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初パッケージ化!朗読劇『おみくじ四兄弟』キャストインタビュー

初パッケージ化記念!朗読劇『おみくじ四兄弟』羽多野渉さん、斉藤壮馬さん、西山宏太朗さん、武内駿輔さん、駒田航さんインタビュー|キャスト陣の「すごい」トコロが満載!? 映像だからこそ、しゃべっていないシーンにも注目♪

キャラがパワーアップして生まれたギャップに笑いアリ!

――アフタートークで、これまでの積み重ねがあっての今作と話されていましたが、ご自身と演じるキャラクターとの共通点や共感できる部分、第一印象とのギャップなどはありますか?

斉藤:(共通点は)ない、かな(笑)。

西山:青葉の第一印象は、四兄弟の中では一番活発で明るいイメージでした。

でも、人見知りとか、内弁慶みたいなタイプかなと思っていたんですけど、(今回の朗読劇では)緒方さんにもガツガツ行っていたので、この子は誰に対しても明るく、同じように対応できる子なんだなと。

駒田:本人(西山さん)そのままですよね。もっとマイルドにしたのが宏太朗くん(笑)。

武内:演じるごとに、毎回新しい発見があるので、そういう意味でのギャップはそれぞれのキャラクターごとにあると思います。

斉藤:各々の、セリフとは裏腹な表情なども、今回で深まったんじゃないかなと。キメるところで絶対カメラを見つける柊にぃとか。カメラワークも秀逸でした。

羽多野:柊はお客さんにアプローチするようなセリフが多かったから、そう見えるんだろうね(笑)。

武内:「朗読劇は“読む”だけじゃない」ということが、この映像でわかると思います。これは(本キャストら所属事務所の)81プロデュース養成所の教材にしたほうが良いですよ!

一同:(笑)。

斉藤:志季も、いつにも増してたくさん歌ったしね。

武内:最初は、ただのカラオケ好きだったはずなんですけど……。

羽多野:旅をしながら、歌で生計を立ている人の技みたいだったよ。武内くんは何のテーマでも歌を歌えそう。

――さまざまなタイトルで歌を歌うシーンがありましたね。志季の歌には「歌詞や楽曲があるのかな?」と思ったのですが。

武内:話すの恥ずかしいです(笑)。

斉藤:ちゃんと言っておいたほうが良いよ!

武内:それは……志季の心境というか(焦)。できれば皆さんの想像の余地を残しておきたいので、やっぱりノーコメントで。

斉藤:おみくじは出たとこ勝負だからね。引いてみるまでわかりませんから。それが逆に、我々を育ててくれたというか。

武内:そうですね(笑)。こういう部分も含め、それぞれのキャラがどんどんパワーアップしていましたね。

斉藤:(間髪入れず)文人はいつも通りでしたけどね。

羽多野:間違いなくパワーアップしてるよ!

斉藤:台本上で面白いポジションをいただいているなとは感じました。

まさか(ライブカメラ映像で)赤色灯が自分の顔に重なるとは……。改めて映像で見ると心にきますね(笑)。かなり、各々のキャラが弾けていました。

羽多野:あれは、壮馬にしかできないから(笑)。

――アフタートークで、羽多野さんは「柊はこんなに女の子好きだったっけ?」というようなお話もされていましたよね。

羽多野:一番最初の収録で、初めはキャラクターの個性を強めに演じていたのですが、そういう(女の子好きの)イメージばかりにならないように、爽やかな青年でいてくださいというディレクションがあって。

それから、僕はそれを守って演じてきたんですけど、今回の朗読劇で「溜めていたものが爆発しちゃった!?」みたいな内容の脚本になっていたので、「あ、いいんだ」と、思い切って演じさせていただきました。

でも、どういう面が出たとしてもそれは柊の一部分。弟想いな面も当然ありますし、いろいろな面があるので。ただ、3度の飯より女が好きなんだなというのが、今回よくわかりましたね(笑)。

斉藤:ピーマンのくだりとかもね。

羽多野:「女の子ピーマン」は、青葉のセリフだからね。

西山:完全に台本通りです。

――そうなんですね! アドリブかと思っていました。どこまでがアドリブなのか、台本と照らし合わせてみたいです。

羽多野:急にテンションが上がる都市伝説がらみは、全部(僕の)アドリブです(笑)。

駒田:コメンタリーでも当然ツッコミましたけど、羽多野さんはひたすら都市伝説への思いを語っていて、だいぶ長い時間、台本を見ていらっしゃらないですからね。

西山:ただのアドリブでしかなくて、面白かったですね。

――さて、作品としても初ゲストである駒田さんは、キャラクターの第一印象や、ご自身との共通点はありますか?

駒田:航一と航二という2役を演じ分けたんですけど、舞台となった洋館に“まさに住んでいそう”なタイプの大らかな航一と、高圧的な航二という対極的なキャラで。

2役とはいえ、気持ち的には特に苦難もなかったですが、それまで「そうだよね」とマイルドに話していたと思ったら、突然「あ"っ!?」と濁点が付いたみたいな強い言い方をしたり、落差が大きすぎて自分でも演じ分ける度に笑っちゃいそうになりました。

見ている人もクスっとなれるポイントだったのかなと思いつつ、僕自身はどうでしょう……航二ほど荒っぽくはないけど、航一ほどマイルドではないかなと思うと、足して2で割った“航三郎”くらいのテンションかなと。

一同:(笑)。

西山:航一と航二の2人を見て育った3人目なんだね。

駒田:強さと優しさを兼ね備えたみたいな……そう聞くと良いトコ取りだな。まぁいいや、航三郎はそういうことにしておいてください(笑)。

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