下野紘さん、津田健次郎さん、鈴木達央さん、松岡禎丞さんが語る『トクナナ』|『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』Blu-ray&DVD発売記念イベントレポート
TVアニメ『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが12月21日(土)、東京・池袋にある東京総合美容専門学校 マルチホールにて開催。
イベントでは本編第11話と最終話を先行上映。さらに、キャストによるトークショーが行われました。
上映後のトークショーには七月清司役の下野紘さん、一ノ瀬 栞役の津田健次郎さん、二条クジャク役の鈴木達央さん、三潴ルカ役の松岡禎丞さんが登壇。
キャラクターやストーリーについての話題を中心に、現場でのエピソードなども語られ、集まったファンを笑いの渦に包み込みました。
本稿では、盛り上がりをみせた『トクナナ』Blu-ray&DVD発売記念イベント第1部の模様をレポートします!
『トクナナ』アフレコ現場は和やか。その理由は下野さんのルーキー!?
トークショーではまず、『トクナナ』のこれまでのストーリーをクロストークで振り返ります。「いよいよもって佳境に入りましたね」とコメントした下野さんに「何てったって12話で終わりですからね」とすかさずつっこむ鈴木さん。
「12話でいきなり水着回になっちゃったら困るでしょ」と鈴木さんが続けるとお客さんからも笑いが起こりました。
松岡さんは『トクナナ』のイベントに初参加ということで、アフレコ現場での様子を聞かれ、「(収録終わりに)毎回飲みに行くのが楽しみでしたね!」と現場の雰囲気の良さが伝わるコメントが飛び出します。
鈴木さんが「別現場で禎丞と会うと「『トクナナ』ロスです」って言ってくる」と暴露。それを聞いて「寂しいね〜。収録終わったから飲みに行けないからね〜」と共感する津田さんと、現場の話ではなく、いつに間にか飲み会の話で盛り上がっている面々に対して、「何の話してるんですか!?」とつっこむ下野さんでしたが、津田さんから「飲みの話だよ!」と一喝。会場は笑いで包まれました。
さらに鈴木さんが「スタジオの中はとてもやりやすい雰囲気って禎丞が言っていたでしょ」と話すと、「それもこれも下野さんが“ルーキー”だったおかげです!」と松岡さんのフォローが入ります。「新しい攻め方をするなあ(笑)」と、ちょっと困惑気味な下野さんでした。
さらに話題は、ついに正体が明かされた松岡さんが演じる三潴ルカについて、松岡さんからは「ウォーロックにとっては、誠実な殺戮兵器ですが、もともとは誠実な警官なので、(記憶を取り戻す前と後で)その差を演じ分けるのが難しかった」など、演じていて苦労した点についてもコメント。難しい役どころを演じた際の印象が語られました。
さらに4人はウォーロックを演じた平田広明さんの印象を聞かれ「平田さんへの印象をここで言うの!?」と戸惑う一同。
「本当に減らず口しか話さない(笑)」とこぼした津田さんに続いて「嘘しか言わない(笑)」「(録り直しだと)1回だけだよって言ってやってくれる」などと、現場での平田さんの様子を楽しそうに話します。
松岡さんからは収録現場やその後の飲み会で一緒になった後、平田さんとの距離が少し近くなれた気がすると嬉しいエピソードも語られました。
「強いものが正義」というウォーロックのキャラクター性についても「間違った思考ではないよね」など、それぞれの見解が語られ、また『トクナナ』という作品については、津田さん「世界感自体は現代的だけど、そこにファンタジー要素がうまく加わって、特に最後の方はドラゴンが出てきてめっちゃファンタジーでした」と、結末を迎えた『トクナナ』の印象をまとめました。
キャスト陣が選んだ好きな女性キャラクターは?
