初パッケージ化記念!朗読劇『おみくじ四兄弟』羽多野渉さん、斉藤壮馬さん、西山宏太朗さん、武内駿輔さん、駒田航さんインタビュー|キャスト陣の「すごい」トコロが満載!? 映像だからこそ、しゃべっていないシーンにも注目♪
共演者が感じる斉藤さん、駒田さん、西山さんの「すごい」トコロとは?
武内:でも、かわいさということであれば、やっぱり文人が……。
斉藤:……(武内さんをのぞき込むように)本当に思ってる? こっちを向いて、顔を前髪で隠さないで、僕の目を見て言ってみて(笑)。
武内:(笑)。今回、本当に文人はすごかったですよ!
文人は、ピクチャードラマの収録でも毎回新しい扉が開いていて。それに対して、壮馬さんの(扉の)開け具合が半端じゃないというか、いつも「本当に開けるんだ」と。
斉藤:文人は当初、もうちょっと普通の人で、バランサーな次男という印象だったんですけど、なんでこんな感じになってしまったんですかね(笑)。
一同:(笑)。
武内:でも、扉を開ききっているから、そこに説得力が生まれるというか。台本もすごいんですよ。
斉藤:まぁね、基本は台本のまま演じているから。
駒田:僕にしたら壮馬は同期であり、よく知っているので、面白いシーンでのセリフのはさみ方とか、カメラへの見せ方なども含めて「やりよるな」と(笑)。
西山:壮馬は画でも笑わせてましたもんね。話が脱線しても、元に戻してくれる軌道修正力みたいなものもあると思う。
羽多野:本当に、リハの段階から1人1人すごいなと思いましたね。台本がきた時にまず、頭の中で「どうやるんだろう」とステージを想像するんですけど、実際に動いてみると、それをはるかに超えてきて。
今回はまた、ゲストに来てくれた駒田くんもすばらしかった。
武内:頭が切れるし、ユーモアもあるし。
斉藤:夜の部で、航二が四兄弟の衣装を1人ずつ品評しながらなおしていくんですけど、それは全て駒ちゃんのアドリブで。
4人分それぞれアドリブでコメントして、全部外さずに面白いのもすごいし、そもそも相当な覚悟がないと無理だし。「この人すごい!」と思いましたね。
駒田:昼の部が終わって、自分から提案させていただいた部分ですね。せっかく4人が決めポーズをしてるから、(客席の)みんなももっと見たいだろうと思ったし、僕も見たかったんです。
それに、舞台上で鏡を見ずに衣装を着るのも難しいので、だったら、みんなに4人をじっくり見てもらうついでに、僕がきれいに直そうかなと思い付いて。
提案したものの何を言うかまでは決めていなかったので、その場で、4人に感じていることを素直に言葉にしました(笑)。
西山:本当に上手で、めっちゃ面白かったよ(笑)。
駒田:あれは、あの日の僕の一番のハイライトですね。「よくやったぞ駒田!」というシーンです。
羽多野:本当にすごかった! それこそ、宏太朗もとんでもないし。メンタルはどうなってるんだろうなと思うもん。
武内:僕の個人的なポイントは、カーテンコールでの西山さんのお辞儀です。
普通はお辞儀って、手は体の横につけるイメージですけど、西山さんだけ前屈しているみたいなんですよ。
一同:(笑)。
羽多野:飛び込みの体勢になっちゃってるんだ(笑)。
武内:競技前みたいな感じになっているので、これは審議が必要だなと。
羽多野:映像判定だね。
斉藤:スローモーションで。
駒田:狙っているんだと思います(笑)。
西山:狙ってないですよ! 狙って、1人で飛び込みやってるとかヤバいでしょ(笑)。
武内:西山宏太朗さんはやっぱり違うなと。天才です。そう感じたのは僕だけじゃないと思うので、他にもそう思った方はお便りください(笑)。
駒田:お辞儀ひとつとっても、ちゃんと押さえておこうというメンタルを感じますよね。
斉藤:人を笑顔にするために生まれてきたんだと思います。
映像が全てを物語っているので、本当に西山さんに注目してほしいですね。
西山:(笑)。僕は見ていただいて全然大丈夫ですよ!
次回公演のシチュエーションは……?
――これは映像で確認するしかないですね。そんな朗読劇の次回公演も秋に予定されているということで、「こんなシチュエーションでやってみたい」など、今後挑戦してみたいことなどがあれば、お聞かせください。
羽多野:秋はいろいろできそうだね。
武内:読書の秋もあるし。秋といえば芸術、芸術といえば歌とか……。
斉藤:また、1回目の公演みたいにゆるキャラを作るとか? そのときは魔物を生み出してしまったけど。
西山:あとは、食べ物ですかね。おにぎり、ローストビーフときているので、秋の味覚ならフルーツとかどうですか?
駒田:いいね、あとは石焼き芋とか。石焼き芋の歌を玄田(哲章)さんとか、81プロデュースの大先輩に歌ってもらって、「屋台の前を素通りできない!」みたいな。
――それはすごい朗読劇になりそうですね(笑)。
西山:最初に作品のコンセプトとして聞いたのは、「とにかく明るく、楽しくを追及していく」と。どんな時に見ても、癒されるようなところをやっていくのが『おみくじ四兄弟』の味なんだろうなと感じているので、引き続き楽しくやれたらいいなと思います。
羽多野:そうだね。
武内:あ、もう四兄弟増やしますか?
斉藤:ダイヤ、スペードとか、トランプをモチーフにした四兄弟はどう?
羽多野:アメリカから来て、長男は玄田哲章さん。
斉藤:面白そう。「YOUたち、おみくじブラザーズというわりにあんまりおみくじ引いてないじゃないか。HAHA」みたいな。
一同:(笑)。