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TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』森久保祥太郎、大久保瑠美、小林裕介インタビュー

TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』森久保祥太郎さん、大久保瑠美さん、小林裕介さんインタビュー|アニメ第2期へ向けた意気込みを語る!

TVアニメ第2期の制作も決定し、これからの展開がますます気になる『魔術士オーフェンはぐれ旅』。4月8日にはサントラも発売されるなど、その盛り上がりはとどまることを知りません。

今回、メインキャストの森久保祥太郎さん(オーフェン役)、大久保瑠美さん(クリーオウ・エバーラスティン役)、小林裕介さん(マジク・リン役)による座談会も行われ、そのタイミングでインタビューが行われました。こちらではインタビューの模様をたっぷりとお伝えします!

ぜひ復習してお待ち下さい!

――まずは第一期『魔術士オーフェンはぐれ旅』を振り返ってみて、いかがですか?

小林:キャラクターの声質が高めだった事もあり苦労もありましたが、、無事にマジクを演じ終えることができてよかったです。
視聴者のみなさんからも温かい感想をたくさんいただけたので、ホッとしました。

大久保:アフレコをしたのがオンエアよりもかなり早い時期でしたので、本放送が始まるのが待ち遠しかったです。私にとって『オーフェン』シリーズは元々大好きな作品で、懐かしいセリフもたくさんあり、楽しく演じさせていただきました。

森久保:最終話を録るときは「もうちょっとやりたかった」という気持ちになりました。その気持ちはみんな一緒だったようで、打ち上げでスタッフさんやほかのキャストも「またやりたい!」と言っていましたね。

――みなさんにとって印象的だったシーンはありますか?

小林:1998年にアニメ化された作品を観ていたときは、画面上に魔術が飛び交っているさまを「カッコいい!」と思いながら楽しんでいました。第1話をキャストのみなさんと一緒に観る機会があったのですが「魔術の発動の仕方は、今の技術で描くとこうなるんだ」というのがすごく衝撃的で「これが今の『オーフェン』なんだ!」と思いました。

大久保:インパクトのあるシーンがとても多くて絞ることができないのですが、オーフェンにとって≪牙の塔≫でともに研鑽したクラスメイトであるハーティアとのバトルシーンは特に印象的でした。それと物語の中盤でキリランシェロ(正体はキリングドール)とオーフェン、クリーオウ、マジク、レキで対峙するのですが、オーフェンが“自分よりも強い相手”ということを認めるんです。クリーオウとマジクにとってはオーフェンが最強だと思っているところがあるので、すごく怖い物語展開だったのですが、だからこそ「こいつ、何者なんだ!?」というワクワク感がありました。

森久保:僕も瑠美ちゃんと同じく、キリングドールのシーンは、ふたりの演じ分けができて楽しかったですね。今回描かれたストーリー全体を通してみると、オーフェンのチャイルドマン教室時代を描いた「プレ編」と呼ばれるエピソードが盛り込まれていたり、ボルカンとドーチンとオーフェンによるコミカルなやりとりもあったり。物語自体はシリアスなのですが、そういうメリハリがあるところが良かったです。

――森久保さんはこれまでもずっとオーフェン役を演じてこられましたが、今回そんななかでオーフェンが説明する「女神」の話やこの世界の話は新たに意識したところはありますか?

森久保:今回は原作を読み返す機会がありましたので、色々と考えてみたのですが、オーフェンを主観で演じるというのは変わらないのですが、「彼にはこういう部分があるんだな」と俯瞰で見られたのは大きいと思います。

前回アニメ化された際は僕も未熟でしたし、体当たりの演技で様々な経験をさせていただいたのですが、今回はキャリアを積んできたうえで、落ち着いて演じられたのかなと思います。

また、『オーフェン』自体が普遍的なものと言いますか、時代や流行を飛び越えて楽しむことができる作品だな、ということも改めて感じました。

――大久保さんは昔から作品のファンということですが、今回のアニメに関して、所感はありますか?

