『インフィニット・デンドログラム』先行上映会レポート| “良いところで登場”したネメシス役 大野柚布子さんら声優陣が見どころを語る!斉藤壮馬さんからサプライズも!?
2019年12月15日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて「『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』先行上映会&キャストトークショー」が行われました。
待望の第1話、第2話上映後のトークショーには、大野柚布子さん(ネメシス役)、日野聡さん(シュウ・スターリング役)、小市眞琴さん(ルーク・ホームズ役)、高田憂希さん(バビロン役)が登壇。
各キャラ、見どころの紹介をはじめ、ゲーム世界を舞台にした本作ならではのトークも。さらに、EDテーマ曲を歌う内田彩さん、主人公のレイ・スターリング役を演じる斉藤壮馬さんからビデオメッセージも到着しました。
大冒険に期待を膨らませるレイの姿にキャスト陣も共感!内田彩さん&斉藤壮馬さんからビデオメッセージ到着
第1話、第2話上映後、スクリーンにはサプライズとして、EDテーマアーティストとして発表された内田彩さんの姿が。EDテーマ「Reverb」の担当に加えて、エリザベート・S・アルター役として本編に出演することも発表されました。
サプライズに歓声の湧く会場では、続いてキャスト陣が登壇し、EDテーマについてトーク。大野さんは「爽やかでかっこいい! 本作にぴったりだと思いました」と語り、日野さんも「しびれるクマ〜」とシュウの印象深い語尾そのままに感想を述べ、観客の笑いを誘いました。
上映されたばかりの第1話、第2話の話になると、「良いところで登場させてもらって!」とネメシスの初登場シーンを振り返る大野さん。裏ではキャスト陣も作品を楽しんでいたようで、一同、ネメシスの初登場シーンをはじめとした戦闘シーンの迫力を絶賛しました。
また、第1話、第2話では案内役としてレイを導くシュウ。クマの着ぐるみという特徴的な見た目に加えて、レイの実兄というポジションですが、シュウについて日野さんは「今後は兄さんの違う一面も観られますので……!」と、コミカルな一面以外も描かれていくと期待を煽ります。
「ゲームの中に入っていくところがすごく好き」という高田さんは、レイが<Infinite Dendrogram>の世界に飛び込み、これから待ち受ける大冒険に期待を膨らませる姿をお気に入りのシーンとして挙げます。中でも、「私もキャラメイクにすごく凝るので!」と、ゲームの楽しみのひとつ、キャラメイクを楽しむ姿に共感したと明かしました。
ゲームならではの楽しみも詰め込まれた<Infinite Dendrogram>の世界ですが、本編にはレイ以外にもプレイヤーが続々登場。そのひとりとして登場するルークについて、小市さんは「直感型の自分とは違って、ルークは頭で考えるタイプです。なので、話し方などをよく考えながら演じました」と語ります。
そんなルークのエンブリオ・バビロンについて高田さんは「セクシー過ぎず、可愛く、しかし、ボインは隠さない……(笑)」と演じる上でのポイントを紹介。時にはセクシーな見た目に反する、ピュアな一面を引き出せるように意識したと明かしました。
公開されたばかりの第1話、第2話を語ったところで、スクリーンには作品に欠かせないキャストからのビデオメッセージが。
スクリーンにレイを演じる斉藤さんの姿が映し出されると、集まったファンへ「(第1話、第2話を)楽しんでいただけましたか?」と問いかけ。これに対して観客は大きな拍手で応えました。
斉藤さんは本作について、演じる中で作品に引き込まれていくような「力強さ」を感じたとのこと。印象深いシーンとしてネメシスとの出会いを挙げると、「アフレコでもとても熱いシーンでした」と振り返ります。また、今後の展開について「ここからが本作の本領が発揮されるところでもありますので、ぜひ楽しみにしてください!」とメッセージを残しました。
斉藤さんの話も聞けたところで、キャスト陣はレイについてトーク。レイについての質問に「ルーク的な話ですか? 小市的な話ですか?」と食いついた小市さんは「THE・主人公ですね!」と“小市的な話”に。プレイヤーではないNPCのために奮闘しながらも時には壁にぶつかってしまう姿が王道な主人公で、「感情移入がしやすい」と魅力を解説しました。
レイの相棒を演じる大野さんは「『俺について来い!』というタイプのキャラクターではないですね。ですが、物語が進むにつれて、周りに自然と人が集まる。そんな魅力を持ったキャラクターです!」と語ります。
日野さんは「頼もしく、優しい。そんな姿が壮馬君に似ていると思いました」と、演じる斉藤さん自身の魅力にも言及しました。
そんなレイが挑む<Infinite Dendrogram>の世界は、人間に匹敵する知能を持ったNPCたち、ゲーム内で死んでしまった際のシステム、時間の概念など、設定段階から作り込まれた一作です。高田さんも「ゲームだけれど、すごくリアル」と語ります。
そして、本作を生み出した原作者・海道左近先生の話になると、「先生の頭の中に『ひとつの世界が作られている』。それくらい設定が作り込まれています」と大野さんが述べ、キャスト陣も首を縦に振りました。
数々のトークが繰り広げられたイベントでは、駆けつけたファンへ感謝を込めて、キャスト陣のサイン入りポスターの当たるプレゼントコーナーが実施。残念ながら当選しなかった観客にも、特性の缶バッジ、ポスターがプレゼントされることに。
すると、大野さんは観客に向けて「プレゼントを受け取るということは、あなた達はクランメンバーです! ということでクエストが発生します。最初のクエストは『今日のイベントの感想を#デンドロを付けて一緒にツイートしてください』です!」と、指令ともお願いとも言えるクエストが。加えてキャスト陣が「よろしくお願いします!」と声を揃えると、観客から拍手が返ってきました。
#デンドロ 先行上映会?
