井上和彦さん、駒田航さんがARPメンバーの破天荒さを暴露!? TVアニメ『ARP Backstage Pass』先行上映会レポート
2020年1月11日(土)、池袋HUMAXシネマズにて、TVアニメ『ARP Backstage Pass』の第1話先行上映会が開催されました。
イベントには、井上和彦さん(理事長役)、駒田航さん(松本晴臣役)、そして、ARPメンバーと毎週ラジオで共演している星野卓也さんが司会として登壇。
ARPメンバーのシンジ、ダイヤ、レイジ、レオンの4名が、どのようにアフレコに挑んでいるか等の裏話を語ってくれました。
「毎週テレビで会える幸せを噛み締めて」
まずは、ARPメンバーによるビデオレターが上映。今回のアニメ化は、メンバーそれぞれがどのような軌跡を辿り、ARPとしての活動に至ったのかを明かすドキュメンタリー作品となっています。
そのため、ダイヤは「過去の話だから、若気の至りっつーの?ちょっと恥ずかしい気もするんだけど……」と照れた表情。レオンは、初挑戦のアフレコについて「本当に難しい。ただお芝居をやるのとは違って、自分を演じるじゃないですか。こんな大変やと思いませんでした!」と苦戦したことを明かします。
改めて見どころとして、ダイヤは「ステージシーン。マジで最高の出来だから期待してくれよな」とファンの期待をさらに煽り、続けてレオンも「ドラマのシーンも、みんなめっちゃ頑張ってますので、期待してな」とニッコリ。
レイジは「ぜひ、毎週レイジとテレビで会える幸せを噛み締めてくれよな」と自信満々に語り、最後にシンジが「ライブでいつも応援してくださるARSの皆さんも、これからアニメで僕たちを知ってくださる皆さんも、ぜひお楽しみください」と真摯にコメントし、ビデオレターを締めくくりました。
今後の展開が気になる裏話も!?
そしてキャストトークショーがスタートすると、まずは本作で井上さん、駒田さんが演じるキャラクターについてトークが展開。
ARPメンバーが通うアーティスト養成校の理事長を演じる井上さんは「(キャラクターデザインが)無精髭を生やしているので、そういうイメージで演じたら「和彦さん、悪い人にしないでください」と言われました(笑)」と、ディレクターさんから指摘をされたことを明かします。
続けて、「間違っても金儲けはしないぞ、と(笑)。みんなに親しんでもらおうという、そういう心持ちでやらせていただいています」と役作りにかける思いを語りました。
ARPメンバーと同じ学園に通い、シンジのクラスメイト・松本を演じる駒田さんは、「髪型から見て分かる通り、コミュニケーションは苦手だろう、と(笑)」と、松本の長い前髪について言及し、会場を笑わせます。
しかし「音楽が好きで、突き詰めたいと思ったところに関しては前に向かっていくタイプ。語りだしたらすごい勢いで喋りだすので、普段とのギャップがカッコいい」としっかりとアピールも。
さらに、星野さんが「松本くんがいなかったら、今のシンジくんはいなかった」とストーリーの中でも重要な役であることを明かすと、駒田さんも「(シンジにとって)大事なキッカケを松本くんが作っているかな」とコメントし、さらに今後の展開が気になる裏話も飛び出しました。
遅刻に筋トレ!? ARPメンバーの素顔を暴露
ここからは、さらにアフレコ現場の様子について掘り下げたトークも繰り広げられることに。
本作で声優に初挑戦したARPメンバーへの印象を聞かれた井上さんは「音楽で天才的な感性を持っている人たちなので、リズム感がいい。ちょっとコツを掴むと、すぐにできる」と大絶賛。
続けて、「レイジは、レオンがいないときにレオンの分もアフレコをしている。関西弁がすごいなって(笑)。たぶん、アフレコに慣れるためにやっているんじゃないかな」と、レイジの真面目さが垣間見えるエピソードを紹介します。
また、ARPメンバーの中でもまとめ役を担うことが多いシンジについては「シンジは他のメンバーにいろいろ教えたりと、面倒見がいい」と井上さん。これには駒田さんも「シンジくんがいなかったらどうなっているか分からない」と同調するほど。
そして、メンバーの中ではシンジと同じく年上組となるダイヤについては、井上さんが「インターバル中に筋トレを始める」と暴露。
「しかも、普通の腕立て伏せじゃなくて、腕立てして、しゃがんで、みたいなやつを超高速でやってる!」と、スタジオ内で本格的な筋トレをしていることを明かすと、会場からも笑い声があがります。
