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【『龍が如く7』クリア後の感想レポ】勇者が巨大電マを片手にデリヘルでザリガニを呼んでスジモンゲットだぜ!

【『龍が如く7 光と闇の行方』クリア後の感想レポ】勇者が巨大電マを片手にデリヘルでザリガニを呼んでスジモンゲットだぜ!

邪道から王道へ

「龍が如く7」はこの先の未来を作るための革命的なタイトルになった。

「龍が如く」が誕生した2005年。任天堂やソニー、マイクロソフトが次世代家庭用ゲーム機を立て続けに発表するなど、ゲーム文化が進化を遂げる兆しがあった。「スーパーマリオ」は生誕20周年を迎え、「テイルズ オブ ジ アビス」や「ワンダと巨像」などの意欲作が世の中に登場した時代だ。また、2003年設立したスクウェア・エニックスがTAITOを連結子会社にした時代でもある。

そんな激変の時代に“日本の成人男性のみをターゲット”にした「龍が如く」は誕生した。数多くの有名芸能人や人気声優を起用し、新タイトル発表自体が話題になるブランドへと成長した今、敢えて主人公を変え、ゲームシステムを変える脱皮を果たしたのだ。

世の中に生まれ落ちてから15年が経ち、ブランドを築いた次の目標は原点回帰であり王道への挑戦だ。

現実世界で起こった出来事や事件を反映するという“リアル”が売りの「龍が如く」だが、作品の根幹を担っている任侠ものというテーマは、現在では“ファンタジー”になりつつある。そのリアルさが失われている中で、「龍が如く」は自らファンタジーの代名詞であるRPGに切り込んだのだ。

「ドラクエ」の世代に生まれ、育ち、“ゲームに飽きた大人たち”がもう一度コントローラーを手にして盛り上がれる。そして、王道の作品として多くの人の感情を揺さぶることもできる。「龍が如く7」は最高のRPGだった。

[文/川野優希]

作品情報

 
【STORY】
2001年1月1日。東城会の三次団体「荒川組」に所属する極道、春日一番は、
組長・荒川真澄から若頭・沢城丈の犯した罪を被るよう頼み込まれ、出頭を決意。
愛する組のため、尊敬する親父のため……
春日は18年にも及ぶ厳しい刑務所生活を送り、2019年、ついに出所する。

だが、出所をした春日を出迎えてくれる者は、誰一人いなかった。

一人寂しく、故郷である神室町へと戻る春日。
だがそこは、春日の知っているかつての神室町ではなかった。

「神室町3K作戦」という警察の施策により、東城会は崩壊。
現在の神室町は、警察と関西の極道組織・近江連合に完全支配されていた。
そして、そんな状況を作り出した張本人が、荒川真澄なのだという。

「親っさんがそんなことするわけねぇ!」

真意を直接確かめるべく、春日は荒川真澄の元へと向かう。

近江連合組員や、かつての兄貴分・沢城の妨害を撥ね退け、
なんとか荒川真澄の元へとたどり着く春日。

「親っさん!」

実の親のように慕う、憧れの極道である「親父」との、18年ぶりの再会――
だがそこで待っていたのは、再会を喜ぶ笑顔ではなく、冷酷な銃口だった。

「すまねぇなぁイチ…… 死んでくれ」

鳴り響く銃声。薄れゆく視界――

「うぅ‥‥!」
生死の淵をさまよいながらも、なんとか意識を取り戻した春日。
だが目覚めた場所は、段ボールハウスが並ぶホームレス街の、
汚いゴミ捨て場だった
「……ここはどこだ?」
春日の問いに一人のホームレスが答える。
「イジンチョウ。……伊勢佐木異人町。ここは横浜だ。知ってるだろ?横浜」

【出演】
中谷一博
中井貴一
堤真一
安田顕
大塚明夫
上坂すみれ
岡本信彦
中村悠一
鳥海浩輔

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