石原夏織1stライブツアーBD&DVDインタビュー|みんなに会いに行った初ツアーを本人が振り返る!
2020年1月〜2月にかけて大阪、愛知、東京と3ヶ所巡り大成功を収めた声優・石原夏織さんの1st LIVE TOUR「Face to FACE」。その模様を収録したBlu-ray&DVDが6月17日に発売されます。
今回のBlu-ray&DVDには、2月24日に中野サンプラザで開催された東京公演のステージを全曲収録。さらに、映像特典として大阪公演と愛知公演で上映されたShort Movieや、ライブの舞台裏を撮影したMaking of Face to FACEも収録されています。
アニメイトタイムズでは、発売を間近に控えた石原さんにインタビュー。初のライブツアーを振り返りつつ、映像としての見どころ、今の率直な気持ちなどたっぷり語っていただきました。
みんなの顔を見た瞬間ホッとしました
――最近はステイホームで家にいることが多かったと思います。家ではどんなことをしていましたか?
石原夏織さん(以下、石原):ゴロゴロしていました(笑)。ずっと家にいるのが最初は苦しかったんですけど、慣れてきたら外に出るのが大変だな〜って。
――SNSやブログでは、犬と遊んでいる姿も見せていますね。
石原:犬と遊んだり、あとはHuluとかU-NEXTとかでドラマやオーディション番組を見たりしていました。特にオーディション番組が大好きで、最近は『Nizi Project』をずっと見ています。
――ということは、運動はあまりしていない感じですか?
石原:……はい。ライブツアーの時は頑張っていたんですけど、1ヶ月半ぐらい何もしなかったら体がガチゴチになってしまって。今はコンビニに行くとすごく疲れます(笑)。
――あれだけダンスができる人ですし、家の中でオススメの運動法があれば聞こうと思ったのですが……。
石原:腹筋とか開脚とかストレッチとか、そういうのはしていますよ。オススメかはちょっとわからないですけど、肩甲骨を回すのがいいと思います!
――そんな情勢ではありますが、だからこそ今回のライブツアーや4thシングルのタイトル「Face to FACE」(シングルの表記は「Face to Face」)に込めた思いが心に染みますね。
石原:そうですね。こういう情勢になってなおさらみんなに「会いたい!」って思いが強くなりました。
今回のライブツアーは“ファンの皆さんに会いにいく”目的でこのタイトルをつけて、大阪・愛知・東京と行かせてもらったのですが、会えるのはすごく素敵なことだし簡単に思えて簡単じゃないんだなって。
日々を感謝しなきゃなって強く思うようになりました。
――リリースされる6月もまだまだ家で過ごす時間が多いと思いますので、このBlu-ray&DVDは最適だと思います。映像は事前に拝見させていただいたのですが、表情がめちゃめちゃ嬉しそうだったのがすごく印象的でした。
石原:そうなんですよ。自分でもびっくりするぐらい、すごく楽しかったです。映像で自分の姿やファンの皆さんの姿、ダンサーさんの姿を見たら、叶えたかった“会って一緒に楽しむ”ということが、ちゃんとできたんだなってすごく感じられました。
――そのほかにも映像では当日気づかなかった発見もあったと思いますが、ご自身からみた見どころを挙げるとすれば?
石原:全曲そうなんですけど、例えば「Singularity Point」は、私はVJを全然見れていないんです。
だから、スタッフさんが公演後に「VJと夏織ちゃんの動きがすごくシンクロしててカッコよかった!」と言っていても、どんな感じなのかわからなかったんです(笑)。
それが映像になったからこそ、連動していて本当にすごかったことを私も知ることができました。当日は盛り上がりすぎて全体が見られなかった方にも、改めて見てもらえると思います。
――それも含め、東京公演を中心にライブを振り返っていきたいと思います。まず、ステージに登場して会場や観客の雰囲気を感じた時はどうでしたか?
石原:ステージに立って客席を見た時、皆さんすごくいい笑顔をしていたんです。その顔を見て、すごくホッとしました。今日のライブもいいものになりそうだと感じました。
――完成度の高さは、きっとそのリラックス感も良かったのですね。そして、最初のMCでは中野サンプラザに特別な思いがあったと語っていました。
石原:そうなんです。事務所に入った頃にハロプロさんが中野サンプラザで公演されていて、こういう大きなホールのステージ、キラキラしたセットの中で歌うことにすごく憧れました。
でも、当時の自分はまだデビューもしていない状態だから、そこにたどり着けるような技術も実力もないし、夢のまた夢みたいな感じだったんです。
デビューしてからも作品のイベントで1回立ったことがあっただけでしたので、今回ついに(個人のライブとして)立てたのが本当に嬉しかったです。こういう景色だったんだって。
ひとつずつみんなと楽しく進んでいけば、いつか立てるんだと感じた中野サンプラザでした。やっとここまで来たという感じもありましたし、ここにとどまらずもっともっと進んでいきたいと思いました。
――4thシングルの曲は個人のライブでは初披露となったわけですが、4曲目に披露した「ポペラ・ホリカ」は前回のインタビューで「ライブでハジける曲」と話していました。実際に歌ってみてどうでしたか?
石原:「ポペラ・ホリカ」はCD発売した時も皆さんに愛してもらえた曲だったんですけど、ライブでは熱量が格段にパワーアップしていました。イントロが流れた瞬間に、悲鳴にも似た歓声が聞こえてきて、自然と笑みがでちゃったんです。
曲自体もテンションが上がるし、振り付けでも上がるし、何よりもファンの皆さんが見たことないぐらいに(一緒になって)体を揺らしているのを見て、やっぱりこの曲を作って正解だったなと思いました。想像以上のライブ映え具合でした。
▲石原夏織4thシングル「Face to Face」インタビュー