ARPには一番最後に加入したレオンについて、井上さんは「レオンくんはかわいいですねぇ」と笑顔を見せつつ「アフレコにも気負わずにスッと入る」と語り、駒田さんも「普通はアフレコに入るときに、ある程度の(気持ちの)切り替わりがあると思うんですけど、レオンはそのまま」と、現場でも常に自然体でいることを明かします。
また、井上さんが「みんな度胸がいいから、収録時間のギリギリに来るんですよ。大体、僕が一番最初に来てる。大先輩の僕が(笑)」と笑いを取りつつ「一番最後に来るのがレイジ」と、ここでも暴露話が飛び出します。
星野さんから「お二人から、「もっと早く来たほうがいいよ」って言ってあげてくれないですか?」とお願いされるも、井上さんは「そうするとレイジじゃなくなっちゃう」とキッパリ。
「そのままでいてほしい。いいんですよ、3分や5分、遅刻したって」とアニメで演じている理事長さながらの包容力を見せつけました。
少し破天荒さが目立つレイジについて、駒田さんからもアフレコ時のエピソードが……。どうやら、「テスト中、他の人がまだセリフを言っているのに、自分のセリフが終わると(後ろで待機している井上さん、駒田さんを)振り返って「どうだった?」って聞いてくる(笑)」とのこと。
井上さんもこれには「まだ他の人が喋ってるんだから!」とツッコミを入れていることを明かしつつ、次々と飛び出す和気あいあいとしたエピソードたちに、ARPメンバーと付き合いの長い星野さんが「そんなレイジくんを受け止めてくれているんですね。よかったぁ」と安堵の表情を浮かべます。
続けて、星野さんから「アフレコ中にダイヤくんがスマホの電源を切り忘れて、スマホの音声認識が起動して迷惑をかけた」というエピソードが語られると、駒田さんは「一番笑った」とし「絶妙なタイミングというか、いいシーンのときに音声認識が「ペペン!わかりません」って(笑)」と思い出し笑い。
これにも星野さんが「メンバーは(アフレコが)初めての経験ですから、電源を切っておかなきゃいけない等、ぜひお二人からアドバイスしていただけたら」と、まるで保護者のようにフォローする一幕も見られました。
最後に、改めて1話の見どころを聞かれた井上さんは「今まで表の部分を見ることが多かったと思うんですけど、(アニメでは)そうではない部分をたくさん見られると思います。そういうところを楽しんでいただけたら」と語り、続けて駒田さんが「今活動しているARPが、こういうプロセスを踏んできたという、バックボーンが見えてきて理解も深まるし、もっと応援したくなるような1話になっていると思います」と締めくくり、キャストトークショーは終了しました。
[文・榎本麻紀恵]
アニメ『ARP Backstage Pass』作品情報
放送情報
2020年1月13日(月・祝)よりTOKYO MXにて毎週月曜23:00から放送開始
2020年1月13日(月・祝)よりBS11にて毎週月曜25:00から放送開始
2020年1月13日(月・祝)よりdアニメストア/dTVにて毎週月曜23:00から配信
ほか
あらすじ
次世代ARダンス&ボーカルグループ「ARP」が待望のドキュメンタリーアニメ化! avexからデビューし横浜を拠点にライブを重ね、着実な人気を獲得してきた彼らは、アーティスト養成校として名高いISM横浜校の生徒でもある。
そこに集った4人のメンバー、生粋のエリートでありながら音楽に対する葛藤を抱くシンジ、幼いころから共に施設で育ちアウトロー精神で音楽とともに戦ってきたレベルクロス ダイヤ・レイジ、4オクターブの美声と圧倒的なダンスとルックスで周囲から孤立しながらも音楽を心から愛するレオン。
彼らが出会うまでと、デビューしてからこれまでの日々のあらゆる喜びも苦しみも、日常もライブの舞台裏まで! 個人ごとに掘り下げながら描き出す。
スタッフ
原作・プロデュース:内田明理(株式会社ユークス)
監督:えんどうてつや
シリーズ構成:友永コリエ
アニメーション制作:ダイナモピクチャーズ
【主題歌】
OP:ARP「Burn it up」
ED:ARP「Celebrate Good Time」
キャスト
シンジ:シンジ
ダイヤ:ダイヤ
レイジ:レイジ
レオン:レオン
理事長:井上和彦
松本晴臣:駒田航
叶永嗣:浪川大輔
理事長の秘書:江口拓也
(C)ARPAP