『とある科学の超電磁砲T』南條愛乃さんが泡浮万彬、そしてfripSideとして『超電磁砲』を語る |《大覇星祭編》完結記念 声優インタビュー第9回
2020年1月から放送中の『とある科学の超電磁砲<レールガン>』シリーズ第3期にあたる、TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』。魅力的で個性的なキャラクターたちが登場し、さまざまな戦いが繰り広げられた《大覇星祭編》も第15話の放送で、ひとつの完結を迎えました。アニメイトタイムズでは、そのキャラクターを演じた声優陣に、《大覇星祭編》をたっぷりと振り返ってもらうメールインタビュー連載を実施中です。
連載第9回は、泡浮万彬を演じる南條愛乃さん。今回はfripSideとして、「only my railgun」から作品に携わっている彼女だからこその貴重な話が聞けた。
友達思いなシーンもあって、ますます好きになりました
――『とある科学の超電磁砲T』が始動すると聞いたときの思いをお聞かせください。
南條愛乃さん(以下、南條):また美琴たちに会えるんだと滾(たぎ)りました! 私の中では2~3年ぶりくらいの体感だったので、実際は7年ぶりということにも驚きました。
――南條さんが思う『とある科学の超電磁砲』の魅力とは?
南條:友情だったり、人との繋がり、絆ですね。あとは正義を信じていいところと、熱いバトル! そして黒子を演じる新井さん!! だいすきなんです(笑)。
――アフレコで『超電磁砲』のいつものメンバーやスタッフが集まったときは、どんな気持ちでしたか?
南條:嬉しい気持ちと、なんだか照れ臭い気持ちがありました。他の現場でも会ってるのに、みんな揃って顔を合わせるせいなのか、『超電磁砲』の持つ空気感なのか、7年前の現場の景色なども思い出されて、同窓会のような気持ちになっていました。
――今回、あらためて感じた泡浮万彬の魅力を教えてください。
南條:喧嘩したことがない、とか、本当に温厚で育ちのいいお嬢様なんだな、と思いました。
けど、今期ではそんな泡浮(と湾内)が婚后さんのために怒りを露わにする。友達思いなシーンもあって、ますます好きになりました。
――そのシーン(第5~6話)をアニメで見た感想はいかがでした?
南條:熱かったですね! アニメを通して泡浮と湾内がこんなにバトルで活躍するのは初めてだったので、OAでは二人を応援するような気持ちで見入ってしまいました。
――そのほか、《大覇星祭編》で印象的なシーンはありましたか?
南條:第1話の冒頭、美琴の鼻歌から始まるんですが、アフレコのテストテイクで利奈さんが「only my railgun」を歌ってくださったんです。
本番は違うメロディの鼻歌でしたが、美琴の「omr」の鼻歌なんて貴重すぎて静かに一人で興奮していました(笑)。