声優・上村祐翔さんと木村良平さんが登壇! VRミステリーアドベンチャーゲーム『東京クロノス』のクリスマスパーティをレポート|新シリーズ以外にも続編の構想が!?
2019年8月22日(木)にPlayStation VR用が発売された、VRミステリーアドベンチャーゲーム『東京クロノス』(以下、本作)の声優登壇イベントが、12月17日(火)に行われました。
イベントに登場したのは、櫻井響介役の上村祐翔さんとロウ役の木村良平さん。今回は12月25日のクリスマスが近いということで、おふたりと一緒に乾杯を行う一幕がありました。
加えて来場者の方から大切な人へのメッセージを募集し、それをおふたりが読み上げてくれるというコーナーも実施するなどアットホームなイベントとなりました。
冒頭のモノローグは上村さんの声を聴いて変更に!?
上村さんの挨拶の後、木村さんが「やっと来れたぜ!」と一言。木村さんの演じたロウは物語上とても重要な役割を担っているため、発売前はこういった機会を得られることがなかったのだとか。
トークパートに入る前に、まずは上村さんと木村さんが作品を紹介。
ここで本作がたくさんの人にプレイしてもらえこのような機会に恵まれたことを祝して、ノンアルコールのドリンクで乾杯を行うことに。
ひとしきり盛り上がったところで、まずは本作の体験版の生コメンタリーを行うコーナーへ。ここでは上村さんと木村さんに加えコーナーゲストとして、本作の監督を務めた柏倉晴樹さんが登場。アフレコ収録での裏話が明らかになっていきました。
まずは物語冒頭の上村さん演じる櫻井響介によるモノローグについて。ここは当初地の文をプレイヤーに読んでもらう形式を取っていたそうですが、収録で櫻井響介の声を聴いたことで上村さんに読んでもらうことに決めたのだとか。
上村さんはシナリオを読んだ段階で櫻井響介の心の声だと感じ、自然に読むことができたそう。また、実際に本作を以前のイベントで体験した際のエピソードも話してくれました。
なんでも自身の誕生日が近かったことからお祝いがあったそうなのですが、ヘッドセットを付けたままクラッカーの音を聞くことになり、かなりびっくりしたそうです。
VRの没入感についての話題が挙がると、声優陣に本作の収録でのエピソードを聴いていく一幕も。収録では一枚絵を用意しそれにテキストが表示されていく形式だったそうですが、柏倉監督によるとVRの空間上に配置する音の聞こえの遠さと近さ、キャラクターの声が聞こえてくる位置の調整などには苦労があったそう。
例えば後ろからキャラクターの声が聞こえたとして、その方向に振り向くと現実と同じように前から声が聞こえる、といった点や遊びへの拘りも見られ、まだプレイしたことのない会場に集まったファンのみなさんも興味を持ってくれた様子。
キャスティングについても触れられると、柏倉監督は郡陽介音響監督と相談しつつ決めていったと話しました。
上村さんについては声質やこれまで演じられたキャラクターを参考に、悩みぬいた結果の選出。柏倉監督が上村さんの声がお気に入りだそうで、本作の小説版をオーディオブックとして読んでもらいたいとも話していました。