舞台『おそ松さん』6つ子のイケメンver.の”F6”(エフシックス)が “あなた”をエスコートする胸キュン必至のMV撮影レポート&インタビューをお届け!
TVアニメ『おそ松さん』を原作とした、舞台『おそ松さんon STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME〜』。2016年の初演から現在までに3作が上演され、賑やかな世界観を作り出しています。そんな本作に登場する「F6」が、このたびMVを制作しました。
F6とは、大富豪でびっくりするほどルックスがいい6つ子のイケメンver.のこと。『おそ松さんon STAGE』では人気を確立し、2020年2月からは1年半ぶり2度目となるライブツアー「FANTASTIC ECSTASY」を開催します。
今回制作したMVは『おそ松さんon STAGE~SIX MEN‘S SHOW TIME3~』でも披露された『Fo6ow Your Dreams!!!!!!』。
MV撮影自体も『“F”→U GO! -Many Money Make You Happy-』(2018年)以来2度目となりますが、前回のハードな雰囲気とは打って変わってさわやかな内容となりました。
さらにミュージックビデオ「Fo6ow Your Dreams!!!!!! 」は、4月24日(金)発売の舞台『おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME3~』CD+DVDのDVDに収録予定となります。
本稿では、「F6」の新作MV撮影レポートとインタビューをお届けします!
リアル王子様が“あなた”をエスコート!
ロケ地となったのは、東京郊外にある結婚式場。ここでパーティーを開いた6人は“あなた”を招き、賑やかなひとときを過ごします。
女性目線のカメラワークで映し出されるエスコートシーンと、『おそ松さんon STAGE~SIX MEN‘S SHOW TIME3~』でも披露されたダンスシーンがMVの大きな見どころとなりました。
また、トト子(出口亜梨沙さん)と橋本にゃー(髙石あかりさん)がMVに初参加しているのもポイントです。
この日一番に現場入りした井澤勇貴さん(おそ松役)は、キレのあるダンスで魅了。本番前の場当たりでは、全体の立ち位置を誰よりも入念にチェックしていました。
かなりタイトな時間のなかでの撮影でしたが、「もう1回だけ合わせていいですか?」と言い最終確認をする姿は、頼れる長男といったところ。「僕がいうことではないんですが、みんなダンスが上手になりました」と嬉しそうに語ってくれました。
また、小野健斗さん(チョロ松役)、中山優貴さん(トド松役)と3人で挑んだエスコートシーンは、自身の出番前からスタンバイして小野さん&中山さんの撮影風景を見学。役として弟を気遣う場面も見られました。
和田雅成さん(カラ松役)は、6人の誰よりも大きな声を響かせ、場を盛り上げる姿が印象的でした。
安里勇哉さん(一松役)、和合真一さん(十四松役)とのエスコートシーンは、寒空の下、唯一ノースリーブでの撮影となりましたが、弱音を吐くどころか平気そう。逆に、屋内で行ったダンスシーンは暑そうで「袖がなくてよかった」と喜んでいました。
また、ダンスの撮影中は「オラもっと来いやぁ!!」と声が飛ぶ飛ぶ! 「現場の士気を上げるだなんて、とんでもないっす。自分が声を出したいから出しているだけ。5人も『またやってるよ』って思っているはず」と言っていましたが、少なくともスタッフ陣の気合いは入った様子。「いいね! 声出していこう」と監督が笑顔を浮かべていました。
187cmの長身でしなやかなダンスを披露したのは、小野さん。「ビューティージーニアス」なキャラクターなので『おそ松さんon STAGE』では、知的そのもの。表情もなかなか崩れませんが、この日は少し緩む場面がありました。
ダンスやエスコートシーンのほか、庭園ではしゃぐといったシーンがあり「全員でやりすぎなくらいはしゃいで」という監督の支持を受けた際、弾ける笑顔になったのです。
これには、「MVを撮るとき、一番に意識するのは楽しむことなんです。観る方に楽しんでもらいたいので。キャラとしてキメキメにする場面はちょっとあれば良い」というこだわりがあったよう。貴重な笑顔はぜひMVで。
「ミステリアスクール」な一松役の安里さんも、庭園のシーンでミステリアスな仮面を少しだけ外していました。
これには、「そのほうがキャラクターが映えると思うので」という思惑があるとのこと。そのぶん、エスコートシーンやダンスシーンではクールな表情を際立たせメリハリをつけていました。
また、撮影の合間には和田さんにいじられ、照れ笑いを浮かべる瞬間も。基本的にはカメラの前でなくてもクールだった安里さんですが、6人でワイワイしている時間は自然と笑顔になるようです。
ちなみに、エスコートシーンでは女性に見立てたカメラと一緒にパーティ会場に移動する役を担っていましたが、ミステリアスな中にも優しいニュアンスが滲んでいたのが印象的でした。
「十四松は元気でパワフルで、若干面白く映ればいいかなと思っています。個性の部分で5人に負けないようにするにはそれがいいかなと」と語る和合さんは、イエローというイメージカラーも相まって各所で目立っていました。
エスコートシーンではシャンパングラスを両手に持って登場するのですが、一回転して登場するというアドリブを披露。ぐるん!と勢いのある回転に、監督は「いいね」と笑みをこぼしていました。
待ち時間には、各所でセルフィーを撮り5人から品評される場面や、現場入りした出口さんに過剰なほど頭を下げ、まわりから「なんで!?」とツッコまれる場面も。“若干の面白さ”を追求した結果、F6の愛されキャラになっていました。
そして中山さんは、可愛くて愛されるトド松らしさ全開。井澤さん、小野さんとのエスコートシーンでは、監督から「思い切り笑って」と指示を受けてキュートな笑みを披露。午前中の冷え込んだ空気を温め、癒やしました。
また、小野さんとともに185cmを超える長身ということで、モニター越しの自分たちを見るなり「デカい!」と驚いたり、井澤さんのソロ撮影を見て「盛れてるな!こやつ!」と目を丸くしたりとピュアなリアクションも多々見られました。
さらには、正念場のダンスシーンを終えるなり、カメラマンになりスマホで6人の集合写真を撮る場面も。「僕らは本当に仲が良いんです」とは撮影後の中山さんの言葉。6人でいる姿を、記録にもしっかり残したかったようです。
撮影の山場は、やはり全員でのダンスシーン。たとえ同じダンスでも、フォーメーションや立ち位置、移動距離はスペースの広さによって変わるので、念入りな練習の後で本番を行いました。
今回は披露宴会場がステージとなったため、ライブ会場のステージと比べると比較的狭め。そのうえ複雑なフォーメーションチェンジがあるので、緊迫したなかでの本番となりましたが、なんと各アングル1、2テイクでOK!
1時間半を予定していた撮影は、1時間弱で終わりました。フル尺を何度も踊り汗だくになった6人は、ダンスシーンが撮了したと知るなり「やったー!」。拍手をして、お互いを労いました。
その後は、次の撮影まで時間があるということで、6人でわちゃわちゃ。披露宴会場の外にあった長机をパーティ会場の受付に見立て、受付スタッフと招待客のミニコントがスタートしました。
井澤さんと和田さんが受付になり「インビテーションはお持ちですか?」と言うと、小野さん、安里さん、中山さんは自然とお客さん役に。そして、和合さんはセルフィーを撮りまくるというシチュエーションが出来上がりました。
その後も、6人が集まるたびに楽しそうに話しては爆笑。ハイスペックイケメン集団・F6を演じる6人は、ナチュラルに仲良しな“同志”でした。