『とある科学の超電磁砲T』豊崎愛生さん(初春飾利 役)が作品に対する愛を語る｜《大覇星祭編》完結記念 声優インタビュー第3回

2020年1月から放送中の『とある科学の超電磁砲＜レールガン＞』シリーズ第3期にあたる、TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』。アニメイトタイムズでは、本作に登場するキャラクターたちを演じた声優陣に、第3期前半の《大覇星祭編》をたっぷりと振り返ってもらうメールインタビュー連載を実施中です。

第3回に登場するのは、情報処理能力に優れ、サポート役としてめちゃくちゃ頼りになる初春飾利を演じる豊崎愛生さん。初春も第3話では、佐天によるスカートめくりを見事に打ち破っていた(いつでも競技に出られるようにしていたため)。もちろんそれだけではなく、《大覇星祭編》でも、やっぱり彼女は大活躍だった。

初春に対する想い、『超電磁砲』に対する想いをたっぷり語ってくれました。

食蜂操祈は御坂美琴とは正反対のヒロイン

――あらためて『とある科学の超電磁砲T』が始動すると聞いたときは、どんな気持ちでした？

豊崎愛生(以下、豊崎)：私にとっても大切な作品の一つだったので、本当に嬉しかったです。新作制作決定のPVをみたとき、いよいよかと身が引き締まるような思いでした。とあるシリーズをずっと応援してくださっているみなさまのおかげです。また大好きなキャストのみなさんと共に、大好きな初春を演じることができることに感謝の気持ちを持ちつつ、良いお芝居ができるように、気合いを入れて臨みました。

――『超電磁砲』チームの4人(御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子)は、どんな存在でしょう？

豊崎：かけがえのない大切な存在です。作中の４人には絆という言葉がぴったりだと思います。私自身プライベートでも、美琴役の利奈さん、黒子役の里美さんにはいろいろなことを相談させてもらったり、ごはんをごちそうになったり、昔から頼りになる大好きなお姉さま的存在のように思って慕っています。

同い年のかな恵ちゃんとはデビューのときから共演も多く、いろんなことを話せるお友達でもあります。このチームに出会えたご縁に感謝しつつ、引き続きレールガンらしさを大切にしていきたいです。

――実際にアフレコでいつものメンバーやスタッフが集まったときは、どんな気持ちでしたか？

豊崎：昔からキャストもスタッフチームもとても仲良しな現場で、アフレコは毎回とても賑やかです。本番前のテストではいつも笑いが絶えないし、衝撃的な展開の話数では、毎回みんなで一緒にショックを受けています(笑)。

レールガンとしてみんなそろってのアフレコは久しぶりだったのですが、みなさんの声とお芝居を耳にした瞬間、すぐに世界観に戻ってこられたような感じでした。収録後は、お姉様方と一緒にごはんに行ったり、開催中のイベントをみんなで見に行ったり、毎週とても楽しい時間を過ごさせてもらってました。

――《大覇星祭編》では、もうひとりの主人公というポジションで、浅倉杏美さん演じる食蜂操祈が登場しました。どんな印象を持っていましたか？

豊崎：お話が進んでいき、彼女なりの正義を知っていくうちに、食峰さん目線で物語を追うようになっていきました。いつも強気で冷静な食峰さんですが、実はいろんなギャップがあって、そんな可愛さを杏美ちゃんがとっても魅力的に演じてくれてさらに大好きなキャラクターになりました。美琴とは考え方や体力的にも、いろんな部分で正反対のヒロインだと思います。

――Blu-ray&DVD『とある科学の超電磁砲T Vol.1』が発売中ですが、収録されている第１～３話(「超能力者」「大覇星祭」「バルーンハンター」)までで、印象的なシーンを教えてください。

豊崎：１話でレールガンを放つお決まりのシーンでは、きたあああああ！と叫んでしまいました(笑)。ついに美琴が帰ってきたという感じがして嬉しかったです。

《大覇星祭編》では、婚后さんも大活躍します。美琴を前にして頬を赤らめるところとか、可愛さ爆発でした。美琴と妹ちゃんとのやりとりもとても心温まるシーンで、これまでのシリーズの展開を経て観ると、さらに胸が熱くなると思います。