早見沙織さん5周年記念ミニアルバム『シスターシティーズ』インタビュー|新しい扉を開き続ける早見さんのバイタリティと制作秘話を聞いてみた
これからのアーティスト早見沙織
――ありがとうございます。最後に5周年を迎えた早見さんの今後についてもお伺いしたく思います。ちなみに約2年前のインタビューでこう仰っていました。
“お寿司屋さんだったら出せるネタを多くするみたいな。えんがわとかも出していきたいです(笑)。甘エビと、ほたてみたいな、絶妙なところを出していきたいと思っています。マグロとたまごとはちょっと置いておいて(笑)。できることなら私はガリ的な曲が好きなので、それも入れられたらいいなと思っています(笑)。無いは無いでやっていけるけど、後で欠かせなくなる感じ。そういうものを作れるように頑張っていきたいし、そういうものを関連付けていけるアーティストにしたいです。”
◆記事はこちら→『カードキャプターさくら』エンディングテーマ「Jewelry」早見沙織さんインタビュー|早見さんとさくらちゃんの不思議な関係
早見:あはは(笑)。昔から変なこと言ってますね。
――キャッチーで分かりやすいですよね(笑)。改めまして、これからのアーティスト早見沙織さんについて聞かせて下さい。
早見:今もガリ的な曲は好きなんですけど、私がその時々で思う、美味しいお寿司のネタ(楽曲)をお届けしたいと思っています。やっぱりご飯とお魚があってガリも美味しくなるじゃないですか(笑)。
私が考えたご飯とお魚のコンビ(楽曲)を食べて美味しいと思っていただけたらすごく嬉しいです。
「これすごく美味しいと思うから食べて!」だったり、「食べず嫌いだったけど、食べてみたら美味しいと思ったもの」だったり、「お寿司屋さんだから出さないでおこうと思ったんだけど、美味しいメロンパン焼けたんだよね?」だったり。これからもそういったものを誰かの心に届けていきたいなと思います。
――ありがとうございます。では、最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
早見:今回、発売される『シスターシティーズ』やこれまで私が発表した楽曲をたくさんの方に楽しんでほしいです。一人で聴くことも素敵ですが、ご自宅のスピーカーで家族や友だちと聴いていただけたら嬉しいです。
――ありがとうございました!
[取材・文/川野優希
早見沙織/シスターシティーズ
”早見沙織と5人のSound Creators”。2020年にアーティストデビュー5周年をむかえる早見沙織の記念企画ミニアルバムは、5人のサウンドクリエイターから提供された新曲で構成された1枚。
ジャケットはイラストレーター・ITSUMOによる描きおろし。
≪収録曲≫
01.yoso
作詞:早見沙織
作曲:Kenichiro Nishihara、Michael Kaneko
編曲:Kenichiro Nishihara
02.mist
作詞:早見沙織 作曲・編曲:横山 克
03.ザラメ
作詞:早見沙織 作曲・編曲:NARASAKI
04.遊泳
作詞:早見沙織 作曲:堀込泰行 編曲:倉内達矢
05.PLACE
作詞:早見沙織 作曲:田淵智也 編曲:大久保 薫