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映画『声優男子ですが…?』キャストインタビュー

映画『声優男子ですが…?』上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、河本啓佑さん、小林裕介さん、本城雄太郎さん、山本和臣さんインタビュー! まさかの映画化に困惑しつつもいつもどおりの空気感?

2019年8月18日(日)に開催されたイベントで、2020年に劇場版の公開が発表された、今をときめく声優男子が集結するオリジナル番組『声優男子ですが…?』(CS放送ファミリー劇場)。

この劇場版の撮影が9月某日に行われるとのことで、アニメイトタイムズ編集部はロケ現場に潜入! 撮影真っ只中の上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、河本啓佑さん、小林裕介さん、本城雄太郎さん、山本和臣さんにインタビューを実施しました!

番組スタートから5年が経ち、劇場版のテーマは絆になるということで、メンバー同士の印象や今回の劇場版の見どころなど、和気あいあいとした雰囲気の中で語っていただきました!

5年で白井さんの形態模写が進化!? まさかの劇場版にメンバーの期待も高まる

——劇場版制作の話を初めて聞いた時の感想をお聞かせください。

河本啓佑さん(以下、河本):僕たちもイベントの時に知ったんですけど、やっぱり「まさか」という感じでしたね。意味がわからないというか……。

『声優男子ですが…?』ってバラエティ番組だし、劇場でどう表現するんだろうかなと。これまでと同じ感じなのか、違うテイストなのかも全くわからない状態だったので、逆に楽しみでしたし、ワクワク感はとてもありました。

——イベントって最近ですよね?

河本:そうですね、2週間前(取材当時)とかかな?

——皆さんもその時に知ったんですか?

小林裕介さん(以下、小林):僕は少し前に。

梅原裕一郎さん(以下、梅原):俺も事前に。

上村祐翔さん(以下、上村):事前に知ってました。

全員:あははははは~!

河本:そういうマジなやつ言うの?(笑)

上村:そりゃあ知ってたよ。

河本:それを言ったら俺もだいぶ前に(スケジュールの)キープがきてたよ!

一同:(笑)。

上村:じゃあそれでいいじゃん!

小林:イベントの時に初めて知ったら……(笑)。

上村:それはビックリだよね。お客さんと一緒じゃん(笑)。

山本和臣さん(以下、山本):台本にも書いてあったしね。

河本:そうか~……。トップバッターとして完全に失敗したコメントをしてしまったわ(笑)。

上村:いや面白いわ! そう言う感じか~と思ったよね。

——上村さんはいかがですか?(笑)

上村:事務所から「『声優男子ですが…?』が劇場版になります。この日程キープしてください」ってそれだけのメールが来て。なんのこっちゃ本当によくわからなかったですね。

でも、初めてやったパイロット版からもう5年経って、まさかの劇場版ということで、そこまで大きいものになったんだなっていうのは実感としてありました。

イベントで発表した時は、僕たちもお客さんも「なんだそりゃ!?」って感じで大爆笑していたんですけど、それでも「楽しみだ」という歓声をいただいて。

それだけで僕たちとしても、劇場版で皆さんに良いものが届けられたらいいな、頑張ろうっていう気持ちになりました。

山本:劇場版の話を聞いたときは「劇場版?」てハテナがあったんですけど、イベントで黒地に白字でババンってスクリーンに「劇場版」って出た時の僕たちとお客さんの笑いを聞いて実感したというか。

そういえば今まではテレビで放送してたけど、みんなで共有する場所っていうか、スクリーンでみんなで一緒にみるっていうのってやったことなかったな~と思って。

僕たちは一緒に観たこともあって、それがすごく楽しかったんですけど。

そういった意味だと、劇場版っていうのはバラエティの新しい見方なのかなとも思ったりして。ロケ自体も楽しみなんですけど、それを劇場でみんなと観るっていうのもすごい楽しみだなって思いました。

本城雄太郎さん(以下、本城):僕は最初一瞬ドッキリなんじゃないかなって思ったんですよ(笑)。

前に海外ロケのお話を聞いたときもドッキリだと思ったんですけどね。

今までずっとやってきた中で、海外ロケでも初めてのことがいっぱいあって。今回は劇場版になるということで、みんなでやったら、また新しい発見があって楽しくなるんじゃないかなって思いました。

ちょっと時間が経ってドッキリじゃないってわかってから嬉しくなりましたね。

他5人:(笑)。

小林:僕は、最初に劇場版って聞いたときは、てっきり映画を撮るのかと思ったんですよ。最近声優さんだけでドラマをやっていたりもするので。

この番組でも昔から「みんな役者だから芝居したい」って言っていたのがまさかこんな形で実現するのか! と思ってたら、そうじゃなくて(笑)。

普通に「ロケです」って言われて、ちょっと「あ、そうなんだ〜」っていう風に思ったのが実際のところです。

でも僕は、台湾のロケにはいけなかったので、2日かけてのロケってこれが初めてだったんですよね。だから、泊りがけでみんな楽しくやれることはすごく楽しみでした。

またそれがそのままお客さんに届けられることになるから、絶対楽しいものになるって確信があったので、完成するのもただただ楽しみにしています。

梅原:僕はそうですね、始め聞いたときは「本気かよ?」って思いましたね(笑)。

一同:(笑)。

梅原:バラエティ番組が映画ってあんまり聞かないなって思ってて。他局になっちゃうんですけど『ゴッドタン』とかは映画になりましたよね。だから「キス我慢選手権」でもするのかなって……。

他5人:あははははは!