— インフィニット・デンドログラム公式@本日アニメ放送スタート (@dendro_anime) December 15, 2019
なんと❗️ご来場の皆さまには
入場時:クランメンバー缶バッジ
退場時:ポスター
2つのアイテムをプレゼント✨
どちらも是非、入手&装備して帰って下さいね⚔
2020/1/9(木)よりアニメ放送開始?
インフィニット・デンドログラム https://t.co/gNNrYDqlAZ pic.twitter.com/LRezH6Fnry
最後の挨拶では「ピュアピュアな淫魔ちゃんを演じていきます! 引き続き、ルークとの活躍にも注目してください!」と高田さん。小市さんも「本作はゲームの中のお話ということで、自己投影の出来るポイントがたくさん盛り込まれています。自分だったら『どのジョブを選ぶか』『どう動くか』など、考えながら楽しく観ることが出来る作品です」と楽しみ方を紹介しました。
日野さんは「原作の持つ壮大なストーリー、そして繊細な色彩。『映像不可能』とまで言われていた作品がアニメ化を果たし、みなさまにお届け出来ることが本当に嬉しく思います」と語り、「私はクマさんを演じるにあたって、命をかけて可愛らしく、逞しく。そして兄としての姿など、見どころをふんだんに詰め込ませていただきました」と改めてアピール。
大野さんは「原作のドキドキワクワク感がアニメになって動き出し、壮大な世界観がさらにさらに奥深くなりました。そして、ネメシスについても精一杯演じさせていただきましたので、作品と合わせて、みなさんにもぜひ応援してもらえたらと思います!」と締めくくりました。
キャスト陣も語った、壮大な世界観が見どころのTVアニメ『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』。放送・配信は2020年1月9日よりスタートしますので、レイ、ネメシスたちの物語をぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか。
[取材/文・MoA]
TVアニメ『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』作品情報
放送情報
AT-X:2020年1月9日より毎週木曜日23:00〜
※リピート放送:毎週土曜日 15:00/毎週日曜日 8:00/毎週水曜日 7:00
TOKYO MX:2020年1月9日より毎週木曜日23:30〜
BS11:2020年1月9日より毎週木曜日23:30〜
サンテレビ:2020年1月9日より毎週木曜日24:30〜
配信情報
dアニメストア: 2020年1月9日より毎週木曜日23:30~ 最速先行配信
その他サイトも順次配信予定
INTRODUCTION
2043年7月15日、各々のプレイヤーによって千差万別、否、“無限”のパターンの進化を辿る独自のシステム<エンブリオ>を有するダイブ型VRMMO<Infinite Dendrogram>が発売された。
それまでのVRMMOが実現できず、技術的に不可能とされてきた要素を備えていた<Infinite Dendrogram>は瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻した。
大学受験を終えて東京で1人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二は、長い受験勉強の終了を記念して、かねてより兄に誘われていた<Infinite Dendrogram>を始めるのだった──。
STAFF
原作:海道左近(HJ文庫/ホビージャパン)
キャラクター原案:タイキ
監督:小林智樹
シリーズ構成・脚本:百瀬祐一郎
キャラクターデザイン:中田正彦[WHITE FOX]
背景:プロダクション・アイ
音楽:平松建治
音響監督:小泉紀介
アニメーション制作:NAZ
OP&EDテーマ
◆オープニングテーマ
悠木碧「Unbreakable」(読み:アンブレイカブル)
◆エンディングテーマ
内田 彩「Reverb」(読み:リヴァーブ)
CAST
レイ・スターリング:斉藤壮馬
ネメシス:大野柚布子
シュウ・スターリング:日野 聡
ルーク・ホームズ:小市眞琴
バビロン:高田憂希
ユーゴー・レセップス:村瀬 歩
キューコ:小倉 唯
マリー・アドラー:日笠陽子
リリアーナ・グランドリア:悠木 碧
ミリアーヌ・グランドリア:春瀬なつみ
チェシャ:井澤詩織
フィガロ:鈴村健一
迅羽:東山奈央
エリザベート・S・アルター:内田 彩