大久保:20年前にアニメ化されたときは、原作をベースにオリジナルの展開が多く、それはそれで楽しめたのですが、今回は原作に忠実で。森久保さんもおっしゃっていましたが、今回描かれているのは、シリーズのなかでもシリアスさを感じさせるエピソードではあるものの、クリーオウやマジクも加わったドタバタ劇がしっかりと盛り込まれていたので、個人的にうれしかったです。

私はこの後に描かれる「キムラック編」もとても好きなので、第一期『魔術士オーフェンはぐれ旅』は、言わば「序章」だと思うんです。そんななかでオーフェンが説明する「女神」の話やこの世界の話は、今後観ていくうえで覚えておいたほうがいい内容になっておりますので、もしまだ第一期『魔術士オーフェンはぐれ旅』をご覧いただいていないのでしたらぜひチェックしてから第二期『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』に備えていただきたいですね。

――小林さんは旅の道中に出てきたなかで、特に気になったキャラクターはいますか?

小林:僕はティッシ(レティシャ)がすごく好きです。以前観ていたときは、とにかく「オーフェンがカッコいい」ということばかりだったのですが、この歳になって改めて作品を観てみたら、そのときは感じることができなかった彼女の大人の魅力や、自宅でひとり待つ身という「哀愁」のようなものを感じられて、どうしても注目してしまいますよね。

大久保:ティッシ、男性ファンにすごく人気がありますよね。

小林:クリーオウもアザリーも、ちょっとおてんばだったり勝気だったりするところがあるじゃないですか。だからなおさらティッシの“女性らしさ”が際立つのかもしれないですね。

森久保:ティッシは頼りになるけど、絶対に厳しいと思うよ。嫁さんにもらったら大変だろうなぁ(笑)。

小林:アニメでは割愛されてしまった、オーフェンとティッシのやり取りなど、原作ではたっぷり語られていますので、ぜひチェックしてみてください!

――今の時期、家のなかで時間がある方がたくさんいるかもしれませんし、この際シリーズをまとめて楽しむのもいいかもしれませんね。

森久保:僕は2018年に刊行された、本が聴けるアプリ『Audible』のボイスブックで、原作小説の朗読もしていますので、この機会にこちらもぜひ!

――最後に、第二期『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』を楽しみにしているファンに一言お願いします。

小林:第一期をご覧いただいた方は分かるかと思いますが、今後が気になる終わり方になってしまいましたので、こうしてすぐに続編の発表ができて嬉しいです。

オーフェンたちは、アザリーに振り回されながらここまで行動してきたということもありますが、今回でいよいよ決着を迎える……のかな……。

その後も物語はさらに展開していくと思いますので、僕もマジクとしてエピソードに華を添えられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします!

大久保:まずは応援してくださったみなさん、ありがとうございました! こうして第二期が早く決まったのはみなさんのおかげだと思いますし、そのお力で、キムラックに向かうことのできる橋を作っていただけたのだと思います。

ここのエピソードがしっかりと描かれることにより『オーフェン』という作品の魅力を強く伝えることができると思いますし、私もいちファンでありながらもクリーオウ役としてしっかりと作品に向き合っていきます!

森久保:第二期『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』をご覧いただければ、作中に散りばめられていた謎や疑問もある程度解消されると思いますし、『オーフェン』シリーズはまだまだ映像化されていないエピソードがたくさんありますので、我々としてはその先の物語もぜひ描いて欲しいという想いでいっぱいです。

第二期『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』を満喫していただくためには、まずは第一期『魔術士オーフェンはぐれ旅』をご覧いただくのが一番だと思いますので、ぜひ復習してお待ち下さい!

TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』作品情報


 

ストーリー

大陸最高峰の魔術士養成機関《牙の塔》で暮らしていたキリランシェロは、大陸最強の魔術士・チャイルドマンの下で、彼の持つ戦闘技術と暗殺術のすべてを受け継ぎサクセサー・オブ・レザー・エッジ《鋼の後継》と称されるエリート魔術士だった。

ある実験により異形の姿となって失踪した義姉・アザリーを探すため《牙の塔》を出奔したキリランシェロは過去を捨ててオーフェンと名乗り、トトカンタ市でモグリの金貸業に身をやつしていた。そこで出会ったおしかけお嬢様クリーオウ、弟子の少年マジクという新たな仲間と共にアザリーを救う旅が始まる。