梅原:それを楽しみにしてたら「キャンプです」って言われて「やっぱそっか~」ってなりました。

山本:やりたかったの? キス我慢選手権。

梅原:やりたかったよ~。……まあ、そんな感じです(笑)。

全員:(爆笑)。

——今回の劇場版のテーマは“絆”だと伺いました。5年前はおそらく初対面の方もいたと思うのですが、5年目、劇場版を迎えて大きく印象が変わった方がいましたら教えてください。

河本:あ~印象か~。

梅原:僕は河本さんですね。

河本:まじで?

梅原:そこまでの潔癖だとは思ってなかった。

小林:それは俺も思った。

河本:確かにあの頃は出してなかったね。

上村:でもあの頃から潔癖ではあったの?

河本:昔からそうだったけど……。だから言えるようになったってことだよね。やっぱり、長年やってきて。

他5人:あ~。

本城:俺ぶっちゃけ、昨日初めて知りました。気を遣わなきゃいけないな~って思いましたよ。

河本:やっぱり5年も経てば嫌なこともちゃんと「俺はこれは嫌です」って言えるようになったっていうのはあるよね。

梅原:逆に嫌なことをしてやろうっていう気持ちにもなるしね。

河本:サイッテーだよね(笑)。

山本:それを見ながらやっぱり(梅ちゃんは)変わらないな~って思うんだよね(笑)。

梅原:そうね。

小林:すごいよね。確認なんですけど、これは劇場版が公開された後に掲載されるんですか? ネタバレとか……。

(スタッフさんから多少のネタバレはOKと教えてもらう)

小林:あ、そうなんだ!

山本:でも白井(悠介)さんがだいぶなんか、ヤギっぽくなっちゃって。

他5人:(吹き出す)

山本:だいぶ印象変わりましたけど。

河本:印象変わったね!

上村:確かに。見た目の印象がね。

小林:形態模写も極みに極まったね。

梅原:喋れなくなってたもんね。

他5人:あはは!

河本:日本語をもう忘れてしまったみたいでね。

山本:草しか食べなくなってたもん。

小林:でも僕はもしかしたらいちばん印象が変わったのって白井くんかもしれないなあ〜。

今回のロケにはいなかったですけど。撮影中も彼のセリフがあるシーンもあったり。

あと、いちばんはこの間のイベントで、思ってた以上に見られていたんだなっていうのがあって。

山本:あ~。

小林:やっぱり一緒にバラエティをやっていると、どっちかっていうとパーソナルなところよりもお互いに面白くやってやろうってなるじゃないですか。

でも改めて一緒にやっていて、実は俺の嫌なこととか、性格をちゃんとわかってるし。白井くんっていちばんふざけてる感じで、いちばん見てるんだなっていうのを感じました。

山本:でもイベントの時は俺も見てたよ「うわ、バヤシさんめっちゃ考えてるわ~」と思って。

小林:え、何が?

山本:手紙の内容を。

小林:あ、本当に? 読んでる時点でこの人嘘だなってわかってたの?

山本:いや、読む前に考えてるなって

小林:え、顔が? そういうこと?

山本:うん!

小林:(まじか~っていう顔)

他4人:(苦笑)。

山本:あれ、なんか悪いこと言っちゃった?

小林:わかりやすいのかな……。

梅原:わかりやすいんじゃない?

小林:いや! まあでもなんだろう、この人が嘘をついているなっていうのじゃなくてさ! 白井くんは、こういう時バヤシはこういうことをするっていうのだったり……。

山本:結構掘り下げてたもんね。

小林:俺がこういうの嫌いっていうのを、もしかしたら本人にも言ってるのかもしれないけど、そういうことをちゃんと覚えてるというところで、ちょっと意外だったなっていう。

山本:形態模写だけじゃないんだね。

上村:観察力がずば抜けてるよね。

山本:だからこその形態模写なのか。それを極めて今回は……(笑)。

梅原:俺はむしろ(形態模写)だけの人だと思ってたからね。

一同:(笑)。

河本:語弊がある(笑)。彼は声優です。

上村:俺はなんか、バヤシの印象は変わったと思う。勝手なイメージだけど、最初に会った頃に比べて、今はすごい穏やかになった気がする。

山本:眼光鋭かったからね。

上村:そう。眼光鋭い感じから、柔らかい感じの印象に変わったかもしれない。

小林:へえ~!

上村:なんか……充実してるんだなって思った。

山本:あ~、余裕がね。

梅原:余裕が出てきたんだ。

上村:オトナの余裕をすごく感じるようになったな~。

梅原:あ~、35だもんね。

小林:まだ4だわ!

河本:いや、5の年でしょ、もう?

小林:あ、はい(ちょっと悔しそうな表情を見せる)。

河本:僕は今回で梅ちゃんかな、やっぱり!

今回のロケで料理をしたんですけど、それをね、梅ちゃんがね「あ、美味いわ」って言ってくれて。「あ~、美味いとかっていう感情あるんだ」って。

5人:(爆笑)。

山本:人として見てる?(笑)

河本:なんか梅ちゃんってクールだし、「まあまあ、普通だな」っていう感じというか。まあまあ予想の範疇だなってなったら「ウンウン」ってぐらいの感じかなって思ったら「美味いな」って言ってくれてて「あ、ちょっと嬉しい!」って思って。

小林:信憑性がすごいあるよね、梅ちゃんが言うと。

河本:そう。本当に美味いんだなって思った。嘘を言わないから。

梅原:たしかにね。

(クスクスする上村・山本・本城・小林)

河本:そう言う感情があったんだなって。

梅原:たしかにたしかに。朝はロケ弁不味いって言ってたもんね。

小林:やめろ! やめとけ!

(後ろでスタッフさんが手を合わせて謝ってる)

上村:ボソッと言ってたね!

小林:完食した後に言ったもんね。

河本:やめろ! そこはカットだ(笑)

上村:5年を経て感情がちゃんと身についたんだね。

一同:(笑)。

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