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ゲーム・アプリ
【『龍が如く7 光と闇の行方』クリア後の感想レポ】勇者が巨大電マを片手にデリヘルでザリガニを呼んでスジモンゲットだぜ!
春日一番は新しい“龍が如く”である
日本を代表する大ヒットRPG「ドラゴンクエスト」。春日一番が子どもの頃から愛し続ける「ドラクエ」が彼のファイトスタイルや性格、生き方に大きな影響を与えている。
本作をプレイしていると、「成り上がり」と「仲間」というキーワードが度々登場する。静かに余生を過ごしたかった桐生一馬とは違い、自分に起こった事件を解決しつつ、どん底の状況を仲間として打破するのが本作の見どころである。
改めて春日一番の性格に触れてみたい。令和の時代には珍しすぎるほどのクラシックな熱血漢だ。家族や仲間を人一倍大切に思い、強きをくじき弱きを助ける。まるで少年漫画の主人公のようなタイプだと言える。
ただ、今の時代に彼の言葉は深く突き刺さる。春日一番を演じた中谷一博さんの芝居の上手さと本作に懸ける意気込み、素晴らしい台本に魂を込めた役者の演技が相まって、感動のエピソードがより色濃いものになっている。
仲間や大切な人に対して、本気の言葉で本音を伝える。自分の信念を貫くため、大切なものを守るために戦う姿は、何度も僕の胸を打った。
桐生一馬じゃなくて大丈夫なのか。
プレイ前にずっと引っかかっていた棘を春日一番が軽々と抜き去り、胸をいっぱいにした。
思えば「龍が如く」というタイトルにも主人公として相応しいと気づく。龍が桐生一馬だとするならば、龍に匹敵する存在へ成り上がろうとする春日一番は、新主人公にこのうえなく相応しい存在なのだ。
そんな彼が仲間たちと友情を育み、たくさんの努力を積み重ねて、一つの勝利を得る瞬間を目の当たりにして欲しい。
(C)SEGA