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TVアニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』インタビュー第1弾【福山潤&鈴木達央】

TVアニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』キャストインタビュー第1弾 福山潤さん&鈴木達央さん|これまでのTVシリーズの中でも、ハードな内容の本シリーズが一番“ラブ”要素多め!?

濃いキャラクターを演じる、濃いキャストが自由に振る舞う収録現場!?

――いつも通りのメンバーはもちろんですが、新キャラクターも登場していますよね。共演者の方との収録時のエピソードがあれば、教えてください。

福山:新キャラクターではないですが、本編ナレーション・バルトラ役・オスロ役の西(凜太朗)さんがよく笑わせてくれますね。

鈴木:今回は、ロウ役も演じてますからね。

福山:オスロを演じる時に、汁っぽい演技をするんですよ(笑)。

鈴木:アドリブがね、すごくべっちゃりしていて。

福山:わざとやって、みんなを笑わそうとするという。

鈴木:関係ないセクションでも、ずっと続けていて……狙い通りになっているのが悔しいですが、楽しいんですよね(笑)。

福山:あとは、登場するキャラクターによっても、ブースの雰囲気の違いが色濃く出ましたね。

鈴木:ありましたね。アフレコで、梶裕貴が「これぞ『七つの大罪』だった」と言うことがあって。

潤さんがダジャレを言って、高垣(彩陽)が大笑いしている図で、それを周りが若干白目で見ているという。

福山:そういうところも含めて、梶くんが主役であり、座長であり。『七つの大罪』の雰囲気を作っているのは、梶裕貴なんです。

西さんも、僕も含めて、梶の指揮によって現場が進むので……本人に自覚はないんですよ、そういう才能の持ち主だから。でも、残念ながら全て(ダジャレを言ったりするのは)梶くんのせいです(笑)。

鈴木:確かに、それが座長ではあるよね。潤さんがダジャレを言ったとしても、ツッコミ待ちもなく(笑)。

福山:いつの間にか、僕がそういう役割になっていて。

鈴木:僕と(悠木)碧でいろいろ濃い話をしていたり、ということなどもいっぱいありますからね。梶裕貴がそういうのを放置しちゃうので。

――そういう自由な振る舞いもOKにしてしまう空気感、雰囲気を梶さんが作っているわけですね。

福山:そうです。梶くんがいるからダジャレとかも言っちゃうけど、いなければ淡々とした現場ですからね(笑)。

鈴木:そうですね(笑)。

――ちなみに、今シリーズで気になるキャラクターはいますか?

福山:今回、出番が終わったと思っていた強烈なキャラクターも出てくるので。

鈴木:そうですね、引くくらいいっぱい出てくるからな。

福山:本当に盛りだくさんですね。誰を挙げても濃いので、毎回キャラクターの登場を楽しみにしていただければと思います。

鈴木:ゲスト枠だとあまり思わないほうが良いかもしれませんね。これは音響チームさえも欺かれましたから。

福山:前シリーズで退場したはずのガランとかも出てくるので……演じる岩崎(ひろし)さんが、ヒドいんですよ(笑)。

鈴木:ヒドい人しかいなくなっちゃう(笑)。

福山:岩崎さんがいると、岩崎さんの色に現場が染まる感じで。

鈴木:持ってかれちゃいますもんね。

福山:〈十戒〉メンバーがいると〈十戒〉色になっちゃいますし。

鈴木:〈十戒〉は濃いというか濃厚すぎるし、一人ひとりの濃さがまたベクトルが違っていて、それはそれで面白いんですけど、強いなと思います。

福山:濃すぎて(メラスキュラ役の)M・A・Oちゃんがときどき困っていますからね。

鈴木:彼女は彼女で、たまに信じられないところでミスしたりして、後からミスに気づいてあたふたして。一人“いっこく堂”みたいになっていたり、そういう面白さがあります(笑)。

福山:あとは、前シリーズで退場したグレイロードもお忘れなくということで。

鈴木:遊佐(浩二)さんですね(笑)。あれだけ頑張っていたのに、試験管の中で終わりですからね。

福山:そうですよ。もったいないんです!

――キャラクターに負けないくらい、演じている方々も濃いメンバーで、裏の方までイメージしながら見ると、より面白くなりそうですね。

福山:ガランとオスロは、テストがヒドいと思っていただければ(笑)。ちゃんとトリミングされて本番を迎えていますが、テストの時はすごいことになっています。

(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 神々の逆鱗」製作委員会・テレビ東京
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