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劇場版『SHIROBAKO』宮森あおい役・木村珠莉インタビュー

劇場版『SHIROBAKO』宮森あおい役・木村珠莉さんインタビュー|待望すぎる新作の魅力について木村さんに聞いてみた

パートナーがいます!

――僕、取材で『SHIROBAKO 秋祭り(2015年開催)』に参加していたんですよ。

木村:えぇー! 本当ですか。ありがとうございます!

――あの時、木村さんは寒い中で浴衣を着られていましたね。

木村:超楽しかったなぁ。

――ここからは劇場版のお話もお聞きしていきたいと思うのですが、あの頃から続編の話はあったんですか?

木村:あの時は聞いてなかったです。私たちが聞いたのは3年前くらいかな。毎年、松亭で『SHIROBAKO』のメンバーと忘年会を開催しているんですけど、その時に水島監督(水島努監督)が「やります!」と。

――おぉ! それはビックリされたんじゃないですか?

木村:すっごく嬉しかったです!

――放送終了後、すぐにでも劇場版や2期を制作して欲しいという声が凄かったですよね。その中で2018年にようやく発表があって。

木村:『SHIROBAKO』は業界の今を切り取って制作したいって思いがプロデューサーの中にあるんです。なので、「人気があるからやろう!」とは全く思ってなかったとお聞きしました。

実は「次はないかも?」とよく言われてたので、「続編はないだろうなぁ」って気持ちだったんですよ。

正直、「イベントでファンの方々と『SHIROBAKO』の話を続けていけたら嬉しいね」くらい。だからですかね、「やります!」って言われた時にビックリし過ぎるくらい嬉しかったのは。

――そうだったんですね。実際に台本を読んでみていかがでしたか? 僕も台本を拝読したのですが、本当に素晴らしかったです。

木村:松亭で話を聞いた時に、あれから時間が経って良い状態になっている人もいれば、落ちてる人もいるっていう話は聞いていました。

宮森さんは武蔵野アニメーションと共に進んでいるって話は聞いてたんですけど、想像以上に悲壮感が最初漂っていて。それも結構長いこと悲しい感じが続くので、まずそこにびっくりしましたね。

今までの『SHIROBAKO』って、トラブルがあってドタバタはしてましたけど、悲壮感ってなかったじゃないですか。なので、最初に悲しい所から入るのは全く予想していなくって。正直、ビックリしたっていうのが一番最初の感想です。

宮森さんはどんなにネガティブな状態でも、常に前を向いているキャラクターのはずじゃないですか。今回の劇場版で実際、前は向いていると思うんですけど……。ただ、あの頃みたいに頑張りたい! と心では思っても、頑張れない状態が1〜2年続いていたのかなって。

――なるほど。劇場版では新キャラクターも登場しました。

木村:今回、宮井さん(宮井楓 CV.佐倉綾音さん)が新キャラクターとして登場してくれたのは本当に大きかったです。宮森さんってこれまで相棒って存在が居なかったじゃないですか。太郎と平岡(平岡大輔 CV.小林裕介さん)みたいなバディ的存在。

矢野さん(矢野エリカ CV.山岡ゆりさん)もいましたけど、ご家庭の事情で離れちゃったりもしたので。今回の劇場版を通じて、宮井さんが宮森さんのパートナーになってくれたのかなって。なので、宮井さんと宮森さんの関係性を楽しんでいただきたいです。

――木村さん的な見どころはどこでしょう?

木村:そうですね。うーんうーん……。ネタバレは避けたいので、“社長”とお話してるシーンとだけお伝えしておきます!

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