バンドリーマーに支えてもらった“あの景色”のために――牛込りみ役・西本りみさんが青春の輝きを追い続ける理由/冬アニメ『BanG Dream! 3rd Season』インタビュー
アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなど、様々なメディアミックスを展開する次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream! 』。
各バンドによる単独・合同ライブをはじめ、各種アニソンイベント・フェスの出演も果たし、年々勢いを増している本プロジェクトですが、2020年1月23日より、待望のアニメ第3期にあたる『BanG Dream! 3rd Season』が放送スタート!
放送を記念して、アニメイトタイムズでは牛込りみ役の西本りみさんにインタビューを実施。『2nd Season』で感じたキャラクターの成長や『3rd Season』における演技の変化、そして、リアルバンドでの活動を経て感じた西本さんとPoppin'Partyの今についてお伺いしました。
※インタビューは2019年に実施
修行期間中のPoppin'Party、2019年の手応えは?
――アニメ『2nd Season』の放送から始まった2019年、ライブ・イベントの出演や「BanG Dream! FILM LIVE」の劇場公開など、ノンストップで走り抜けてきたかと思いますが、今年の活動を振り返ってみていかがでしょうか。
西本りみさん(以下、西本):そういえば『2nd Season』の放送って今年だったんですよね……!(笑) 本当に色々なことがあったので、『2nd Season』が2年くらい前に感じるほど濃い1年間でした。
Poppin'Partyとしても「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」や「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」、年末の「COUNTDOWN JAPAN 19/20」など、様々なライブに出演させていただいたこともあって幅が広がったと思います。
Poppin'Partyは修行期間中のため様々なことに挑戦していて。ファンミーティングで曲を作ってみたり、私個人としてはベースのレコーディングをさせていただいたりと、個々の活動も経てPoppin'Partyというバンドとして、また大きく成長できた1年になりました。
――その中で特に印象に残っている活動を挙げるなら?
西本:5月にメットライフドームで開催した対バンライブ「NO GIRL NO CRY」は、初めてのドームライブ、初めての2DAYS、そしてデビュー前から勉強させてもらっていたSILENT SIRENさんとの対バンということもあって印象的なライブでした。
作品に携わった最初の頃から「SILENT SIRENさんのライブ映像を参考にしてみよう!」と、ずっと映像を観て勉強していたからこそ念願のライブでしたし、憧れの先輩と同じステージに立てた光景が今でも忘れられません。ちなみに今でも連絡を取っていて、プライベートでも親しくしていただいています!
また、デビュー当時から「夏フェスに出たいね!」と言っていたこともあって「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」の出演では、もうひとつの念願が叶いました。
これまでアニソン系のイベントを中心に出演して、ずっとバンドリーマー(※『バンドリ!』ファンの総称)のみなさんに支えられてきた分、私たちが出演して大丈夫なのか、アニソンファンではないお客さんにどれだけ受け入れてもらえるか、不安もありました。
でも、いざステージに立ったら、とても温かく迎えてくださって。何より、現地に駆けつけてくれたバンドリーマーさんもたくさん居たので心強く、いつの間にかこんなにもたくさんの人に囲まれてライブができるようになったんだと改めて嬉しく思いました。
――バンドリーマーのみなさんと言えば、ファンミーティングツアー「Poppin'Party Fan Meeting Tour 2019!」も開催されました。大阪公演では愛美さんと伊藤彩沙さんと一緒に「ポピパ新喜劇」を披露したと伺っています。
西本:とても楽しかったです! 私は5公演中、4公演参加させていただきましたが、大阪公演が一番大変だったかもしれません(笑)。かなり準備に気合を入れたと言いますか……音楽スタジオの中が稽古場になってしまったくらいで(笑)。
楽器を持ってリハーサルに来ているはずが、気がつけば全員が楽器を放り出して台本を手に新喜劇の練習をするというカオスな現場でした(笑)。
『バンドリ!』「Poppin'Party Fan Meeting Tour 2019!」大阪・福岡公演の公式レポートが到着!公演を終えた #愛美 さん、#大塚紗英 さん、#西本りみ さん、#大橋彩香 さん、#伊藤彩沙 さんのコメントも公開 https://t.co/fyrwsup3mI #バンドリ #ポピパファンミ
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) September 17, 2019
――大阪公演だけに笑いには抜かりがないと(笑)。
西本:3人とも関西の血が流れているので、かなり細かいところまで「この間はどうだろう」「この場面はこれくらい間を空けて喋った方がいいんじゃないか」など、打ち合わせをしていました。
実は台本を3パターン作って頂いて、その中からどれが一番面白いかを3人で決めて本番に持っていったりと、音楽と関係ないところもすごい気合を入れていて(笑)。ただ、Poppin'Partyのバラエティ力・アドリブ力を鍛えられた、いい修行になったと思います!