『とある科学の超電磁砲T』寿美菜子さん、演じる婚后光子の人柄に深みが増して、より好きに｜《大覇星祭編》完結記念声優インタビュー第7回

2020年1月から放送中の『とある科学の超電磁砲＜レールガン＞』シリーズ第3期にあたる、TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』。魅力的で個性的なキャラクターたちが登場し、さまざまな戦いが繰り広げられた《大覇星祭編》も第15話の放送で、ひとつの完結を迎えました。アニメイトタイムズでは、そのキャラクターを演じた声優陣に、《大覇星祭編》をたっぷりと振り返ってもらうメールインタビュー連載を実施中です。

連載第7回は、《大覇星祭編》で大好きになった人も多いでしょう！　婚后光子を演じた寿美菜子さんが登場！　第5～6話で御坂美琴のために動いたところもそうだが、第14話で想いが溢れてしまうシーンも感動的だった。まだ見てない人は是非！

寿美菜子が考える『とある科学の超電磁砲』の魅力

――『とある科学の超電磁砲T』が始動すると聞いたときの思いをお聞かせください。

寿美菜子さん(以下、寿)：すごく嬉しかったです！　またあのキャラクターたちに会えると思うとワクワクしました！　私はあのメイン4人のキャラクターのバランスが本当に好きで、光子と一緒で憧れていたのかもしれません。アフレコ現場もいつも明るく楽しい現場だったので、再び素敵な役者の皆さまとご一緒できることが楽しみでした。

――寿さんが思う『とある科学の超電磁砲』の魅力というと？

寿：単語で挙げると、“安定”、“新鮮”、“バラエティ”、“柔軟”のイメージです。

先輩たちのお芝居は、初めて『超電磁砲』に参加させてもらったときから、良い意味で安定していて前を走ってくださり、その背中を追いかけるように新たな鮮度を持ったキャラクターたちが、バラエティ豊かに作品を彩っています。

表現を自由に、役者にも委ねて、信頼して作品を作ってくださるスタッフさんの柔軟さが、より作品を輝かせてくれている気がします。そこが今作の魅力だと思いました。

――今回、あらためて感じたキャラクターの魅力を教えてください。

寿：私が演じる婚后光子は、見た目や言葉遣いからもお嬢様感が滲み出ていて、強がりな部分が少しありますが、実は内心ではいろいろ悩んだり繊細な女の子です。彼女の勢いは、その繊細を隠すものでもありつつ、本人のセンスでもあって魅力的です。人に対する思いやりや憧れを素直に表に出せるようになってきて、彼女の人柄に深みが増して、より好きになりました。