もう一度、「結衣役の高田憂希」として――カラーズへの愛に包まれた2年半を振り返る│アニメ『三ツ星カラーズ』声優・高田憂希さんBD BOX発売記念インタビュー
結衣の可愛いが詰まったイチオシシーンは?
――Blu-ray BOXでは1枚のディスクに全12話が収録されていますが、高田さんがもう一度観てほしいシーンを教えてください。
高田:全部観てほしい気持ちでいっぱいですが、個人的にはハロウィンのエピソード(第7話「トリック オア トリート!」収録)がお気に入りです! 琴葉のよく分からない「ゾーンゾンゾンゾン!」という笑い方から「琴葉ってハロウィンでテンション上がるタイプの子なんだ!」と新たな可愛い一面を発見できました(笑)。
あと結衣が仮装してボスゾンビを倒そうと頑張る姿も健気で可愛いんですよね〜! それに色々なキャラクターが登場したりとイベント感があって、上野の街のみんなとハロウィンを楽しんでいる雰囲気が大好きなエピソードです。
――基本的に普段着だからこそ仮装が映えますよね。
高田:たしかに! 可愛かったな~! ゾンビにならないためにパンツいっちょうで「今年の私はちょっとだいたん!」って大声で叫ぶシーンなんてもう大好きです(笑)。
――そういえば結衣は第2話「かくれんぼ」でも鬼の仮装をしていました。
高田:そのエピソードでも意外と大胆な格好をしていましたよね! 頑張ってさっちゃんと琴葉を見つけたと思ったら泣きながら怒って(笑)。
結衣のブチギレ感や、それに対するふたりのなんとも思っていない雰囲気も好きで、3人の関係性が見えるのが可愛くて愛おしいですね。
――では全12話の中から高田さんが考える、結衣・さっちゃん・琴葉、それぞれのベスト可愛いシーンをピックアップするなら……?
高田:琴葉だと第6話の「弱点さがし会ぎ」が可愛いですよね! 普段のひょうひょうとしている琴葉も大好きですが、それが一気に崩れるギャップが可愛くて。そこでゲームが下手だと笑顔で言い切る結衣も好きで、演じていて楽しかったですね。なかなか笑顔で刺すなと(笑)。
しかも、あのさっちゃんに気を遣わせてしまって……! だからこそ見えてくる琴葉の表情は可愛いですよね。
――そんなさっちゃんはいかがでしょう。
高田:琴葉に踏まれているさっちゃんや、ワンコインさっちゃんも好きなんですけど……今いくつか思い浮かんでいて、ひとつは駅のパン屋さんで「うんこありますかー?」って入ったら怒られちゃったシーン(第1話「カラーズ」収録)。反省している姿が可愛い! いつも笑顔で笑っているからこそ、色々な表情が見えてくるのがいいですね。
あとは、第12話「カラーズと街とひとびと」で動画を撮っているときの、さっちゃんとお母さんとのやり取りです。親子で褒め合っているところを見た結衣が虚無になっているという(笑)。結衣の表情が本当に秀逸で夏にはTシャツにもなりましたし、さすがカツヲ先生ですよね!
他にも「エクストラバージンオイル!」と言ってるシーンも好きだし、可愛いくしゃみをしているところも可愛いし……う~ん、やっぱりはしゃいでる姿が1番可愛いと思うので、ワンコインさっちゃんです!
――最後は結衣です。
高田:結衣は第4話「なつまつり」のお祭りのエピソードです。実は人見知りな部分が描かれていたり、さっちゃんと琴葉以外の人と話している結衣も可愛くて。さっちゃんのおかげでクラスメイトと仲良くなれたところも、絆が感じられて大好きなんです。
あと個人的には、帰る前にさっちゃんと琴葉に笑顔でお礼を言う結衣がめっちゃ可愛いと思いました! 最後の「ピカーッ」も含めて可愛いんですよね! まさに結衣の可愛いが詰まっているエピソードだと思います。