いっぽうアザリー討伐に向かうかつての師チャイルドマンやハーティア、コミクロン、学友たちと運命的な再会を果たすも思いは交錯し、再び袂を分かつことになる。

旅はフェンリルの森を抜け、タフレムへ。そう、かつてオーフェンが修行を積んだ《牙の塔》が存在する街へとたどり着く。そこでオーフェン達を待ち受けていたのは、想像を絶する巨大な敵だった。
 

 

配信サービス

【独占先行配信2020年1月7日より毎週火曜日25:00~】
 
◆U-NEXT
https://video.unext.jp/title/SID0045140?utm_source=content&utm_medium=official&utm_campaig
 
◆dアニメストア
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=23168
 
◆Abema ビデオ
https://abema.tv/video/genre/animation
 
◆Amazon プライム・ビデオ
https://www.amazon.co.jp/gp/video/search
 
◆FOD
https://fod.fujitv.co.jp/s/special/premium_cp2
 
◆GYAO!
https://gyao.yahoo.co.jp/ct/anime/
 
◆バンダイチャンネル
https://www.b-ch.com/
 
◆Hulu
https://www.hulu.jp/
 
◆J:COM オンデマンド
https://vod.myjcom.jp/genres/kyodopack
 
◆ビデオパス
http://www.videopass.jp/
 
◆みるプラス
https://front.milplus.jp/top/navi/svod
 
◆ひかり TV
https://www.hikaritv.net/
 
◆ビデオマーケット
https://www.videomarket.jp/
 
◆DMM動画
https://www.dmm.com/digital/videomarket/anime/
 
◆music.jp
https://music-book.jp/video/
 
◆Netflix
https://www.netflix.com/jp/
 
◆niconico(ニコニコチャンネル)
https://anime.nicovideo.jp/detail/ssorphen-anime/index.html
 
◆アニメ放題
https://animehodai.my.Softbank.jp/lp/sp/alpha/spv/index.html
※配信日時は予告なく変更になる場合がございます。
 

スタッフ

原作:秋田禎信(TOブックス刊)
イラスト:草河遊也
監督:浜名孝行
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:吉田隆彦
色彩設計:桂木今里
美術監督:荒井和浩
CG監督:川谷啓介
撮影監督:近藤慎与
音響監督:平光琢也
編集:小野寺桂子
プロデュース:GENCO
アニメーション制作:スタジオディーン
 

キャスト

オーフェン:森久保祥太郎
クリーオウ:大久保瑠美
マジク:小林裕介
ボルカン:水野麻里絵
ドーチン:渕上舞
チャイルドマン:浪川大輔
アザリー:日笠陽子
レティシャ:伊藤静
ハーティア:坂泰斗
コミクロン:安田陸矢
フォルテ:前野智昭
ウオール・カーレン:津田健次郎
ハイドラント:吉野裕行
スエイン:岡本信彦
 
公式サイト
公式ツイッター(@orphen25_tv)
 

魔術士オーフェンとは

1994年から2003年にかけて『はぐれ旅』全20巻、『無謀編』全13巻の計33冊が富士見ファンタジア文庫より発売され、累計1,400万部(電子書籍を含む)を突破。2011年には『はぐれ旅』の続編となる新シリーズが、出版元をTOブ
ックスに移して再スタート。同時に旧シリーズ(『はぐれ旅』『無謀編』)も新装版として復刊され、新装版の発行累計は60万部を突破している。

第一巻が発売された1994年はまだライトノベルというジャンルが定着しておらず、『指輪物語』『ダンジョンズ&ドラゴンズ』といった王道、正統派ファンタジーから、時にコミカル、時にシリアスな要素を加え、現在のライトノベルというジャンルそのものを定義させた作品。破天荒なキャラクター、中二病的な設定、ギャグテイストあり、シリアス路線ありの語り口でファンを魅了し続け、シリーズ発行部数は累計1,400万部(電子書籍を含む)を突破する大ヒットを記録。

1998年と1999年に、二度のアニメ化をはじめ、CD、ゲームなどで大規模なメディアミックスが行われ一大ブームとなったライトノベルの金字塔的作品に位置する。

 

原作本情報

 

 

 

 

 

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