing point』を披露。

華やかだったステージは漆黒に染まり、ピンスポットのライトがクールな曲調でも激しく歌い踊る6人を照らしていく。

 

ライブの本編のラストは『ミラクル☆パラダイス』

続く9曲目は、2020年春に発売予定のゲーム『Root Film』の主題歌『泡沫の光』。10月のイベントで発表されたばかりのライブ初披露曲は、各メンバーのソロパートも多く、静かなバラード。

メンバー全員が安定した歌唱力を持つi☆Risならではの魅力を堪能できる1曲だった。その後も、ステージ上段に6本のスタンドマイクを立てて歌い上げた『Defy the fate』、アニメ『グリムノーツ The Animation』のED主題歌『Endless Notes』と立て続けにバラードを披露。

久保田が「さあ行こう」という最後のフレーズを伸びやかな声で歌い終えると、6人はステージから退場した。

誰もいないステージでモニターに強い雨の降る映像が映り、メンバーカラーの番傘を持った6人が戻ってくると、次の曲を察したファンからは大きな歓声が。

傘を使ったダンスがキュートな『YuRuYuRu ハッピーデイズ』は、5周年ライブ前に行われたファンクラブ対象の人気投票で数々のシングル曲を抑えて1位となった曲なのだ。

そして、13曲目の「鉄腕ガール」の後、ほぼ休みなく6曲連続で歌い続けたこのブロックを振り返った後、山北がラストスパート宣言。

会場からは嘆きの声が上がるが、澁谷のリードによるコールアンドレスポンスで、会場のテンションは再び盛り上がっていく。

若井からの「何か起きるらしいよ」という予告の後、アニメ『賢者の孫』の主題歌『アルティメット☆MAGIC』が流れ出すと、ステージ後方から2体のパンダが登場。

バックダンサーとしてキレのあるダンスを見せてラストスパートを楽しくサポートすると、15曲目『Make it!』でも一緒にステージを盛り上げた。

メンバーとファンに見送られながら2体のスペシャルゲストが退場後、芹澤が「ラスト1曲、盛り上がって行くよー!」と絶叫。詞、曲、ダンスのすべてがポジティブさの塊のような『ミラクル☆パラダイス』で7周年ライブの本編を締めくくった。

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