トークショーが後半に入ると『トクナナ』に携わっているスタッフからの質問に答えるコーナーへと移ります。
はじめに「トクナナのキャストメンバーは仲がいいと伺いました。トクナナ内でのキャラの関係性と、実際の皆さんの関係性で似ている点はありますか?」という質問には鈴木さんが「どうでしょうね、ルーキー?」と下野さんに振ります。
すると津田さんが「ルーキー感はずっとあるよね」と一言。下野さんも「12話のオフィスでのシーンはこの感じアフレコ現場と似ているなって思いました」とコメントします。
さらにベルメールを演じた小澤亜李さんと、四季彩さんを演じた甲斐田裕子さんについては「似ている」と満場一致。小澤さんは一生懸命話すところが似ているし、甲斐田さんは意外と天然なところがキャラクターと似ているよねとコメント。
「そう考えると、みんな結構似ているなあ」と鈴木さんが話すと、津田さんが「森川さんもね、(アフレコ現場に)いたりいなかったりで」と続けると、下野さんが「本当だ!」と興奮した様子でアフレコ現場での様子を振り返りました。
続いて「ベルメールと四季彩さんだったらどちらがタイプですか?」と問われると「2択!?」と困惑した様子を見せる4人。
「そう言われると違うところを選びたくなる」と鈴木さんが「ベトナム料理屋の店長さん」を選ぶと、他の3名から「あ〜!」と納得の声。
その横で松岡さんは「四季彩さんが好きなんですけど、ベルメールとは一緒にゲームしたいなって思うんです」と、真剣に考えており……。
最終的には選択肢に無い「ベトナム料理屋の店長」で落ち着こうとした一同でした。
お知らせコーナーをはさみ、来ていただいたお客さんに向け最後の挨拶へ。
来年3月に開催される「TVアニメ『トクナナ』出動式」についても触れ、「今日以上に出演人数増えるんですか、怖いですね〜。どうなるんでしょうか(笑)でも楽しくなるのは間違いないです」と下野さん。『トクナナ』のイベントらしい和やかな雰囲気でこの日のイベントは幕を閉じました。
[取材・文・写真/菊地真由]
作品情報
TVアニメ『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』
放送情報
AT-X 毎週日曜日 21:00~
<リピート放送:毎週(火)21:00/毎週(木)13:00/毎週(土)29:00>
TOKYO MX1 毎週日曜日 22:00~
サンテレビ 毎週日曜日 23:30~
テレビ愛知 毎週日曜日 26:35〜
BSフジ 毎週月曜日 24:00~
【配信情報】
dアニメストア(地上波先行・独占先行配信) 10月6日より毎週日曜日 21:30~
※その他動画配信サイトでも随時配信開始
introduction
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──
はるか昔。この世界には、エルフ・ドワーフ・吸血鬼・ホムンクルス・人間など、数多の種族が存在していた。
争いの絶えないヒエラルキーの頂点は『ドラゴン』。しかし長い時を経て『ドラゴン』は消え、残った種族たちも共存を選び、時代を重ねるごとに僅かな外見的特徴を残して皆ほぼ人間と変わらない姿となった。
2×19年、東京。
平穏になったと思われた現代。それでも犯罪がなくなったわけではない。かつて存在した『ドラゴン』に心酔し、その力を欲するあまり凶行に走る組織――『ナイン』。彼らは凶悪事件を引き起こし、現在の世界をつくり変えようと画策していた。
『ナイン』に対抗するため、各分野のエキスパートを集めた対策室が警視庁で組成される。その名は『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。
個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂されていた。
そんなトクナナに、新たに所属することになった ルーキー・七月清司。個性溢れるメンバー達に翻弄されながら、持ち前の明るさと真っ直ぐさでナイン事件の解決に挑んでいく。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。
総監督:栗山貴行(代表作:TVアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」監督)、監督:小坂春女(代表作:TVアニメ「美少女戦士セーラームーンシリーズ」演出)、シリーズ構成:東出祐一郎(代表作TVアニメ「Fate/Apocrypha」、キャラクタ―デザイン:飯島弘也(代表作「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」)といった個性際立つ実力派クリエイター陣に加え、キャラクター原案は今作品が初めてとなる黒乃奈々絵(代表作「PEACE MAKER 鐵」)を迎える。
違う世界、違う東京の、七人の警官(はぐれもの)
TVアニメ大好評放送中
キャスト
七月清司:下野 紘
一ノ瀬 栞:津田健次郎
二条クジャク:鈴木達央
四季彩紅音:甲斐田裕子
ベルメール・サンク:小澤亜李
遠藤六輔:乃村健次
桐生院左近零衛門:森川智之
ウォーロック:平田広明
謎の男:松岡禎丞
黒真珠:島﨑信長
スタッフ
総監督:栗山貴行
監督:小坂春女
シリーズ構成:東出祐一郎
キャラクター原案:黒乃奈々絵
キャラクターデザイン:飯島弘也
総作画監督:滝川和男
プロップデザイン:ヒラタリョウ
美術監督:柏村明香
美術監督補佐:佐藤 勝
美術設定:福島孝喜、枝松 聖
色彩設計:日比智恵子
撮影監督:本台貴宏
編集:櫻井 崇
音楽:高橋 諒
音楽制作:ランティス
OP主題歌:「Take On Fever」OLDCODEX
ED主題歌:「One Wish」SCREEN mode
音響監督:えびなやすのり
音響制作: Ai Addiction
アニメーション制作:アニマ&カンパニー
イベント情報
TVアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」出動式
日時:2020年3月15日(日)
昼の部 13時30分開場 14時00分開演(予定)
夜の部 17時00分開場 17時30分開演(予定)
会場:日テレらんらんホール
<住所:東京都稲城市矢野口4015-1>
※入場の際に、よみうりランドの入場料は別途かかりません。
出演者(敬称略):下野 紘、津田健次郎、鈴木達央、甲斐田裕子、小澤亜李、乃村健次、松岡禎丞(予定)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。
チケット価格:各6,800円(税込)
☆チケット1枚につき、昼の部または夜の部のどちらかのお申込が可能です。
※詳細は公式サイトをチェック!